2020.04.27

就活で使用する履歴書は学校指定と市販どっちがいいの?

就活で必ず必要になる履歴書ですが、学校指定履歴書と市販の履歴書どちらがいいのか迷っている就活生もいるのではないでしょうか。
また、市販の履歴書と言ってもその種類も豊富です。

今回はそんなお悩みを解決! 学校指定履歴書を使用するメリットや、市販の履歴書の選び方を解説していきます。
合わせて履歴書の作成で気を付けるべきポイントもご紹介していきますので、ぜひ参考にしてみて下さい。

 

 

一番のメリットは、なんと言っても学生が書きやすい構成で作成されていることです。 どの学校も就職率を上げる為、我が校の学生がアピール出来る様にと、構成を工夫して作っています。 市販の物ですと職歴や扶養の有無など、新卒の就活生には関係のない項目があり無駄なスペースが発生しているのです。学校指定履歴書では無駄を省き、新卒の就活生専用の作りになっています。

 

ですから、企業側から見ても欲しい情報が入っている為、効率が良く、企業によっては学校の履歴書を使用する様にと指定している場合もあります。その際は必ず指示に従う様にしましょう。次に学校名や校章が印字されている為、一目でどこの大学かが分かるというメリットがあります。

 

しかし、これは大学名をアピールしたいと考えている時のみ有効と言えるでしょう。 大学生協やキャリアセンターで購入する事が出来、大学によってはホームページからダウンロード出来る様なので確認してみましょう。

 

 

 

ここまでは、学校指定履歴書についてご説明しましたが、そもそも販売していない学校や就活シーズンで売り切れている場合もあるかと思います。そんな時は、市販の履歴書でも十分に対応可能です。ただし、市販の履歴書にも種類があり、適した物を選ぶ必要がありますのでご紹介していきましょう。

 

■JIS規格

国が指定したフォーマットの履歴書で、正式名称は「日本工業規格」と呼ばれます。学歴と職歴を記載する欄が大きいのが特徴で、転職の際に使うのが一般的です。

 

■一般用

新卒の就活生は一般用の履歴書が適しています。自己ピーアールや長所・短所などの構成が大きく作られています。ただし物によって構成の内容は違いますので、自身がアピールしたい項目が入っているかチェックしてから購入しましょう。また新卒用として売られている物もありますので、確認してみましょう。

 

■転職用

履歴書と職務経歴書がセットで売られています。構成は物によって違いますので、中身を確認して選ぶ必要があります。

 

■パート・アルバイト用

シフトの希望日や時間帯などを記載する項目があり、パート・アルバイト用に特化した構成になっています。

 

履歴書は文房具店や100円均一、コンビニなどで購入可能になります。パソコンで履歴書をダウンロードしてパソコン上で作成することも可能ですが、企業によっては好ましくないと思われる場合もありますのでしっかりと確認しましょう。サイズに関しては企業から指定が無い限りこだわる必要はありません。

 

また市販の履歴書にもメリットがあります。それは自分に合った項目で選べることです。履歴書と一緒にエントリーシートの提出が求められている場合、大学指定履歴書と内容が重複することもあります。 そうすると今度は同じ内容を書いていいのかなどの問題が発生するのです。同じ内容の事をそれぞれに書かれても、正直企業側には何のメリットもありませんよね。そういった時に市販の履歴書はその人の状況に合った物を選べるのです。

 

 

 

最後に履歴書作成で気を付けるべきポイントを下記にまとめます。ぜひ、参考にしてみてください。

 

・事前準備としてインクがだまになったり、薄くなったりしないペンを用意しましょう。消せるボールペンの使用はNGです。

 

・読み手を意識して、誤字脱字のない綺麗な字、読みやすい字で書く様に心掛けましょう。書き間違えたら修正液や修正テープは使用せず、新しい用紙に書き直します。また表面だけではなく裏面も汚れない様気を付けて下さい。

 

・余白が無いように書きましょう。「余白=気持ちが足りない」と判断され、書類選考では簡単に落とされてしまいます。

 

・証明写真もマナーに沿った物を用意しましょう。裏面に大学名と指名を記入し貼り付けます。細かいことですが、写真の表面の指紋は綺麗に拭き取りましょう。

 

・封筒は履歴書を折らずに送れるサイズを選びます。色は白色が無難です。「添え状」も忘れずに入れましょう。また封筒の書き方にもマナーがありますので確認して記入して下さい。

 

・切手は料金不足にならない様、直接郵便局へ持って行けば安心です。念には念を入れましょう。

 

 

 

履歴書の種類で書類選考の合否が決まるわけではありませんが、書きやすさや項目の多さ、あるいは企業指定など、状況に応じて履歴書選びを行うことも就活では大切です。書類選考は就活の第一関門ですので、十分に自分らしさをアピールできる履歴書選びを心がけましょう。今回の解説を参考に、履歴書作成における気をつけるべきポイントをしっかりと押さえ、隙のない履歴書を作ってくださいね!