入社する前に企業を確かめよう

 

「ブラック企業と気づかずに内定を貰ってしまった」「入社してから愕然として辞めたくなった」。そんな事のないよう企業をよく見極めなければいけません。入社する前に先ず確かめておきたいことをお話しします。覚えておくといいですよ。

 

■仕事以外の企業の労働環境を知ろう

給料や賞与、労働時間に目が行きがちですが、それ以外の労働環境にも目を向けましょう。

 

・各種社会保険完備
・交通費全額支給
・残業手当
・家族手当
・住宅手当
・退職金制度
・各種研修制度
・有給休暇
・慶弔休暇
・産前・産後休暇、育児休暇
・健康診断
・社員食堂の有無、提携施設の割引利用

 

これらの福利厚生が整っているかどうかは、企業を見極める大事なポイントになります。

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■働きやすい環境が整備されているか?

女性の働きやすい環境が揃っている企業かどうか? を見ると企業の社員への心配りが良く分かります。更に、ワークライフバランスが整っていて、社員の心のケアにも取り組んでいる企業かどうかも重要です。パワハラやいじめに対しての相談窓口がある会社なら先ず安心です。以上のことを頭に入れたところで、ブラック企業とホワイト企業の特徴を説明します。

 

ブラック企業の特徴

 

■残業が多い企業は要注意

就活時にブラックではないか? と感じる第一番は、「残業が多いこと」だと言います。しかも固定残業が基本給に組み込まれていたり、みなし残業で残業代を払わないような企業はブラック企業の疑いがあります。残業時間は多くても月平均40時間程度です。でも、ブラック企業の中には80時間、100時間以上などというところも実際にあるのです。
「残業になるのは社員の能力が低いから」と言うような企業は社員のことを考えている労働環境とは言えません。

 

■給与面から見てみる

募集時の給料に大きな幅がある企業があります。初任給が15万~25万円とあまりにもの大きな開きがあるのは要注意です。初心者と即戦力の経験者を中途採用する場合の違いと考えれば分かりますが、そうでなければかなり残業があるか、歩合給の可能性もあります。

 

■休日の日数から見る企業の差

求人で、「年間休日120日以上」「土日祝日休み、完全週休2日制」という記述をよく見ると思います。これがブラック企業だと100時間以下になったり、極端な場合は80日になったりします。これではプライベートもなくなり、幾ら高給を貰ってもモチベーションは下がります。

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■パワハラやいじめの環境

ブラック企業の特徴の一つがパワハラや陰湿ないじめです。社会的に注目されているにも関わらず、それが横行していればブラック企業に間違いありません。仕事が遅いなどの能力の差を指摘されるとストレスの原因にもなります。また、女性に対するセクハラや同性の苛めも問題になります。

 

■研修制度のない会社

「各種研修制度あり」という求人広告を見ることがありますが、資格を取るための研修やセミナーへの参加を支援してくれる企業があります。当然、資格を取れば会社にとってもプラスになる筈ですが、その余裕や人手不足のためにそれが出来ない会社もブラック企業です。これではモチベーションも上がりませんね。

 

■常に求人広告を出している会社

常に社員を募集している企業は要チェックです。しかも、仕事内容が曖昧で、書いてあるコピーが「優秀な人材を求めます」だけや「社内は和気藹藹、とてもアットホームです」などの記述も少し疑ってみましょう。そのような企業がなぜ常に募集しているのでしょうか? ただ、ホワイト企業でも事業拡大で人手が足りず,常に募集しいる企業もありますから、欠員募集ばかりではありません。良く見極めてください。

 

ホワイト企業の特徴

 

■社員のための環境が整っている企業

福利厚生が整って、働きやすい環境のある企業がホワイト企業です。従業員への手厚い福利厚生は労働意欲を向上させるのは勿論、働く人たちを大切にしていることが良く分かります。給料ばかりでなく、最初に箇条書きで挙げたような会社の制度や待遇も報酬の一つだと考えているからです。

 

■女性の働きやすい企業がホワイト企業

女性専用の設備が整っている企業は安心できる企業と言えるでしょう。清潔な社内は勿論、化粧室が使い易いもその一つです。更に、女性にとって出産は人生の大事業です。そのための産前・産後の休暇、育児休暇を気兼ねなく取れる会社なら安心です。間違っても「産休や育児休暇を取りたいのなら辞めて欲しい」というような会社はホワイト企業とは言えませんね。

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■3年以内の離職が少ない会社

長く働いている社員が多く、3年以内の離職者が少ない企業はホワイト企業と言えます。働きやすい環境が整っているからやめる人が少なく、例え、辞める場合でも独立や自らのステップアップなど、前向きな理由が多いのが特徴です。3年以内の離職者を調べるのは大変ですが、離職者が多いということは企業のどこかに問題がある証拠です。

 

■仕事とプライベートのバランスが取れた企業

仕事をする際のワークライフバランスは重要な問題です。今問題になっている「働き方改革」を真剣に取り組んでいる企業はホワイト企業です。仕事とプライベートが両立出来ることが今の若者には重要です。プライベートが充実していないと必ず仕事にも影響します。入社後には結婚、出産、子育て、更に親の介護の問題も出てきます。これらを社内の制度として男女平等に取り組んでいる企業こそホワイト企業です。

 

■身体や心の健康窓口がある

年1回~2回の健康診断を実施している企業はよく聞きます。個人で健康診断を受ける場合に補助をしている企業もあります。更に最近はストレスチェックをして心の健康にも気を配っている企業があります。人間関係や長時間労働などの悩みで、ストレスを感じている人に対する窓口を開設している企業もあります。そのような取り組みをしている企業はホワイト企業と言えるでしょう。

 

ブラック企業に入って苦労しないために

 

■ブラック企業が多い業界

・建設・不動産
・広告・出版
・飲食業
・IT企業
・アパレル

 

などが代表的です。勿論、全ての企業がそうではありませんが、中には締め切り前の泊まりお込みや極端な長時間労働、完全歩合制の厳しいノルマ、極端な薄給や残業代の不払い、パワハラが当たり前と言った企業もありますから、口コミサイトなどでチェックが必要です。

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■常に求人広告を出している企業は危険

労働がきついため直ぐにやめてしまうので、常に募集をしている企業は、大量募集で生き残った者だけ戦力と考えています。パワハラやモラハラ(いじめ)が日常で、脱落したものは自主退社に追い込まれます。上司という社員たちは皆戦いに勝ち残った人たちですからブラックが体に染みつています。特に、体育会系のような精神論がまかり通る企業は危険です。

 

■大企業だからホワイトとは限らない

大企業の中にもブラック企業は存在します。会社の規模だけでは判断できません。中小企業だから仕事が厳しく、労働時間長いと考えるのも間違いです。会社の規模は小さくても優良なホワイト企業は幾らもあります。たとえ、誰でも名前を知っていて常にテレビCMを打っているような企業でもブラック企業ランキング上位の会社が幾つもあります。企業選びの前に十分チェックしましょう。

 

■求人広告から見るブラック企業の特徴

・「学歴不問」「年齢不問」「未経験者歓迎」の文字には要注意です。ハードルを低くして募集する企業はブラックが多く、社員を消耗品のように扱うところがあります。

 

・「成果主義」「実力主義」は、やり甲斐を前面に打ち出しているようですが、実はノルマがキツイ企業かもしれません。きついノルマが足枷で給料は上がらず、低賃金で働かせされる可能性があります。

 

・モデル年収が高く、「頑張ればそれ以上も可能です」などのコピーのある企業はブラックを疑ってみましょう。高収入でモチベーションを上げたい人はいいですが、働きやすさを求める人には向かないかもしれませんね。

 

・アットホームな職場をアピールするため、楽しそうな社員の画像を載せている企業も要チェックです。見せかけの自称アットホーム企業は要注意です。

 

ただし、多少きつくてもお金を稼ぎたい人と働く環境を大事にしたい人ではブラック企業の考え方が違ってきます。企業を選ぶ際には、先ず企業の何を重視するのか、大きく変わってくると思います。

 

ホワイト企業に入社するための企業研究

 

■企業理念をよく読むこと
ホワイト企業はホームページを見ても分かる通り、きちんとした企業理念があって、コンプライアンスもしっかりしています。反対にブラック企業は精神論を持ち出したり、分かりにくいカタカナ文字を使った意味不明の企業理念があります。企業理念で社会貢献を目指してる健全な企業を選びましょう。

 

■企業の採用時期を確認しましょう
新卒採用は何処も決った時期に動き出しますが、ブラック企業は離職者が多いため常に募集をかけています。転職組の入社が異常に多い企業も注意しましょう。企業は欠員募集を3月、9月の半期に良く行うので、この時期に求人は増えますが、常に募集をしているのはブラック企業が多い筈です。ただ、事業拡大で人手が足りず、常に募集している優良企業もありますから見極めが大切です。
一方で、ホワイト企業は反対に辞める人が少ないので、求人が少ないのが特徴です。社内環境が良く、福利厚生も充実しているので、よほどのことがないと人が辞めません。

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■転職サイトや口コミを参考にしましょう
企業の研究は新卒入社であっても転職サイトが参考になります。ネット上の情報は全てが正しいわけではありませんが、口コミサイトを参考にすれば知りたいことが浮き彫りにされます。更に複数のサイトを見て比べてみると更によくわかる筈です。

 

■どうしても分からない部分は就職エージェントに相談
ブラック、ホワイトの特徴を説明してきましたが、それには当てはまらない企業はたくさんがあります。新卒採用をしていないホワイト企業、ブラック企業ではないけれど、急成長しているために常に大量の求人をするところもあります。どうしても見極めがつかない場合は就職エージェントに相談してみましょう。あなたの知らないことが必ずあります。

まとめ

・働きやすい労働環境が整備されているか?
・残業時間が極端に多い企業はブラック企業を疑おう
・女性の働きやすい企業はホワイト企業が多い
・3年以内の離職者が多いのはブラック企業が多い
・ワークライフバランスのいい会社を選ぼう
・常に求人している企業はブラック企業が多い

 

以上のことを頭に入れ、自分の志望する会社に当てはめてみましょう。

 
今回の記事では、ブラック企業とホワイト企業の見分け方をお伝えしてまいりましたが、振り返りとして以下の内容にまとめておきます。

①働きやすい労働環境が整備されているかどうかをチェック
②残業時間が極端に多い企業なら「ブラック企業かも?」と疑おう
③女性の働きやすい企業はホワイト企業が多い傾向にある
④3年以内の離職者が多いのはブラック企業の可能性が高い
⑤ワークライフバランスのいい会社を選ぼう
⑥常に求人している企業はブラック企業が多い

1社に対してじっくり情報の収集と分析を行う企業研究をしていても、志望度の高い企業と他社との比較が行えていなかったり、ネットや説明会のみの情報を“アテ”にしているだけでは、入社した後でブラック企業だと判明してしまう場合も否定できないでしょう。
 
そこで、就活でホワイト企業を見つけてそこで内定を獲得するためにも、『Smart就活の就活エージェントサービス(無料)』に相談することを強くおすすめします。
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