2021.11.04

就活の一次面接準備|よく聞かれる質問と見られるポイントを解説

就活における企業の選考には、書類や面接、筆記試験などの選考があります。その中でも面接は、一次面接や二次面接、最終面接などのように、二回以上面接を行う企業もあります。『なぜ二回以上も面接を行うのか?』『一次面接で聞かれる質問は?』『一次面接に向けてどんな準備が必要?』など…そんな一次面接に対する就活生の疑問を解決していくので、ぜひ就活にお役立てください!

 

 

 

 

 

就活における面接では、一次、二次、最終という流れで面接ステップを設けている企業がありますが、なぜ面接を段階分けしているでしょうか。

ここでは、就活での一次面接の目的と一次面接で見られているポイントについて解説します。

 

 

一次面接では、応募者が多数いる中から次のステップへと進む、絞り込みの場であり、コミュニケーション力や身だしなみ・マナーなどの社会人になるための基礎的な教養や、入社意欲、ミスマッチの確認が行われます。

面接は短い時間の中で行われる場合が多いので、就活生の人柄や能力など、時間をかけてより深く知るために二次、三次…などと段階を踏んだ面接が行われるのです。

 

 

・コミュニケーション力があるか

社会人になると様々な人とコミュニケーションをとることが多くなるため、コミュニケーション力が必要です。

そのため、採用担当者からの質問に対して、適切な回答ができているか、伝わりやすいような話し方ができているかなどを見られます。

 

・身だしなみ・マナーができているか

企業の社風やビジネスにふさわしい身だしなみ、マナーができているかを確認されます。

企業の一員として働くということは周囲から企業の一人として見られ、企業全体の印象につながるため、基本となる身だしなみやマナーは確実に押さえておくべきポイントです。

 

・ミスマッチがないかどうか

一次面接で就活生と企業がマッチしていなければ、ふるいにかけられる対象となり得るでしょう。

企業のホームページや募集要項に記載されている“企業が求める人材”とはかけ離れていると、ミスマッチとして確認されます。

 

就活における一次面接の目的とポイントは把握できましたか?企業側の目的を理解した上で、面接の質問に答えることが大切です。

次に、一次面接でよく聞かれる質問について解説していきます!

 

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【就活の一次面接】面接内容と突破する5つの秘訣|新卒

 

 

 

 

一次面接で採用担当者がする質問内容とその回答方法について解説します。

回答する際のポイントや注意点もご紹介しますので、必ず把握しておきましょう!

 

 

「自己紹介をしてください」と採用担当者に言われた場合、学校名・学部(学科)・名前・挨拶を伝えましょう。

名前はフルネームで、自己紹介の最後の挨拶として『本日は何卒よろしくお願い致します』と、簡潔に添えることで誠意が伝わります。

 

 

「志望理由をお願いします」や「なぜ自社に応募したのですか?」など志望理由を聞かれた場合は、結論→根拠→入社後の意気込み の順で伝えましょう。

志望理由に具体性がなく、抽象的な内容は伝わりにくいです。

そのため、結論からわかりやすく簡潔に志望理由を述べた後、志望理由となる具体的なエピソード、そして最後に今後実現させたいことや貢献したいことなど、企業に入社後の目標を伝えることで入社意欲が強く感じられます。

 

 

「自己PRをお願いします」と言われた場合、志望理由と同様に、結論→根拠→入社後の意気込み の順で伝えましょう。

自己PRは、強みの根拠となる内容として、どういう状況でどういう言動をしたことから、どのような結果になり強みとなっているのかを具体的に伝える必要があります。

しかし、その強みが企業の求める人材からかけ離れていると、どんなに内容が良くてもミスマッチになってしまうため、企業の求める人材を意識した自己PRにすることが大切です。

 

面接で必ず聞かれる質問として「最後に何か質問はありますか?」と逆質問された時は、「特にないです」よりも、何か質問をした方が入社意欲を感じられるので、質問内容を考えておきましょう!

では次に、一次面接前にできる準備について解説していきます!

 

=合わせて読みたい『面接』に関連する記事=

就活で大事になる面接!練習って出来るの?面接の効果的な練習まとめ

 

 

 

 

一次面接に向けて、どのようなことを事前に準備しておく必要があるのでしょうか。

一次面接までに就活生ができる準備をわかりやすくまとめてみたので、ぜひ参考にしてくださいね!

 

 

どんなことを質問されるのか、どのような意図で質問されるのかを把握した上で、自己分析や業界・企業研究を通して回答の準備をしましょう。

深く聞かれても答えられるように、しっかりと分析し整理しておくことが大切です。

 

 

最低限の身だしなみやマナーも大切ですが、好印象を与えられるようにポイントをおさえておくことも重要です。

第一印象が良くなければその後の印象にもつながるため、髪型や服装、姿勢などは清潔さが感じられる身だしなみにしましょう。

また、話し方や態度、面接のマナーなどはより良く印象を残せるように、はっきりと話す意識や口角を上げて話すこと、丁寧なお辞儀をすることなどで好印象につながります。

 

 

緊張への対処や面接での心構えとして、周囲の人に何度も面接練習をしてもらうことや、一次面接直前には肩の力を抜いて深呼吸することです。

一次面接本番では、自己紹介の際に『緊張していますが、何卒よろしくお願い致します』と素直に緊張していることを伝えてみることも緊張がほぐれやすいのでおすすめです。

 

一次面接は特に緊張しますよね。自信を持って面接するためには、何度も練習をして経験していくしかないです。

自信がないように見えてしまうと印象ダウンにつながりかねませんので、徹底的に一次面接の対策をしておきましょう!

では次に、一次面接におけるQ&Aをご紹介していきます!

 

=合わせて読みたい『面接』に関連する記事=

就活面接の事前対策|面接で聞かれることと事前にできる準備とは?

 

 

 

 

一次面接について、就活生が疑問に思う点をピックアップしました。

では早速、一次面接におけるQ&Aを見ていきましょう!

 

 

A. 一次面接では、人事担当や役職についたばかりの若手社員が担当すること場合が多いです。

 

 

A. 一次面接にかかる時間は、シンプルな質問がほとんどなため、20分~1時間程です。

 

 

A. 調べればわかることや採用担当者が答えにくい質問内容は避け、入社意欲が感じられるような質問にしましょう。

 

 

A. 身だしなみやマナーができていない、コミュニケーションがとれにくい、入社意欲が感じられない、企業の求める人材とマッチしないなどが挙げられます。

 

 

A. 一次面接でうまくいかないということは、質問の受け答えや第一印象に課題点があるかもしれません。

就活では、第一印象でその後の面接に左右するので、身だしなみやマナーに注意するなどをして、課題点を次に活かすことが大切です。

 

一次面接における準備を徹底し、一次、二次、最終と就活面接を突破しましょう!

 

 

 

今回は就活の一次面接について解説した記事となりました。

就活での一次面接は、多数応募者の絞り込みによる面接ということがわかりましたね。

そのため、深掘りした質問よりもよくある質問をされることがほとんどですので、ポイントや注意点をおさえやすいです。

今回ご紹介した“一次面接までにできる準備”を把握し、スムーズで適切な質問の受け答えができるようにしましょう!

虚偽やありきたりな回答をしてしまうと、その後の面接に影響する可能性があるのできちんと自分の考えを調べてから面接に臨みましょう。