新卒就活生が企業から内定を得るためには、エントリーをかけた後に書類選考、面接選考といった本選考を通過しなければなりません。しかし、どの選考も中途半端な準備や対策では簡単に乗り越えることはできないので、新卒として評価されるにはまず、企業がどんな新卒就活生を欲しがっていて、どんな対策を行うべきなのかを知る必要があります。

特に、就活における面接選考は学校のテストのように模範解答が存在しないため、受け答えや見られ方について悩んでしまう新卒も多く散見するものです。ただ、自分の考えたアピール内容や聞き手である企業の評価基準をしっかり分析すれば、内定獲得の可能性は大いに向上することでしょう。

今回は新卒就活生に向けて、本選考で企業に評価されるための方法を解説していきます。

 

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・本選考で企業が新卒を評価するポイントとは

 


 
そもそもな話ですが、新卒採用活動を続ける企業は新卒就活生に対して、初めから業務で必要になるような専門的知識や経験を求めはしません。

もちろんこれは企業の事業内容や新卒社員に与える研修期間から業務内容などで変わってはいきます。ただ、最近まで学生という立場であった新卒就活生に、最初から即戦力級のスキルや豊富な知識を必要とする場所は決して多くはないでしょう。

 

新卒採用は「ポテンシャル採用」と呼ばれ、社会人経験のない新卒就活生を評価する際は、個人の能力も採用に関する評価の対象に含まれますが、もっとも大事なのはそれぞれが抱く「志望先への熱意」「就労することへの意欲」。そして「求める人物像との合致」「コミュニケーションスキルの高さ」の4つへ分けられます。

つまりどういうことなのか、以下で一つひとつ確認していきましょう。

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志望先への熱意
 

「大手企業や中小企業を含み、新卒採用を行う企業は山ほど存在しているのに、なぜ自社を選んだのか?」。その疑問が解消され、納得を得られるような答えを企業は期待しています。

書類や面接にて、企業は新卒就活生に志望動機を聞く場合がほとんどですが、自社のニーズに合う人材がどうかを評価するのとともに、新卒就活生が本気で企業研究を行っているかをチェックしたいからと判断できるでしょう。

 

たとえ同じ業界に属する企業がほかにあっても、それぞれで事業内容やターゲット層、新卒や中堅社員たちの活躍の幅、仕事で味わえるやりがいなどは変わっていきます。

その違いは企業HPの閲覧や合同企業説明会への参加だけではなかなか掴めないものですが、本気で「その会社じゃなきゃ嫌だ」という熱意がある人ならば、新卒入社を目指して必死に企業研究を行って同業他社との差別化を図るはずです。

じっくり研究した成果を自分の気持ちと合わせてアピールできる、これも本選考で企業から評価されるポイントといえるでしょう。

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就労することへの意欲
 

一部の企業では本選考で新卒就活生に、新卒入社後に希望する職種ややりたい業務についての質問があります。先ほどの話と被るようではありますが、しっかり時間をかけて企業研究を進めてきた新卒就活生ならば、自分の特性を活かせる・やりがいを感じやすい分野の探求もできていることでしょう。

新卒が意欲的に「〇〇の仕事に就き、将来的には〇〇を実現したいです」と明瞭な将来設計について語ってくれれば、企業としても仕事を任せることへの不安が解消できるだけでなく、自社で働くことへの気持ちが本物だと感じやすくなります。

新卒を欲しがる企業はただ一緒に働く仲間を見つけるだけではなく、企業の利益の追求に貢献してくれる人材を欲しがっているわけなので、働く前・採用前から先を見据えたアピールができていれば、企業も評価がしやすくなり、内定の確率も上がっていきます。

 

求める人物像との合致
 

とはいえ、単純に“企業に対しての熱い気持ち”のみでは新卒採用の門は開かれません。企業に好意的に評価されるには、相手が求めている人物像と自分の特性が一致しているかどうかもカギとなります。

少し話が逸れますが、意中の相手が「清楚な見た目で少数を大事にする人がタイプなんだよねぇ」と話しているのを聞いたにもかかわらず、ギャルメイクで大勢の人と交流する姿をアピールしても心は揺り動かされないでしょう。極端な例ではありますがそれと考え方は一緒です。

 

本選考にて企業から評価されるには、必ず相手が望んでいる人物像を把握し、自分に当てはまる部分を分析しておきましょう。

たとえば、志望先の企業が信用第一の金融関係の仕事であり、活躍している社員も笑顔眩しい清廉潔白な印象で礼儀作法がしっかりしているのであれば、ビジネスマナーが身についておらず“身なり”や言葉遣いが雑な新卒就活生だと、企業も良い評価を下してくれないはずです。

企業から高く評価されたいなら、説明会やOBOG訪問で社員像を把握して、本選考前に至らない部分を改善する努力をするべきでしょう。

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コミュニケーションスキルの高さ
 

一般社団法人「日本経済団体連合会(経団連)」が2018年度に行った、「新卒採用に関するアンケート調査」では、本選考で企業が新卒就活生を評価するうえで何を重要視していたかというと「コミュニケーション能力」がトップに挙がっています。

コミュニケーション能力は初対面な人と良好な関係性を築くためにも必要ですし、任された業務についての疑問や悩みを相談を通して解消し、円滑に成果を生み出す際にも活かされる能力です。

新卒就活生の場合、就活中は学校だけでなくイベントや選考を通して数々の就活仲間や社会人と関わりを持つことになるため、ある程度のコミュニケーション能力がなければ企業も魅力的に感じず良い評価を出してはくれないでしょう。

 

ただ、新卒就活生の中にはこのコミュニケーション能力について誤解をしている人も見られます。

コミュニケーション能力とは、単純に自分の言いたいこと・やりたいことを他者に主張したり、冗談を飛ばして“お喋り”できることではありません。

企業が高く評価するコミュニケーション能力とは、「情報発信力」「傾聴力」「読解力」の3つを活かして他者と意思の疎通を図る能力を指します。

そう、自分が話すことに夢中になったり、その場の雰囲気でトーク内容を考えることがコミュニケーション能力だとは言えないのです。しっかり相手の意見に耳を傾け、伝えるべき情報を丁寧に伝え、与えられた情報を正しく読み解く。これを理解し実践できて、初めて企業から「コミュニケーション能力が高い」と評価されるのです。

 

・評価されるために新卒就活生が意識するべきこと

 

本選考のときに新卒就活生が企業から評価されるポイントについてご紹介しましたが、これら4つの大きなポイントは書類選考や面接選考が始まる前の段階から理解しておくようにしましょう。

また、ここでは就活準備や本選考対策で、企業から高く評価されるために新卒就活生が何を意識するべきで、どういった行動をするべきなのかをお伝えしていきます。

 

情報のアンテナを広げよう

 

これは新卒就活生のみならず、まだ就活を経験していない学生たちや会社組織に属する社会人たちにも欠かせません。

すべての人がそうだとは断言しませんが、人は学校や会社など不特定多数のコミュニティに所属すると、どうしても内側からの情報に捉われて、疑いもせず情報を鵜呑みにしてしまいがちです。

「学校の先輩が〇〇より〇〇が良いって話してたから」「友達が〇〇はやめとけって言ってたから」。こういったセリフを聞いたことはありませんか?

 

この言葉に安心してしまう・内部の関係で得た情報に満足してしまうと、自分で行動して外部(就活イベントや社員との交流など)から新鮮で信ぴょう性の高い情報を入手しづらくなってしまいます。

また、家族や知り合いからの情報のみで企業選びの選択肢を狭めてしまうのも危険ですね。

「周りがおすすめしていたから」と深く情報を分析せず、本当は自分と相性の良くない企業を選定していたなんてことも往々にしてあり得ます。

なので、就活を始めて本選考で企業から評価されたいならば、積極的に情報を集める姿勢を持つようにしましょう。

 

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自ら下した決断に自信を持とう

 

新卒就活生にとって、就活は将来の進路を決める一大行事。そのため、今まで生きてきた以上の情報の取捨選択や決断の連続を体験することになります。

インターネットの情報や就活で知り合った人たちの体験談や意見、自分の目と耳で得た生の情報を頼りに、膨大な数の企業から自分が新卒入社したい企業1社を絞り込むわけです。

そこに行き着くのも容易ではなく、必要な情報や不必要な情報を選び抜いたり、「何をもって魅力的に感じたか」「どうすれば気になる企業に貢献できるか」を考えて判断していかなければなりません。

 

記事冒頭でもお伝えしたように就活には明確な正解がないため、「この企業・この職種を選んで果たして良いのだろうか……」と自分の決断を不安に思う新卒就活生もいることでしょう。

その気持ちはよく分かりますが、就活を進めて企業に評価され、無事に内定を獲得したいなら自分が決めたことには自信を持つようにしてください。

自信の無さや不安は本選考でも表情・仕草に現れてしまいますし、他者に進路を委ねたところで誰も責任を取ってくれません。

「ここ以外で働きたくない!」という確固たる意思を持つことで、アピール内容にも深みが生まれ、企業も評価をしやすくなりますよ。

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勇気を出して他者と関わりを持とう

 

学校内の付き合いだけではなく、新卒就活生になれば外部の人間と多く関わりを持つことになります。他学校の就活仲間や企業の人事担当者に先輩社会人、在籍校のOBやOG、就職課の職員や就活エージェントなど、就活中は人間関係が幅広く構築されていくことでしょう。

しかし、それはあくまで就活を積極的に動いた新卒就活生の場合。「自分の将来だし自分だけで進めたい」「わざわざ就活イベントに参加しなくてもネットがあれば情報はたくさん拾えるし」と考えていては、新たな関係を築くのは難しくなるはずです。

 

前述の通り、企業は他者と円滑なやり取りを行えるコミュニケーション能力に秀でた新卒就活生を高く評価しています。言い方は悪いですが、自分の殻に閉じこもって新しい出会いへつなげることを放棄してしまった人物、自分が知っている範囲の世界に満足してしまっているような人物を「新卒入社後に環境にすぐなじみ、活躍してくれそうだ!」と評価してくれないでしょう。

会社説明会やセミナー、インターンシップなどで知り合った人たちと関わることで、就活だけに限らず、その後の社会人生活でも友人関係として、ビジネスパートナーとして良好な関係を継続できるかもしれません。

初対面の人に声をかけて自己主張をするのは勇気が要りますが、自分のコミュニケーションスキルを向上させる意味でも頑張って損はありませんよ。
 

 

・ガクチカや自己PRを改めて見直そう

 

本選考、とりわけ面接選考で話すことが多い「ガクチカ(学生時代に力を注いだこと)」や「自己PR」ですが、本当に企業に刺さる内容に仕上がっているかどうか、今一度チェックしてみましょう。

企業に評価されるために自分の体験談を盛ったり肩書に注力して内容を詰める新卒就活生も多いですが、この2つのアピールで肝心なのは「学生時代の経験そのもの」や「所属していた部活・サークル内での肩書」ではありません。

企業が評価を下すためにここで見る点は、「学生時代に体験した印象的な内容」。そして「そこからどんな学びや強みを得たか?」「その学習内容や教訓などが具体的にどう入社後に発揮されるか?」です。

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学生時代にスポーツや課外活動で周囲の注目を集めるようなエピソードがあったからといって、その経験がそのまま仕事に通じるかといえば微妙なところです。

ガクチカや自己PRは、要するに「御社の〇〇事業に貢献するために、私の〇〇な人間性やスキルを活かします。なぜそう思うかというと、学生時代に経験した〇〇な出来事が根拠となるからです」と、企業が求めている新卒就活生に必要な能力があるかを探るための判断材料に過ぎません。

「こんなすごい経験をしてきたから採用されるだろう」では、企業から高く評価される可能性は低くなるでしょう。

スポーツであれボランティア活動であれ、その経験をしたことがない立場からすれば、新卒就活生が語るエピソードがどれほどすごいものなのか判断できませんしね。

なので、ESの作成時や面接選考前には、必ず企業が評価しやすくなるように・魅力的に思ってくれるように内容を見直してみましょう。

 

・まとめ

いかがでしたか? 就活で企業から評価されるには、相手の目線に立って新卒就活生である自分の“足らない部分”を分析し、相手のニーズに合うようにアピール内容を変えていく必要があります。

また、本選考に挑む前には就活仲間や先輩社員の行動や考え方を参考にして、少しでも苦手な分野を克服する努力も求められるでしょう。

企業から高く評価されて内定を掴めるように、今回の解説内容を自身の就活に取り入れてみてくださいね!

 

そして、就活の進め方が分からなかったり本選考対策にお悩みならば『Smart就活の就活エージェントサービス(無料)』の活用をおすすめします。

これまで数多くの新卒就活生を内定へと導いてきた就活のプロが、一人ひとりの就活の悩みや疑問を面談を通して解消してくれるはずです。それだけでなく、自己分析で得た情報をもとに、就活エージェントがマッチ度の高い企業を紹介してくれるうえに、企業に高く評価されるための選考対策に尽力してくれるので、使わないのは逆にもったいない!

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