2022.02.04

新卒就活生必見!気になるIT業界の求人倍率の現状と推移を解説

就活では、求人倍率を調べることも業界・企業研究に含まれると言ってもよいでしょう。求人倍率は社会情勢によって大きく変化が出ます。また、業界や企業ごとに求人倍率は異なるものです。それでは、現在注目されている業界の一つIT業界の求人倍率はどの程度なのでしょうか?今回は、そもそも求人倍率とは何か、IT業界の求人倍率におけるこれまで・現状・今後について解説していきますので、IT業界志望の新卒就活生必見です!

 

 

 

 

 

 

 

就活を始める前からも新聞やニュースで見聞きすることがある"求人倍率"という言葉ですが、しっかりと意味を理解して言葉で説明できる新卒就活生は決して多くないかと思います。

 

そこで、まずは求人倍率という言葉の意味について正しく理解しましょう。

 

 

そもそも求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示す経済指標のひとつです。

求人倍率には有効求人倍率と呼ばれる指標があり、有効求人倍率とは企業からの有効求人数からハローワークに登録している有効求職者数を割った指標のことを指します。

有効求人倍率の計算方法を簡単に表すと「有効求人件数/有効求職者数」となります。

例えば、求人件数が15件に対して求職者10人ですと、有効求人倍率は1.5倍となります。

有効求人倍率が「1」を超え、数値が大きいほど求職者にとって就職しやすくなりますが、反対に有効求人倍率が「1」より下で、数値が小さいほど就職しにくい状況にあたります。

 

 

有効求人倍率の動向は、景気が良好であれば企業の求人件数が多くなり、有効求人倍率は上がります。反対に、景気が悪化していると企業の求人件数が少なくなり、有効求人倍率は下がるため、景気に左右されやすいと言えます。

また、ハローワークのみの求人件数・求職者数をもとにしているので、民間の就職情報サイトなどの求人は含まれず、正規と非正規の区別がないため求人の雇用形態において全ての求人が含まれます。

 

有効求人倍率はハローワークをもとに算出していることをお伝えしましたが、ハローワークは多くの地域に設置されているため地域や職種などによって有効求人倍率が異なります。

 

では次に、IT業界における求人倍率の推移について触れていきます。

 

 

 

 

 

お伝えしたとおり、求人倍率は業界や企業によっても社会情勢の影響を受けながら大きく異なるものです。

 

ここでは、IT業界や他業界における求人倍率の推移について解説をします。

 

 

ITエンジニアの有効求人倍率のデータは以下になります。

2013年:1.64倍

2014年:1.95倍

2015年:2.16倍

2016年:2.43倍

2017年:2.58倍

2018年:2.61倍

2019年:2.47倍

 

参照:https://www.mhlw.go.jp/content/11602000/000707924.pdf(厚生労働省より)

 

ITエンジニアの求人倍率は右肩上がりに上昇しており、IT業界の人材不足や需要が図られます。

2020年11月の有効求人倍率は1.27と一気に下がりました。

 

 

リクルートワークス研究所が公開した第38回ワークス大卒求人倍率調査(2022年卒) を参考(https://www.works-i.com/research/works-report/item/210427_kyujin.pdf)に業界全体を見てみると、流通業と建設業は2018年から2020年にかけて大きく膨らんでいたことがわかります。

製造業、流通業、金融業、サービス業・情報業の求人倍率に大きな変化は見られません。

 

ちなみに、IT業界の転職における有効求人倍率は約5倍となっています。

 

では次に、IT業界における求人倍率の現状と今後について解説していきます。

 

 

=『IT業界』に関連する記事=

IT業界が抱える課題と人手不足について

 

 

 

 

 

 

IT業界における求人倍率のこれまでの推移を確認したところで、現状のIT業界の求人倍率はどうなっているのでしょうか。

また、IT業界における今後の求人倍率の推移はどうなっていくと考えられるか解説しますので、IT業界を志望する新卒就活生は必ず把握しておきましょう!

 

 

typeのレポート(https://topics.type.jp/type-engineer/engineer-job-market-trend/2021-08/#A1)を見ると、ITエンジニアの新規有効求人倍率は2019年12月で4.7倍とピークに達しましたが、2020年4月には2.4倍まで下がりました。

新型コロナウイルスの影響による失業者の増加や、企業の経営難が原因と考えられます。

しかし、現在はIT業界における求人倍率は徐々に上がっています。

 

 

上記で記載したtypeのレポートによると、直近のITエンジニア新規有効求人倍率は徐々に上がってきており、新型コロナウイルスが収束し景気が元に戻ることで、ITエンジニアの有効求人倍率はさらに増加していくでしょう。

また、新卒就活生の内定スケジュールが早まっていることや、説明会や企業選考のオンライン化により積極的な求人活動が行われていることから、新卒就活生にとって応募しやすいこともIT業界の有効求人倍率増加につながります。

 

ITエンジニアとしてお伝えしましたが、ITエンジニアの有効求人倍率の変動により、IT業界全体に反映されていきます。

 

 

 

今回は、求人倍率の概要やIT業界の求人倍率におけるこれまで・現状・今後について解説しました。

『求人倍率はよく聞くけど有効求人倍率は聞いたことがない』という新卒就活生も多いのではないでしょうか。

求人倍率とは、求職者1人あたり何件の求人があるかを示す経済指標のひとつであり、有効求人倍率とは企業からの有効求人数からハローワークに登録している有効求職者数を割った指標であることがわかりましたね。

ITエンジニアの新規有効求人倍率とIT業界の求人倍率はほぼ同じような数値を示しているため、ITエンジニアのITエンジニアの新規有効求人倍率はIT業界の求人倍率に非常に大きく影響しています。