2021.05.31

就活生必見!魅力ある中小企業の探し方と企業選びのポイントをご紹介

就活生の中には就職したい企業に目星をつけやすい人もいれば、企業選びに悩んでしまう人もいるかと思います。 人生の大きな柱となる“仕事”なので、多くの人が悩むでしょう。 企業の中でも大半を占めている中小企業ですが、中小企業にも様々な企業が存在しています。 どんな企業に就きたいかは人それぞれ違うものですが、今回は企業選びに悩んでいる就活生向けに 魅力ある中小企業の探し方や企業選びのポイントを紹介するので参考にしてくださいね!

 

 

 

まず、中小企業について解説します。

中小企業の基準は中小企業基本法によって明確に定義されています。

中小企業基本法…中小企業庁が国や地方公共団体が中小企業に対して行う施策などをまとめた法律です。

 

中小企業の定義

製造業その他「資本金または出資の総額3億円以下、従業員(常時使用)300人以下」

卸売業「資本金または出資の総額1億円以下、従業員(常時使用)100人以下」

小売業「資本金または出資の総額5千万円以下、従業員(常時使用)50人以下」

サービス業「資本金または出資の総額5千万円以下、従業員(常時使用)100人以下」

企業はこの定義に当てはまるかどうかで企業規模が区別されます。

中小企業は、日本の企業421万社のうち99.7%を占めており、日本経済の大部分を支えています。

 

 

・一体感

中小企業における経営者と社員の一体感が育まれやすいです。

社長と交流する機会もあるので、自分の意見を直接社長の耳に入れることも可能です。

 

・柔軟な対応力

個人のニーズが多様化する現代社会の中で、個別のニーズにきめ細かく対応できるのも中小企業ならではの魅力です。

時代の変化や急な環境変化、新しいことへのチャレンジなども実施しやすいです。

 

=合わせて読みたい『企業の探し方』に関連する記事=

新卒就活生に知ってほしい後悔しない就活での企業選びのポイントとは?

 

 

 

 

数多くある中小企業の中で一つひとつの企業に目を向けてみると様々な企業形態があります。その中には働きやすい企業もあれば、働きにくい企業などもあるでしょう。

魅力の感じ方は人それぞれの感じ方一つで変わる部分ですが、ここでは魅力ある企業の探し方を紹介します。

 

 

「逆求人サイト」とは企業側からのスカウトが届く就活サービスです。

自身のプロフィールをしっかりと書き込んでおくことで、中小企業から声がかかるでしょう。

企業の情報もしっかり記載されているので確認しやすく、逆求人サイトに登録している企業は人材育成に力を入れている企業が多いのでおすすめです。

 

 

就活サイトには多くの企業の求人情報が掲載されています。中小企業だけではなく、大企業も数多く掲載されているのが特徴です。中小企業に特化した就活サイトもあります。

情報量も多く、競合他社同士の比較もしやすく、様々な角度から優良中小企業を分析できます。活用していきましょう!

 

 

「就活エージェントサービス」は、登録されている中小企業の中から、条件にマッチする企業を紹介するサービスです。就活エージェント(就活のプロフェッショナル)が内定まで手厚くサポートしてくれます。また、一般のサイトには掲載されていない非公開の企業情報を提供してくれる場合もあります。

 

 

実際に企業で働く(もしくは働いていた)社員が投稿する口コミサイトが多くあります。

☆の5段階表示されているわかりやすいサイトもあるので、一目瞭然ですね。

詳細の口コミが書かれているので、様々な観点からどんな企業なのか知ることができる一つの手段です。

ただし、全てを鵜呑みにはせず、参考程度にしておきましょう。

 

 

四季報から「優良中堅企業版」が出版されており、優良中小企業を探す際にとても参考になります。

四季報には、企業の業務内容や福利厚生、入社3年後離職率、有休取得年平均、平均年収など、さらに企業が出したい情報だけでなく、客観的なデータも掲載されているのでおすすめです。

 

 

キャリアセンターとは、学生の就職活動を支援するために大学に設置された機関で、“就職課”や“就職部“とも呼ばれます。

大学のキャリアセンターには、実績のある中小企業の情報が数多く集まっており、確認することができます。

また、中には先輩の就職先もあるので、OB・OG訪問も兼ねて調べられます。

さらに、キャリアセンターの求人では「この大学の学生を採用したい」と考えている企業もあるので、内定が出る確率が高い企業を見つけられるのも魅力です。

 

 

実際にその企業で働いている知人・友人に紹介してもらう方法もあります。

実際に働いている人からの情報はWebで調べるよりもとても有益です。

また中小企業の規模や方針によりますが、内定のハードルは下がる可能性があります。

デメリットとしては、内定辞退がしにくいといった面があります。

 

 

会社説明会やセミナー…採用担当者から話を直接聞くことや質問ができる

インターンシップ…実際に企業で働く就業体験ができる

OB・OG訪問…先輩から企業の話を直接聞くことや質問ができる

新卒応援ハローワーク…中小企業の求人情報や就活の相談などができる

 

魅力ある企業の探し方として8つ紹介しましたが、それぞれの探し方により中小企業の情報が若干異なる場合もあります。

また、情報を知らないだけで「こんなはずじゃなかった…」とならないためにも、次は後悔しない企業選びのポイントを紹介します!

 

=合わせて読みたい『企業の探し方』に関連する記事=

優良企業なんて存在しない?ホワイト企業の特徴と見つけ方をご紹介

 

 

 

 

冒頭でも触れましたが、仕事は人生において大きな柱となるものです。企業選びでは「後悔しないこと」がとても大切です。限られた時間の中で効率よく、後悔することのない企業選びができるようにポイントを紹介します。

 

 

企業研究を通して仕事内容を理解した時に、実際に自分がその企業で働いている姿を想像できるかイメージしてみましょう。また、イメージした時にやる気が湧いてくるかという点もポイントとなります。また、自分が望んでいる働き方、たとえば「休日数は少なくてもいいけど、残業はしたくない」、「残業はあってもいいから休日数は多い方がいい」など、色々あるかと思います。あなたが求める働き方がその企業で実現できるかという点に注目するのもポイントです。

 

 

一度就職したら長く働きたいというのは誰しもが思う気持ちです。現在の経営状態が不安定な企業には将来性を感じることはできませんよね。現在の経営状態と企業が今後どのように発展していくのかという点は企業選びで大きなポイントです。企業の将来性だけでなく、自分自身もどのように貢献していけそうか、キャリアビジョンを持てるか考えてみましょう。

 

 

早期離職の原因の一つに社内の「人間関係」が挙げられます。企業説明会やインターン参加で実際に企業の人から話を聞く中で担当者の対応の様子や職場の雰囲気を感じ取り、企業の雰囲気や社員同士の関係はどのような感じか掴むことも企業選びのポイントの一つです。

 

 

できるだけ給与が高い、残業が少ないなど、待遇面から企業選びすることもできます。もちろん、上記のような企業選びのポイントが欠けている中で待遇面や福利厚生だけを評価して選ぶことはおすすめできませんが、合わせて企業選びの際にチェックしたいポイントです。また、福利厚生が充実していると社員が働きやすい環境を整える姿勢を持つ企業という判断につなげることができますので、福利厚生の内容も企業選びの際にチェックするとよいでしょう。

 

=合わせて読みたい『企業の探し方』に関連する記事=

キラキラ中小企業って何を見て判断するの?

 

 

 

今回は、中小企業の魅力と探し方、企業選びのポイントについてお伝えしました。

中小企業の探し方は一つだけでなく、複数ありますので多くの魅力ある企業と出会うためにも、並行しながら色々な方法で探してみることをおすすめします。また、企業選びのポイントについては、就活生によって異なる部分ではありますが、今回お伝えした内容も参考にしていただきながら、後悔しない企業選びをしていきましょう。