

新卒必見!公務員志望から民間へ切り替えた時に確認したい就活の進め方
しかし、公務員志望から民間企業へ切り替えて就職する人も大勢いますので大丈夫です。
今回は公務員志望から民間企業へ切り替えた時の就活の進め方をご紹介していきます。
公務員試験に落ちた時に考えられる進路の選択肢
公務員試験に落ちた場合、考えられる選択肢は2つです。民間企業へ就職するのか、しないのか。就職しないを選択した場合、来年の公務員試験に向けて浪人するということになります。アルバイト生活をしながら勉強する人もいれば、専門学校に通って勉強する人もいるでしょう。
しかし実際は民間企業への就職に切り替える人が多い様です。就職後はそのまま民間企業で働き続ける人もいれば、働きながら来年の公務員試験を目指す人もいます。
では公務員志望だった就活生が民間企業への就活をする時、まずは何から始めればよいのかを次に解説していきましょう。
民間企業への就活。何から始めればよいか?
公務員を目指した理由は様々あると思いますが、やはり「給与や福利厚生の面で安定している」という考えの人が多い様です。民間企業で安定といえば大手企業が思い浮かぶかもしれません。
しかし、大手企業だから将来も安定していると言えない時代ですし、就活後半からの大手企業狙いに絞る事はなかなかのリスクがあります。中小企業でも優良企業はありますので、大手企業に絞らないことがポイントです。そして就活の時間も限られているので、効率的に企業を探す必要があります。
そこでおすすめしたい就活方法を3つご紹介していきます。
■就活エージェントを利用する
就活エージェントとは、「企業」と「求職者」のマッチングサービスです。アドバイザーと呼ばれる就活のプロと面談をし「企業側」と「求職者側」双方の条件が合った場合に紹介を受けられます。その為就職後のミスマッチが減らせるというのがメリットです。希望する企業が決まれば、履歴書の添削から面接対策や日程の調節など多くのサポートを無料で受けられる為近年増加傾向にある就活方法の1つとなっています。就活の知識がない場合、就活のプロに相談することで効率的に進められるでしょう。
■逆求人に登録する
逆求人は従来の就活方法とは、まさに逆の方法になります。専用のサイトに自己ピーアールを掲載し、それを見た企業の採用担当がスカウトをするシステムです。登録をすればあとは「待つ」ことになりますので、その間に他の方法で就活を進めることが出来ます。スカウトが来るということは、ある程度採用意欲が高い状態と言えますので内定が出やすいのがメリットです。試しに登録してみるのも1つの手と言えるでしょう。
■秋冬インターンに参加する
インターンと言えば夏のイメージですが、秋冬に実施する企業も多くあります。夏インターンに参加した人も多く参加する為、秋冬インターンはより実践的な内容になるとも言われており本選考に直結するという考えもあるのです。秋冬インターンは短期や1日のものが多い為、ぜひ積極的に参加してみましょう。
就活エージェントや逆求人は、企業によって強い業界などの特徴があります。またサービス内容にも違いはありますので、自分に合った企業を選びがポイントです。利用してみて万が一合わなくても、どこも同じ訳ではありませんので利用する企業を替えてみるといいでしょう。
民間企業への就活を成功させるためには
では最後に、民間企業への就活を無事に終えるために大切なことは何か説明していきます。それは公務員志望から民間企業へ切り替えた理由をしっかりと対策しておくことです。公務員志望だったことを言わないという手もありますが、その場合は「なぜ今まで就活をしてこなかったのか」という質問の対策が必要になります。嘘をついてしまうと深掘りされ時に答えられなくなってしまいますので、あまりお勧めはできません。
かと言って、ストレートに「公務員試験に落ちたからです。」と答える訳にもいきませんよね。
面接官もそれが本音なのは分かっています。分かった上で「まだ公務員を目指しているのではないか」「来年公務員試験を受けて辞めてしまうのではないか」「自社でやっていけるのか」という点を確認したいのです。
なぜ公務員を目指したのか、そして何を達成する為に公務員ではなく民間企業へ切り替えたのかをまとめると良いでしょう。さらに切り替えた理由が希望する企業の強みの部分と一致すれば、志望動機とも矛盾することなく伝えることができるでしょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか? 公務員を目指して日々勉強を頑張ってきたということは、簡単にできるものではないですし、とてつもない努力と作業量を必要とします。夢に向かって必死に頑張ってきた姿は非常に素晴らしいものだといえるでしょう。ですが、現実的な話をすると、役所や一般企業でも事務作業がみるみる機械化されてきているこの時代に、公務員が安定しているのかというとそうとは言い切れません。そのため、就活を行う場合は公務員試験のために勉強することも大事ですが、民間企業で働くことも視野に入れるべきです。