2021.08.04

本命だけは危険?新卒就活生はすべり止め企業の選考にもエントリー!

新卒就活生のみなさん、応募する企業は1社のみ…なんてことはないですか?就活ではすべり止め企業を選んでおく必要があります。今回は、新卒就活生に向けてすべり止めの企業について触れていきます。すべり止め企業を用意しておくことの必要性や選び方、複数内定時の対応方法を解説していくのでぜひ参考にしてくださいね!

 

 

 

 

 

そもそもすべり止め企業とは、本命企業がうまくいかなかった時に行く企業のことです。

本命企業一つに絞って就活する場合と本命の企業以外にすべり止め企業を用意して就活する場合でどのような違いがあるかを解説していきます。

 

 

第一志望の企業に入社できる人は限られているため、必ずしも内定をもらえるわけではありません。本命企業一つに絞った就活は、「失敗は許されない」など緊張や焦りが出てしまうかもしれません。仮に、第一志望がうまくいかなかった場合、卒業するまでの間に再び就活することもできますが、そのときには既に多くの企業が採用活動を終了し、選択肢が狭くなってしまうのです。

 

 

すべり止め企業を用意しておくことで、本命企業がうまくいかなかった時はもちろん、心の余裕も生まれます。

気負いしすぎず実力が出しやすくなり、結果的に本命企業の内定をもらえる可能性を高めることができます。

 

すべり止め企業を用意しておくことの重要性を把握したところで、すべり止め企業はどのように選べばよいのかわからない就活生もいるかもしれません。

 

そこで次は、すべり止め企業の選び方について解説していきます!

 

=合わせて読みたい『すべり止め』に関連する記事=

就活の滑り止めで受ける企業ってどう選ぶ?滑り止めの企業選定方法とは

 

 

 

 

 

 

すべり止め企業と言っても、何社も用意していいのか、面接で「ほかに選考を受けていますか」と聞かれた場合にどう答えればよいのかなど、すべり止め企業の選ぶ基準や注意点を解説してきます!

 

 

本命企業とすべり止め企業を同じ業界に決めることで、業界研究を活かすことが出来ます。

全く異なる業界を志望先とすると、就活生自身の就活の軸がぶれてしまいます。

ただし、就職したいと思えるような企業であれば他業界でもOKです。

 

 

すべり止め企業は、本命企業よりも選考が早い時期に行われている企業を選ぶといいです。

本命企業の選考を受ける前に、滑り止め企業の選考を受けると、選考の練習や心の余裕につながります。

また、できるだけ大手企業などの倍率が高い企業や難易度が高い企業を避けて選ぶことで、内定をもらえる確率がアップします。

 

 

すべり止め企業だからと言って雑に選ばず、意欲を持てる企業を選びましょう。

仮に本命企業がうまくいかなかった場合、すべり止め企業に入社するかもしれないので、すべり止め企業も丁寧に選ぶことが大切です。

 

【すべり止め企業を選ぶ際の注意点】

 

・受ける企業の数は多すぎず、少なすぎず

多くの就活生はすべり止め企業として10~20社ほどエントリーしています。

すべり止め企業を受ける数が多すぎると、力が入らない、混乱してしまうなどの事態が起きてします。

反対に少なすぎると、内定をもらえる確率が難しくなってしまいます。

 

・「ほかに選考を受けていますか」→「第一志望群」

面接官に「ほかに選考を受けていますか」「第一志望ですか」などと聞かれたときは、「第一志望群」と答えましょう。たとえ第一志望でなくとも、「すべり止めです」などと答えてしまうと失礼にあたります。

「第一志望です」と嘘をつくのは良くないので第一志望群として伝えることが適切です。

 

自分の意思を尊重して、すべり止め企業を選ぶことが大切です。

しかし、複数の企業にエントリーしたことで複数内定が出てしまった場合はどうすればよいのか、次に解説しますのでぜひ参考にしてください。

 

=合わせて読みたい『すべり止め』に関連する記事=

公務員志望は必見!もしものための“保険の就活”とは|新卒

 

 

 

 

 

 

複数企業にエントリーすることで内定数も増える可能性や、反対に内定承諾後のリスクがあります。

そこで複数内定が出た時の内定承諾対応の方法について解説します。

 

 

複数企業の内定承諾を企業に知られると、その企業の内定取り消しのリスクがあります。また、最終的には1社のみに絞ることになるので、複数企業の内定承諾後は内定辞退を伝えなければならない企業が多く出てきます。

そのため、内定承諾後に辞退を伝えられた企業は、特にその連絡が遅くなるほど大変な迷惑を被ってしまうのです。

 

 

1社に絞り込めない、内定先企業全ての経営が不安定、スケジュールのタイミングなどから、複数企業の内定承諾をしなくてはならないケースもあります。ただし先程もお伝えしましたが、最終的には1社を決めることになるので、入社を決めた企業以外へ早めに辞退の旨を伝えましょう。

 

企業の都合や新型コロナウイルスによる影響などから、スケジュールのタイミングや連絡の遅れなどもあるかもしれません。しかし、特に本命企業に複数企業の内定承諾が知られてしまうことで、これまでの努力が台無しになってしまいます。

そのため、面接での言動やSNSへの書き込みなど、複数企業の内定承諾を知られることのないような言動を意識しましょう。

 

=合わせて読みたい『複数内定』に関連する記事=

就活で複数の内定が出た時のポイント3選!内定キープの秘訣をご紹介

 

 

 

 

すべり止め企業は、本命企業がうまくいかなかった時のためや、心の余裕につながり実力を発揮しやすいという就活での大切さがわかりましたね。今回ご紹介したすべり止め企業を選ぶ基準や注意点を把握し、スムーズな就活を進めていきましょう!当サイトでは就活における企業選びについて別記事で解説しておりますので、企業選びに悩んでいる就活生はぜひ参考にしてくださいね。