2021.01.25

就活への不安を抱えている就活生へ!就活での不安への対処法を紹介

社会情勢の影響によって新卒や中途の人材価値に変化が起こったとしても、就活を進めていくと一度はストレスを感じてしまうものです。 就活生は内定獲得のために忙しい毎日を送ることになりますが、就活に関する不安を溜め込みすぎると睡眠の質にも影響を及ぼしてしまい、健康へも関係することがあります。 今回は「なぜ就活に不安を感じてしまうのか」という原因解明と、就活中に抱く不安への対処法についてお話しします。

 

 

 

 

 

就活市場がどのような状況であったとしても、就活生は就活そのものや働くことへの不安を抱えてしまうものです。本稿を読んでいる就活生あるいは現役学生の皆さんも就活を行っていくことに不安を感じている、もしくは実際に感じたことがあるかもしれません。

 

就活生によって不安に感じることは異なりますので、どのようなことで就活生は不安に感じることがあるのか見ていきましょう。

 

 

 

世の中には星の数ほど仕事があるわけですが、そもそも自分がどんな職業や分野に興味を持っているのか定まっていないと、とりあえず業界・企業を分析して情報を補完できても魅力的に感じることは難しいでしょう。ですが就活生として動くとなれば、最終的に一つの企業に狙いを定めなければなりません。

やりたい事が分かっていないのに「とにかく複数社の選考を受けて内定を取らなきゃ」という気持ちに押され、結果的に働く事自体に不安を覚えてしまうのです。

 

 

就活を始めていくと誰もが一度は思い浮かぶ「内定を本当に獲得出来るのか?」という不安。第一志望として考えていた企業でお祈りされ、ライバル就活生達は次々と内定を得ていく。そんな光景を目の当たりにしてしまえば、自分の就活は成功するのか疑問に感じてしまいますよね。

 

 

入社したい企業の採用担当者の印象に残りたい気持ちから就活生は、完璧な振舞いをしたいと思うものです。 “背伸び”している事をおくびにも出さず、等身大の姿よりも“理想的な新卒像”を演出することに必死になる。最初はそのスタンスを継続出来るかもしれませんが、選考見送りの経験や周囲との比較をする度に徐々に自信が失われ、思い描いていた“カッコイイ自分”と現所のギャップで押し潰されてしまいます。

 

 

「皆違って皆良い、魅力や特徴の無い人物はいない」。こうして話すと空空しく綺麗事のように感じられるかもしれませんが、クローンやレプリカントでない以上、自分が気付いていないだけで人には必ず他者にアピール出来る要素があります。自身のアピールポイントは自己分析と他己分析を入念に行い、浮かび上がった情報を身内や気心知れた友人などと共に整理する事で判明するものですが、これが徹底できていない人ほど「自分は人に誇れる魅力が無い」と感じてしまいがちです。

 

 

就活生の中には「定年まで同じ企業で働かなければならない」と考えている方もいるようです。ですが、能力至上に傾き人材の多様性が見直されてきている昨今の就活市場の動向を鑑みれば、この認識は時代錯誤と言わざるを得ません。スキルや実績が伴ってくれば、更なる好待遇ややりがいを求めて新天地に旅立つことも珍しくありませんし、終身雇用制が見直されてきている現状では一社に留まることが正解なんて誰も断言出来ないはずです。

 

=合わせて読みたい『就活の不安』に関連する記事=

新卒就活生の不安要素を解説。悩みを解消して内定を獲得しよう!

 

 

 

 

就活生が就活で抱える不安点としては上記が主になるかと思います。どれも今すぐに解決できるものではありませんが、こういった気持ちのままでは心身を整えるための睡眠を取ることも難しくなってしまい、就活を継続する余裕も損なわれてしまうでしょう。

 

そこで、自分を追い詰めないために不安を取り除く・軽減する方法をご紹介します。

 

 

就活の進め方や気持ちの維持が厳しくなった時に改めて自己分析が有効的です。多少の時間は掛かってしまいますが、再度自己分析で自身の望みや仕事で達成したいことなどを振り返って、“本当にやりたいこと”が見えてきたという人も大勢います。また、自己分析で客観的に見つめ直すことは自信を取り戻すことも狙えるでしょう。

 

 

これも難しく考える必要はありません。就活生同士といえど、それぞれ価値観や生まれ育った環境が異なるわけで、違った戦略で生きているのですから周囲と自分の“差”を気にしているのは無駄なのです。

他者から「まだ内定無いの?」「他の人はもう就活終わっているよ」など心にも無い事を言われても、「自分は自分のペースで」という気持ちをもち、自分らしく気持ち良く就活をしましょう。

 

 

就活生たるもの一社二社に限定せず、機会があれば様々な企業の選考を受けるべきです。選考を受ける=内定を受諾すると考えるのではなく、「本当に就職したい企業を選ぶことができる」と考えましょう。面接の経験が乏しく社員に免疫が無いと本命に臨む事が怖くなり、夜中も緊張して眠りが浅くなってしまうでしょう。そういった余計なダメージを負わないためにも、数々の企業で場数を踏み、受け答えや相手への接し方を体系的に学ぶ事が出来れば、メンタルのバランスも取りやすくなるはずですよ。

 

 

自分を褒めることは意外と難しいと感じるかもしれませんが、就活において自己肯定感を高めることは非常に大事です。行き詰った時に「自分なら出来る」「勝負に負けても生きていれば次がある」と発破をかけ、良い結果に達したら「さすが自分!」「この調子で諦めず頑張ろう!」とセルフで励ませばモチベーション維持につながるでしょう。

 

=合わせて読みたい『就活の不安』に関連する記事=

就活で不安になってしまう原因とは?不安を感じた時の解消法をご紹介

 

就活がなかなか思い通りに進まないと、“挫折”と重く捉えて自分を責める就活生も多くいます。その結果、毎日の睡眠に支障をきたし、後日の選考も表情が暗くなりハキハキ喋れなくなってしまったりと負の循環に陥ってしまうこともあります。たった一日で前述のような数々の不安を克服することは難しいかもしれませんが、日常的に自分を褒めて就活への見方を変える事でも、心の持ちようはだいぶ変わりますよ!