2021.11.05

就活の二次面接準備|企業が見ているポイント&二次通過に向けた準備

就活における面接には一回のみの面接を行う企業もありますが、一次、二次、最終…と何度か面接を行う企業もあります。それぞれの面接ステップの中でも、二次面接はどのような目的で行われるのでしょうか。『二次面接ではどんなことを聞かれるの?』『二次面接までにどんなことを準備すればいいの?』今回は、そんな就活の二次面接における就活生の疑問を解決していきます。

 

 

 

 

 

 

冒頭でも触れたとおり、一回のみの面接ではなく一次、二次、最終と面接を実施する企業もあります。

その面接ステップの中でも、二次面接が実施される目的について解説していきます。

 

 

一次面接では、若手社員が面接官として面接を実施する場合が多く、基本的なマナーや適切な受け答えができるかどうかなど、多数の応募者を一定数まで絞り込むことが目的とされます。

それに対して二次面接では、一次面接よりも役職の高い社員が面接を実施することが多く、一次面接での質問よりも深く掘り下げた質問や一次面接と同じ質問をする場合もあります。

 

 

二次面接では、就活生の入社後について“自社で活躍できるかどうか”が見られるポイントになります。

そのため、入社後の目標はより具体性が必要になります。

また、書類や一次面接での矛盾がないかということから入社意欲を見られるため、一貫性のある回答をすることが重要です。

 

企業によっては、専門的なことやPCが使えるかなどを深く問われる場合もあります。

志望する企業の業務内容などを確認した上でどんな質問がされるかを考え、二次面接の準備をしておきましょう。

 

では次に、二次面接でよく聞かれる質問について紹介していきます!

 

=合わせて読みたい『面接』に関連する記事=

【就活の二次面接】面接官が変わる!? 一次面接との違いとは? |新卒

 

 

 

 

二次面接で採用担当者がする質問内容と質問に対する就活生の回答方法について解説します。

就活生が回答する際のポイントや注意点も一緒にご紹介しますので、必ず把握しておきましょう!

 

 

就活で必ず聞かれると言ってもいい質問として「学生時代に力を入れたことは何ですか」。

まずは簡潔に結論を述べた後、エピソード→入社後にそのことを活かした内容→どのように活かしたいと考えているかを伝えましょう。

エピソードには、部活動やボランティア、アルバイトなどで力を入れたことのエピソードを具体化し、エピソードにより得たことや学んだこと、入社後の目標を伝えることがポイントです。この質問では、入社後に活躍してくれるかどうかや人柄や価値観を確認することができます。

 

 

「あなたの長所と短所を教えてください」と聞かれた場合、それぞれ、結論→エピソード→活かせることや改善策を伝えましょう。

エピソードは今までの経験を具体化し、長所で企業に活かせること・短所で原因を突き止め改善に努めている点を伝えることがポイントです。

企業側は、就活生の長所と短所を知りたいのではなく、就活生自身が自分のことを理解しており、長所を活かすことや短所との向き合い方を把握できているかどうかを知るためにこの質問がされます。

そのため、具体性のない内容や短所の改善策が見られないような内容は、好印象につながることは難しいので注意しましょう。

 

 

「将来の目標や夢はありますか」と聞かれた場合、結論→エピソード→具体的な将来像を伝えましょう。

エピソードや最後に将来像を述べる際、数字を盛り込むことがポイントです。

具体的な将来像をイメージできていることで、計画性や入社意欲が感じられます。

 

企業側からの質問に対する就活生の回答方法として、結論→エピソード→今後について の流れが共通して見られますね。

エピソードや今後については、具体性が必要であることも共通しています。

このような共通点を把握しておくことで、面接の対策がスムーズになります。

 

「最後に質問はありますか」という逆質問では、調べればわかることや採用担当者が答えにくいような質問は避け、入社意欲を感じられるような逆質問内容を用意しておきましょう!

では実際に、志望する企業の選考が進むにつれ、就活生はどんなことを準備しておくべきでしょうか。

 

=合わせて読みたい『面接』に関連する記事=

就活面接の事前対策|面接で聞かれることと事前にできる準備とは?

 

 

 

 

一次面接後、企業から一次面接通過のお知らせと二次面接の案内メールが来てから、就活生が二次面接までにしておくべきことはどんなことでしょうか。

ここでは、二次面接の前に就活生ができる準備についてご紹介します!

 

 

自身が提出した書類や一次面接の振り返りをしましょう。

一次面接で質問された内容と自身が答えた内容を書き出して、“受け答えがきちんとできているか”、“ふさわしい回答かどうか”を確認しましょう。

また、提出した書類と面接で一貫性のある回答ができているかの確認も必要です。

 

 

同じ質問や深掘りした質問をされても、きちんと答えられるようにしましょう。

二次面接では、一次面接で質問された内容と同じ質問内容である場合が多いです。

そのため、一次面接の時と同じ質問をされても、まったく同じ回答にするのではなく、一貫性を持たせながらも少しプラス要素を加えることや深く掘り下げた具体的な回答をしましょう。

 

 

企業の面接では、企業のことをきちんと調べていないとわからないような質問をされる場合もあるため、徹底した企業研究が必要です。

企業での業務や業界に関わること、企業のホームページに記載のあることなど、きちんと下調べをしておきましょう。

また、二次面接での回答内容は、企業の求める人材に近しい内容で伝えられるようにすることがポイントです。

 

二次面接までに就活生が準備しておくべきことは把握できましたか?二次面接本番では、矛盾した回答にならないように気をつけましょう!

次に、これまで二次面接について解説したほかに、就活生が疑問に思う二次面接について回答していきます!

 

一次面接の準備はこちらをご覧ください!

就活の一次面接準備|よく聞かれる質問と見られるポイントを解説

 

 

 

 

一次面接について、就活生が疑問に思う点をピックアップしました。

では早速、二次面接におけるQ&Aを見ていきましょう!

 

 

A. 二次面接では、現場社員(責任者・管理職)や人事担当者が実施することが多いです。

 

 

A. 予想外の質問をされても焦らずに『すみません、回答に少しお時間いただけますか?』もしくは『知識不足で申し訳ございません。今後、答えられるように致します』と素直に回答する方が、あやふやな回答をするよりも丁寧です。

 

 

A. 書類審査で提出した書類や一次面接で、もしかしたら矛盾している点があった場合、その矛盾点を指摘されることもあるかもしれません。

そういった場合には、『すみません、緊張していて上手く答えることができませんでした。○○(質問)は、~~(回答)です。』と訂正しましょう。

 

 

A. 例えば、「入社後のキャリアステップについて」や「採用担当者の入社後と現在を比較してどのような変化があったか」などの入社意欲を感じられるような逆質問内容ですと好印象につながります。

 

 

A. 一次面接を行って気持ちに余裕が出てしまい、貧乏ゆすりなどの癖や姿勢が悪くなってしまうなどの変化が出てしまうこと、反対に自己主張が強くなってしまうことに注意しましょう。

 

二次面接まで、徹底的に準備していても上手くいかないことや採用担当者にどう思われているかはわからないものですが、企業が求める人材に近い面接にしましょう!

 

 

 

今回は、就活における二次面接について解説しましたが、就活生のみなさんの疑問は解決できましたか?

二次面接は企業で活躍できる人材かどうかを見られるポイントとしてお伝えしました。

しかし、一次面接とはまた違う質問や同じ質問、面接官が変わることで緊張感も変わるかもしれません。

二次面接でも落ち着いた面接が行えるように、何度も練習を重ねましょう。

また、印象ダウンにならないよう、好印象を与えるポイントをおさえることを基本とし、二次面接では入社意欲を感じられる内容を意識した回答にしましょう!