新卒就活はエントリーに溺れがち?エントリーで失敗しないための方法
就活が解禁され、自己分析や業界研究を終えた就活生の皆さんが次に行うことは、企業へのエントリーですね。志望する業界や企業が絞れている方もいれば、まだ漠然としていて、どの企業に、どのくらいの数のエントリーをすべきか、悩む方もいるでしょう。中には、「下手な鉄砲も数撃ちゃ当たる」的な考えで、むやみやたらとたくさんの企業にエントリーしている方もいるかもしれません。しかしながら、エントリーする企業が多すぎると、自分の思い通りの就活ができなくなる恐れがあります。今回は、就活においてエントリーで失敗しないための方法をご紹介します。
新卒就活でエントリーに溺れてしまう理由
就活の際、エントリー数が多すぎるとどのようなデメリットがあるのでしょうか。
スケジュールの管理が難しい
たくさんの企業にエントリーをすれば、同時に就活を行う企業の数が増えることになります。手帳やスケジュール管理アプリを活用して、徹底してスケジュール管理をしていなければ、予定が抜けたり漏れたりすることが増えてきます。一社ずつ選考スケジュールを管理しなければなりませんので、応募した企業の分だけ手間がかかります。
また、選考日程が複数社重複してしまうこともあります。選考が重複すると、日程調整で手いっぱいになってしまうことも考えられます。
企業研究の時間が少なくなる
企業にエントリーした数の分に応じて、企業研究できる一社あたりの時間が当然少なくなります。企業研究にあてた時間は、選考の通過率にも大きく影響します。企業研究の時間が短ければ、面接時に掘り下げた質問に対応できないことが多くなり、志望動機も当たり障りのない内容を語ることになりかねません。採用担当者の印象に残るような回答をすることは、難しくなってくるでしょう。
以上のように、エントリー数の多さに比例して内定獲得率が高くなるわけではありません。
むしろ、マイナス要素となる可能性があるので、注意が必要です。
=『エントリ―』に関連する記事=
何社ぐらいエントリーするの?新卒就活のエントリーの適値は?|新卒
エントリ―は少なすぎてもダメ?
エントリー数が多すぎることで上記のようなデメリットが生じる可能性がありますが、エントリーする企業数は少ない方がいいのでしょうか。
エントリーした企業が少なかった場合、企業研究を十分にできますし、志望意欲は高まっていますので、企業に熱意が伝わりやすいというメリットがあります。しかし、一概に、エントリー数が少ない方がいいとは言い切れません。
エントリーした全ての企業選考に落ちてしまうと、替えが効かない恐れがあります。また、選考後、ミスマッチかもしれない、あるいは別の業界にも魅力がある、といったことに気付いたときに、再スタートをきることがなかなか困難になってしまいます。
選択肢を狭めてしまうことも、リスクが高いのです。
=『エントリ―』に関連する記事=
先輩就活生はいくつエントリーした?就活生の正しいエントリー方法
エントリーで失敗しないための方法とは
最後に、エントリーで失敗しないための方法をご紹介します。
プレエントリーを活用する
興味のある企業があり、応募しようか迷うようでしたら、プレエントリーすることをお勧めします。本エントリーとは異なり、個人情報や簡単な質問項目に答えるだけで、企業の詳細な情報を入手することができます。企業から送られた情報の中には説明会や選考に関するスケジュールも記載されていることが多いので、エントリーする企業を絞る基準になります。プレエントリーの時点で絞りすぎないことが重要です。
複数の企業を比較する
プレエントリーして得た企業の情報を吟味して、自分の就活の軸や採用スケジュールと照らし合わせましょう。エントリーシートを提出する企業の絞り込みをします。先に述べたように、興味のある企業へプレエントリーを行うのが20社程度、実際にエントリーする企業が10社程度ということは、先輩就活生の皆さんは、企業の詳しい情報や選考日などを比較し、半数程度に絞っていることが分かります。
また、数にこだわりすぎず、自分の力量に合わせた数だけエントリーすることがポイントです。
スケジュール管理を徹底する
企業へエントリーするには、エントリーシートの提出が必要です。提出のタイミングを逃さないように、締切日は一社ごとにしっかりと確認しましょう。
クオリティの高いエントリーシートを作成するには、自己分析や企業・業界研究を念入りに行うことが必要です。作成には思っている以上に時間がかかります。提出日から逆算して、自己分析や企業研究をおこないましょう。
エントリーシートの提出期限は、エントリー前に最低限チェックすべき項目です。
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就活のエントリーはいつまでに?エントリーに遅れない計画をしよう!
まとめ
就活における、エントリー数やエントリーで失敗しないための方法についてご紹介しました。
就活の最終目標は、内定を獲得することですから、周りに流されすぎず、エントリーは自分に合った数の企業へ行うことが大切です。
効率よく就活を進めるために、公私ともに綿密なスケジュール管理を行い、エントリーするようにしましょう!