

就活生にオススメのやる気が出る映画5選|就活のモチベーションアップ
内定獲得のために懸命に就活をしている就活生。そして来年からの本格的な就活解禁に備えて、自己分析に業界・企業研究やインターンで知見を広げている最中の学生の皆さん。頑張るのも大事ですが、就活のやる気を維持するには適度な息抜きも欠かせませんよ!今回は、日々就活を必死に取り組んでいる皆さんのために、モチベーションを支えるオススメの映画を5選に分けて紹介していきましょう。
就活を成功させるには身も心も休ませるべき
本稿を読む多くの就活生が、自分の理想を叶えてくれる企業を見つけ入社するために、選考への準備や対策をしているかもしれませんが、就活を気持ちよく終わらせるには適度に自分の心身を癒してあげる必要があります。
学業やアルバイトと並行して、週5日のペース配分で就活に取り組んでいる人もいるかもしれません。
しかし、日常的に就活イベント会場や企業のもとに足を運び、セミナー講習や本選考を受け、家では就活での反省点を振り返って書類対策や面接の練習を重ねていくとなると、緊張状態が続いて不眠症や集中力の散漫を引き起こしてしまいます。
それがひどくなれば心の余裕を取り戻すことも難しくなり、最悪の場合は就活全体に辟易(へきえき)してしまって就活うつを発症する恐れも……。
就活での休息は決して“逃げ”ではない
就活を無理なく行っていくには、周囲の意見や流れに惑わされず、自分のペース配分を見直して休日を設け、精神的肉体的なダメージを回復していくことが大切なのです。
週間のスケジューリングが詰め込みがちな人は週に2日程度は必ず自分が自由に使える時間をつくってあげて、睡眠をじっくり取りつつ好きなことに取り組めるようにしてくださいね。
就活はどうしても慣れないことや“やりたくないこと”が連続するだけでなく、新卒としての素養を相手にアピールするために“やりたいこと”も我慢しなければならないという風潮も流れがちですが、焦燥感やネガティブ思考を生み出さないためにも、ときおり自分を許し癒してあげる時間が求められますよ。
就活は先の見えないデスレースのように感じ、他の就活生に内定という名の余ったイスを奪われないために心や身体にムチを打ってしまいやすいですが、落ち着いて選考に挑むために休息の枠はきっちり取って自己管理に努めましょう!
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やる気が出るオススメの映画5選
ここでは、忙しい毎日を送る就活生のために、就活のモチベーションアップにつながるようなオススメの映画を5選に分けて紹介していきます。
本稿筆者の好み・独断と偏見にもとづく作品ばかりになってしまいましたが、観てみるだけでも、多忙な日々に揉まれて忘れていた「娯楽を楽しめる余裕」を取り戻すことができるはずです。
ヒットマンズ・ボディーガード
動画配信サービス「Netflix」限定で公開されているアクションコメディー作品『ヒットマンズ・ボディーガード』。
本作では、要人警護におけるトリプルAクラスの実績と腕前を誇りながらも、過去の失敗によってすっかり落ちぶれてしまったボディーガードと、彼と因縁がありつつも戦争犯罪者の罪を証言するために召喚されたプロの殺し屋2人が織りなす、守り守られなドタバタアクションが特徴的です。
過去の栄光にすがりつつも完璧に仕事を全うするボディーガード役には、『デッドプール』で脚光を浴びたライアン・レイノルズ。そして不死身のようなしぶとさを持ちつつ殺し屋なのに危険から守られる立場に置かれた証言人役には名優サミュエル・L・ジャクソンが抜擢されているので、就活に疲れてシリアス・コミカルな雰囲気に浸りたいならば、この作品を視聴して日ごろ溜まっている鬱憤(うっぷん)を晴らしちゃいましょう。
ベイビー・ドライバー
こちらは新進気鋭の映画監督エドガー・ライトが手がけたアクション作品。幼少期の事故が原因で耳に障害(慢性的な耳鳴り)がありながらも、“悪魔的”なドライビング・テクニックを持つゲッタウェイ・ドライバー(逃がし屋)の青年が主人公です。
通称“ベイビー”と呼ばれる主人公(演:アンセル・エルゴート)は前述の通り、聴覚に障害があるのですが、お気に入りの音楽をイヤホン越しで聴いているときは症状が抑えられるだけでなく、どんな車両でも手足のように自由自在・縦横無尽に操る圧倒的なドライバースキルを発揮します。
逃がし屋として活躍し、強盗などの悪党の逃亡に加担するアングラな立場であっても、音楽を聴いているときや意中の相手と接するときは年相応の可愛い・かっこいい姿を画面越しから披露してくれるため、アクションも楽しめるだけでなくギャップ萌えによる胸キュンも狙えちゃうかも?
また、彼の“働き方”を参考にして、「もうひと踏ん張りしたい」「勝負に勝ちたい」という場面の前に聴く、自分にとってのお気に入りの楽曲を探してみるのもオススメですよ。
ウルフ・オブ・ウォールストリート
ふとしたことをきっかけに大金が動いてしまうデンジャラスでロマンのある金融業界が舞台のコメディー映画です。監督を務めたのは『タクシードライバー』『グッドフェローズ』などの映画を手がけてきた御年77歳のマーティン・スコセッシ。マンハッタンにあるアメリカの金融街「ウォール街」を舞台に、若干22歳で学歴も経験も人脈も一切ないまま金融業界に飛び込んだ証券マン、ジョーダン・ベルフォート(演:レオナルド・ディカプリオ)の半生を描いた作品となっています。
実在する人物の生きざまをモチーフにした本作は、割とセンシティブな描写が続出するために、正直観る人を選ぶ作風だといえるでしょう。しかし、証券マンとして何のアドバンテージも持たない男が“食うか食われるか”の世界に飛び込み、社会の厳しさや失敗を味わいながらも、独自のアイディア性と行動量、そしてブレーキ知らずの無謀さをもって徐々に成り上がっていく姿は圧巻。
就業経験はないけれど、働くことへの意欲や将来への期待を胸に秘めている上昇志向強めな人には、グッと刺さる内容ではないでしょうか?
プラダを着た悪魔
2006年に公開し、国内外多くのキャリアウーマンたちの心を鷲づかみにした『プラダを着た悪魔』。
メリル・ストリープにアン・ハサウェイといった豪華キャストで送る本作は、ジャーナリストになるために田舎からNYに飛び込んだ主人公アンディ(演:アン・ハサウェイ)が、まったく興味のない人気ファッション誌の編集アシスタントという立場に置かれ、ベテラン編集長であるミランダ(演:メリル・ストリープ)の悪辣で無理難題な要求や指導に耐えながらも一人前のキャリアを培っていくという、ラブロマンスありのサクセスストーリーが自慢です。
センスやホスピタリティ精神が求められるファッション業界は華やかなイメージが印象的ですが、それはあくまで「消費者としての目線」に過ぎなかったのだと本作を観るだけで実感できます。
仕事や恋に一生懸命でいたいけれど、現実はそう甘くない。新鮮な出来事に触れて経験値を高めて自分を高めていく喜びはあっても、考え方の違う上司や仕事の大変さの板挟みに苦しむことだってあるのだと、働くことで生まれるやりがいや厳しさをこちらでは教えてくれるのです。
千と千尋の神隠し
ご存じ、日本を代表するアニメーター宮崎駿が生み出したファンタジー・アニメーション作品。金曜ロードショーなどの民放映画枠でもたびたび放映されているので、観たことがないという人のほうが少ないのではないでしょうか?
ふとした出来事がきっかけとなり、「湯婆婆」と呼ばれる魔女が経営もとい支配する湯屋で働くことになった少女「千尋」が成長していく本作。最初は些細なことでビクビクうろたえる不安症で、自分だけで行動することも苦手だったにもかかわらず、湯屋で出会った仲間たちとの共同生活を通し、自分だけが人間ということで差別的な評価を受けながらも、ひたむきに努力して精神的に強くなっていく光景は、何度観てもやる気を奮起させてくれますね。
「ただのフィクションじゃん」と思うかもしれませんが、現実もそう大きく変わりません。
入社した企業で出会う先輩・同僚、さらにはクライアントが100%自分に寛容的とは限らず、性格や価値観の不一致で意見が衝突したり、本編の千尋が体験したような、こころない対応をされることだって往々にしてよくあります。
ですが、人間関係や仕事の大変さで心が傷ついてしまっても、そこで諦めてしまえば道は途絶えてしまうでしょう。
最初は誰でも上手くいくわけではありませんが、目先のことに必死になって取り組み、自分だけでなく周囲を巻き込んで行動をしていけば、結果は必ず後からついてきますし周りの見る目も大きく変わるはずです。
就活での研究や分析を通じて働くことへの恐れ・不安感が生まれてしまった人もいらっしゃるでしょうが、本作を今一度視聴してみて、ツラいという気持ちを跳ね飛ばす前向きな気持ちを感じ取ってみてはいかがでしょうか?
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まとめ
今回はいつもの記事と趣向を変えて、就活生にオススメの映画を紹介してまいりましたが、「一度観てみたいかも」と思える作品はあったでしょうか?
就活は進めていくごとに、心も体力も徐々に削られていく行事なため、自分を休ませるタイミングを見失ってバランスを崩してしまう人の姿も珍しくありません。
週に2日あるいは1日の休息をしっかり取って、たった2時間程度の映画タイムを設け、画面越しで繰り広げられる涙あり感動あり驚きありの世界観に意識をゆだねるのも、メンタルケアにつながるはずです。
就活でなかなか結果が出ないのは確かにツラいですが、映画を通してモチベーションの維持を行うのも、就活を成功に導くテクニックとして覚えておいてくださいね!