公務員と言っても、職種は様々ですが、公務員の魅力と言えばなんと言っても「景気に左右されない給与」、「福利厚生の充実や取得のしやすい環境」ではないでしょうか。不安定なこの時代でも人気があり、結婚相手にしたい職業でも常にトップに挙げられるのは納得です。しかし、公務員になる為の道のりは簡単な物ではありませんが、全てを注いでしまい何も残らなかった…という事態は避けたいですよね今回は、公務員志望の就活生が必ず考える問題、公務員一本で行くべきかどうか、保険は必要?ということについて考えていきましょう。

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公務員一本のメリット・デメリット

 

公務員一本に絞って就活をしようとしている就活生は、一本に絞る事のメリット・デメリットを把握した上で判断していますか? 一本に絞る事は決して悪い事ではありません。「絶対に公務員になるんだ」という強い気持ちの表れでもあると思います。「公務員試験を受ける前から落ちる事を考えて進めるなんて」と考える就活生もいる事でしょう。
しかし、公務員試験に限らず、就活においてある程度の失敗したときの保険を予めかけておく、つまり、リスクマネジメントが必要となります。そこでまずは今一度、一本に絞る事のメリット・デメリット確認しておきましょう。

 

■公務員志望:保険を持たないことのメリット

・集中出来る

民間企業を受けるとなると、一般的には大学3年の夏からインターンに参加します。そこから実際に受けたい企業を絞り「企業研究や自己分析→履歴書・ES作成→6月から選考」という流れです。併願するとなるとかなりのハードスケジュールになる事が予想されます。公務員一本に絞る事で得られる最大のメリットは、余計な事は考えず試験勉強に集中出来る事でしょう。

 

・危機感を持って取り組める

公務員への道のりは、民間企業への就活よりも長丁場になります。長丁場は集中力が切れやすい環境とも考えられる為、乗り切る為にはある程度のプレッシャーがあった方がいいのかもしれません。公務員一本の場合、最悪4月から無職になるという危機感を常に持って取り組める事もメリットと考えられます。

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■公務員志望:保険を持たないことのデメリット

・精神的に不安に感じる

公務員試験の合格発表は大学4年の6~9月頃となる為、民間企業を受けてすでに就職先を決めている人が多い中、不合格になったらどうしようというプレッシャーがある事は覚悟しておく必要があります。ちなみに、リクルートキャリアの就活未来研究所の発表では、20卒の9月1日時点の大学生(大学院生除く)の就職内定率は93.7%と高水準となっています。(※1)

 

・最悪の場合、4月から無職になる

公務員志望の就活生は誰もが避けたい事でしょう。一次試験・二次試験など早い段階での不合格ならまだしも、最終まで行って不合格になった場合。全落ちした場合は4月から無職になる事も覚悟しておく必要があります。

 

もしものための“保険の就活”とは

 

公務員試験に全落ちしたからと言って、人生が終わった訳ではありません。募集企業は少なくなるものの民間企業へ切り替える事も出来ますし、来年の公務員試験に向けて浪人する選択肢もあります。しかし、ただでさえ落ち込み、それに加え周りと比べて焦りを感じてしまう事も予想されます。そこでここでは、もしものために焦りのない就活をする為「保険の就活」を2つご紹介して行きましょう。

 

■民間企業との併願
保険の就活と言えば民間企業との併願です。そもそも一本勝負という選択肢ではなく、民間も視野に入れて就活を進めます。民間企業から内定をもらえれば精神的に楽になるメリットや、民間企業の就活経験を積むことで、自己分析や面接対策がしっかりできると言われています。

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■全落ちした場合を考えておく
上記でお話した様に、全落ちしてから新たな方向を考える方法もありますが気持ちを切り替えるのは中々大変な事です。ですから全落ちした場合にどの様に民間企業へ切り替えるのか、その方法をあらかじめ知っておくことで安心して一旦は公務員試験に集中する事が出来るでしょう。

 

■就活エージェントを利用する
就活エージェントとは「企業」と「求職者」のマッチングサービスです。アドバイザーと呼ばれる就活のプロと面談をし「企業側」と「求職者側」双方の条件が合った場合に紹介を受けられます。その為就職後のミスマッチが減らせるというのがメリットです。希望する企業が決まれば、履歴書の添削から面接対策や日程の調節など多くのサポートを無料で受けられる為近年増加傾向にある就活方法の1つとなっています。公務員一本で進めてきた就活生は民間企業への就活に関する知識がない為、プロに相談することで効率的に進められるでしょう。

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■逆求人に登録する
逆求人は従来の就活方法とは、まさに逆の方法になります。専用のサイトに自己ピーアールを掲載し、それを見た企業の採用担当がスカウトをするシステムです。登録をすればあとは「待つ」ことになりますので、その間に他の方法で就活を進めることが出来ます。スカウトが来るということは、ある程度採用意欲が高い状態と言えますので内定が出やすいのがメリットです。試しに登録してみるのも1つの手と言えるでしょう。

 

■秋冬インターンに参加する
インターンと言えば夏のイメージですが、秋冬に実施する企業も多くあります。夏インターンに参加した人も多く参加する為、秋冬インターンはより実践的な内容になるとも言われており本選考に直結するという考えもあるのです。秋冬インターンは短期や1日のものが多い為、ぜひ積極的に参加してみましょう。

まとめ

いかがでしたか? 公務員一本に絞ることは間違いではありませんが、万が一、公務員試験に落ちてしまったら初めから就活を行っていかなければなりません。そうなれば、時間的体力的にも就活に臨むことが厳しくなっていくでしょうし、ほかの就活生とも差をつけられてしまいます。実際のところ、公務員一本に絞る就活生は少数派で、約8割は民間企業と併願で進めていると言われています。どちらが正しいということはなく、公務員一本で行くと覚悟を決めた就活生は落ちた場合の対処法だけは頭に入れておきましょう。あらゆる可能性に備えた保険を用意しておくことで、不安要素を払って安心して公務員試験に挑めるようになるでしょう。
ですが、公務員と就活の併願は想像以上に難しいものです。公務員試験に向けた勉強に手を抜くわけにはいきませんし、勉強の合間に自分の特徴に合った企業や仕事もピックアップしていかねばなりません。
そうなれば、時間もおのずと足りなくなっていき、精神的な負担も大きくなっていくことでしょう。
 
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(※1) 就職みらい研究所「就職プロセス調査」

 

 

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