IT業界志望の就活生がおさえておきたいプログラミングの基礎知識
コロナ禍でも求人数が多く、業績も好調なIT業界での就職を目指す就活生の方が増えています。IT業界では人材の確保が急務となっており、未経験の新卒者でも応募できる企業が多数あります。新卒でIT業界に興味のある就活生にとってはチャンスと言えるでしょう。チャンスを確実に活かすためにもITに関する基礎知識を身に着けて自信をもって就活に臨むことが大切です。そこで今回は、IT業界志望の就活生の方がおさえておきたいプログラミングの基礎知識をご紹介します！
おさえたいプログラミングの基礎知識
まずは、プログラミング全般における基礎知識について確認していきましょう。
基礎知識①：プログラミングとは？
「プログラミング」とは、一言でいうと、「プログラムを作成すること」です。
IT業界でいう「プログラム」とは、「コンピュータにさせたい内容を順番に書きだしたもの」であり、この理論的な思考は「プログラミング的思考」と呼ばれます。また、コンピュータは、人が使う日本語や英語などの自然語を理解できないため、プログラムは「プログラミング言語」を使って作成されます。
基礎知識②：プログラミング的思考
プログラミングを作成するには、物事を順序立てて実行させなければなりません。この「自分が意図する一連の活動を実現するために、どのような動きの組合せが必要であり、一つ一つの動きに対応した記号を、どのように組み合わせたらいいのか、記号の組合せをどのように改善していけば、より意図した活動に近づくのか、といったことを論理的に考えていく力」※がプログラミング的思考です。小学校でもプログラミング教育が必修化され、IT業界で就業する・しないに限らず、すべてのビジネスに求められている思考力です。
※文科省「小学校プログラミング教育の手引」より
（https://www.mext.go.jp/a_menu/shotou/zyouhou/detail/1403162.htm）
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プログラミング言語の基礎知識
プログラミング言語を学習してみようと検索すると、その種類の多さに驚くと思います。プログラミング言語は250種類もあるとも言われ、全ての言語を習得することは現実的ではありません。そのため、目的によって習得するプログラミング言語を選択する必要があります。
ここでは、プログラミング言語の基礎知識をご紹介します。
言語の基礎知識①：用途に合わせてプログラミング言語を選ぶ
目的・用途によって効率よくプログラムを開発するために、プログラミング言語は使い分けてられています。ですから、あなたが興味のある、あるいはやってみたいことに最適なプログラミング言語を見つけることが、プログラミング言語学習の第一歩と言えます。
言語の基礎知識②：人気のプログラミング言語3選
・Python
WebサービスやAI（人工知能）関連のビジネスなどでPythonが利用されており、非常に人気があ
ります。分かりやすい文法が特徴で、プログラミング教育や初心者向けのプログラミング言語とし
て多く使われています。
・Java
Googleが開発に用いているGoogle3大言語の一つで、日本でも昔から人気があります。大きな特
徴の一つは、どんな環境でも使える汎用性の高さです。
・PHP
Webサービスの開発に特化したプログラミング言語です。他のプログラミング言語と比較すると、
仕様や文法が簡単なため習得しやすく、プログラミング初心者向けの言語と言われています。
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プログラミングの基礎知識を身に着ける方法
最後に、ここまでお伝えしたようなプログラミングの基礎知識を身に着けるために、どのような方法があるのかご紹介します。
基礎知識の習得法①：独学
費用を抑えて学習したい方が、真っ先に考えるのが独学でしょう。書店には、たくさんの関連書籍があります。初心者向けの入門書も難易度別に数多く並べられています。
また、学習サイトも、無料・有料のもの、国内・海外サイトと数えきれないほどあります。YouTubeなどでも動画を視聴することができます。
基礎知識の習得法②：プログラミングスクールへの通学
確実にスキルを習得したい方は、プログラミングスクールへ通学することを検討されるでしょう。目的に合ったカリキュラムを選択でき、集団での一斉授業からマンツーマン指導まで、自分に合った学習スタイルで基礎知識の習得を進めることができます。講師のサポートがあるため挫折しにくく、同じ志をもった仲間ができるので、モチベーションを保ちやすいというメリットもあります。
基礎知識の習得法③：オンラインプログラミングスクール
時間的制約、他者との接触などが気になる方にぜひおすすめしたいのが、オンラインによるプログラミングスクールの活用です。通学と同じように、自分の希望・目標に一番適したカリキュラムを提案してくれるカウンセリングのサービスを受けながら、自宅などで基礎知識の学習をすることができます。
また、質問に回答してくれるサポートや就職支援のサービスを行っているプログラミングスクールが大半で、就職先の紹介や、採用試験を受けるためのサポートをしてくれるところもあります。
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まとめ
IT業界志望の就活生の方がおさえておきたいプログラミングの基礎知識をご紹介しました。
IT業界が売り手市場とはいえ、小学校でもプログラミング学習が必修化された今、プログラミングスキルを持つことが当たり前になる時代はそう遠くないのではないでしょうか。IT業界を志望しているのでしたら、プログラミング学習を少しでも早く始めて、スキルを習得することが得策だと思われます。
