

公務員志望の就活生必見! 会社説明会には参加しておくべき理由|Smart就活
一般・民間の企業への就職する就活生の皆さんは3月になると、説明会に参加したり就活に関する様々な情報を収集し始めるでしょう。 しかし、公務員志望の学生の皆さんは、3月からの動きを他人事のように見過ごす方が多く見受けられます。 もちろん、志望する公務員試験の合格を第一に考えるのは悪いことではありません。 ただ、もし希望の試験に合格できなかった場合、浪人するのか就職するのか慌ただしい決断をしなければならない時が来るかもしれません。そうなってしまった時点から、情報を収集し就活を行っても満足行く結果が出ることはないでしょう。 今回は、そんな公務員志望の皆さんへ向けた記事となります。
民間に切り替える就活生は意外と多い
民間に切り替える就活生は意外と多い就活では民間企業への就職だけでなく、「公務員」という就職の選択肢も用意されています。
公務員には地方公務員と国家公務員と大きく2つの選択肢があります。
また、試験内容も、それぞれの対策も違うため併願も手当たり次第複数にと行かないのが難しいところでもあります。模試などの成果が良くなかったり、売り手市場で民間企業から内定を早期にもらう学校の仲間を見ていると、もしもの時を考え民間企業を併願していく学生が夏頃から増えていきます。
理由は様々あると思いますが、一度は公務員を第一志望として試験対策を行っていたものの、途中から民間企業への就活に切り替える就活生は意外といます。
しかし、夏以降に大きな規模での合同会社説明会などは開催はありますが、魅力的な企業の参加がなかったりと、春シーズンよりは見劣りするものとなってしまう傾向にあります。
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公務員試験が終わってからでは遅い!
就活は約1年程度の時間しかないので、生半可な準備と対策では内定を獲得するのも簡単にはいきません。
特に、公務員試験への勉強に時間を使ってきた人であれば、民間に就職する難易度は一般に比べて高くなるかもしれないのです。
就活は「人気の企業の内定を取る」のが正解ではなく、「性格・価値観に合う風土の会社を見つけ、自分が思い描くキャリアビジョンを叶えられる場所の内定を取ること」がセオリー。それを可能にするには3月を迎えて本格的な就活が解禁される前に、自身のパーソナリティー(考え方、長所短所など)を明瞭にする「自己分析」、世の中にはどんな仕事があってそれぞれでどういった違いがあるかを見つける「業界・企業研究」をする必要があります。
公務員試験は年度ごとで試験日程が流動し、試験も筆記試験と面接試験(グループディスカッションがある場合あり)の2つとなりますが、民間企業と公務員では求められる能力やキャリアステップがまったく異なるので、公務員試験が終わったタイミングや試験が始まる直前になってから自己分析や企業研究を行っても遅いです。その頃には会社説明会をはじめとする採用活動を打ち切っていたり、海外留学帰りの人や春から就活を継続している人と交じって就活を開始することとなるでしょう。
そのため、もしものときを考慮して勉強だけでなく、3月から会社説明会への参加も並行して行うべきと言えます。
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公務員を目指すなら民間企業と併願を
公務員試験への対策や本番を安心して行うために、公務員志望の就活生は民間企業の併願をしておきましょう。
3月に就活広報が解禁される時期に公務員試験の願書を提出、会社説明会が行われるときには一次試験が開始、6月の本選考解禁の時期で二次試験が行われるなど、民間企業と公務員試験はスケジュールが異なります。なので、民間企業との併願を考えるならば公務員試験の実施期間を考慮したスケジュールを立てる必要があるでしょう。
試験対策にあてる時間や会社説明会の時間などを考えなければ、興味のある企業の事業や理念への理解、面接対策やビジネスマナーといった就活ノウハウを十分に培うことができない可能性があります。なので、公務員志望であっても併願する形で就活を同時並行させるようにしてくださいね。
公務員試験の試験日程は行政機関によってさまざまですが、併願を決める際は先に公務員試験の願書を出して、その後は会社説明会で企業を知って応募をすることになるでしょう。合同説明会だと数多くの企業を知れて視野を広げられる、単独説明会では一つの企業の情報を掘り下げられるなど、会社説明会にも特徴があります。
しかし、公務員と民間を併願して就活するなら、なるべくなら公務員の仕事に近いものに狙いを絞ると効果的。仮に試験に落ちても、勉強してきた公務員の知識を活かせるものであれば、志望動機も高めやすくなるでしょう。
民間と併願するなら就活エージェント
実際に、勉強も就活もとなるとものすごく負担は増えます。負担なく、上手な併願方法はないのか。誰かがうまくスケジュール管理をしてくれないのか…そんな便利なサービスが世の中にはあります。
近年、就活生の利用が多くなっている人材紹介会社の就活エージェントを利用しておくことをおすすめします。いくら就活と公務員試験のスケジュールを分けていたとしても、試験勉強をしながら会社説明会で企業情報も蓄えていくのは、体力的に厳しい。ですが、就活エージェントに頼ることで試験勉強を使いつつ、会社説明会で得られるような情報を就活エージェントが代わりに収集・分析してくれるので、自分のスケジュールを崩すことなく試験対策に専念できます。これで、もしも公務員試験に落ちても1から就活を始める必要がなくなるわけです。
就活準備と対策は早めの行動を求められ、就活エージェントに代わりに動いてもらえれば就活で焦ることも少なくなるでしょう。さらに、就活準備は会社説明会を通して数々の業界・業種を知り、一つの企業の特徴を深堀りすることが重要になりますが、就活エージェントはヒアリングを通して就活生の要望や特性を抜き出し、その条件に沿った仕事を紹介してくれるので、やみくもに企業を選んで応募をかけてしまうリスクを避けることも狙えます。会社説明会に参加するときも、ナビサイトや企業ホームページで探す手段以外で、就活エージェントがおすすめのイベントを紹介してくれるため、効率的に就活を進めることができるでしょう。
就活エージェントへの相談も無料なので、併願を希望するならぜひ利用してみてください。
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まとめ
「公務員試験の勉強だけでなく、会社説明会にも参加して就活情報を知りたい」。このように併願を考える就活生は少なくありませんが、「試験に落ちて最初から就活を開始しなければならない」という後顧(こうこ)の憂いを断つ意味でも、就活エージェントの利用を選択肢に入れておきましょう。民間企業に併願して試験勉強をすると、時間的に会社説明会に参加するのが難しくなったり、体力が続かず勉強がおろそかになる可能性もあります。ですが、就活エージェントはそんな就活生のために、会社説明会をはじめとする就活イベントや、自分にマッチした企業情報も代わりに探してくれるので、利用して損はありません。特に、公務員の願書提出や一次試験の時期は会社説明会と被りやすいので、余裕をもって就活を進めるためにも協力してもらいましょう。