企業の面接選考にて「服装自由」を指定する企業が増加傾向にある昨今の就活事情。
自由といっても普段着でOKというわけではなく、この場合は「オフィスカジュアル」「ビジネスカジュアル」の二つを指します。

 

インターンシップや女性雇用に注力する企業は、こういった取り組みを実施していますが「何を着用すれば良いか」と困惑される就活生の姿も多く見かけます。
ある程度服装の自由を表す「オフィスカジュアル」の基準は曖昧で、リクルートスーツや制服のようにかっちりし過ぎない点が特徴的です。「インターン」「入社後」のオフィスカジュアルや、服装自由を謳う企業の目的をご紹介致します。

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インターンシップ時のオフィスカジュアル

 

インターンシップでは毎日リクルートスーツを着用して行かなくても大丈夫です。
どの企業もインターンシップの際は、ビジネス用の服装でありつつ、スーツほど堅く無くカジュアルさを取り入れた服装が望ましいでしょう。

 

基本的に男性の場合は「ジャケット」+「カーディガン」+「シャツ」+「パンツ」+「革靴」
女性の場合も「ジャケット」+「カーディガン」+「シャツ」+「パンツ(もしくはスカート)」+「ヒール」の服装で問題ありません。
色は男女共「黒」「グレー」「ネイビー」「暗い茶色」がどの服装にも合わせやすく、印象も良く見えます。

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■男女共にNGとなる服装は?

・デニム(ダメージデニムも不可)
・スウェット
・帽子
・リュック
・サンダル
・短パン
・スニーカー
・露出の多い服
・肌が透ける素材の服
・奇抜な模様の服

 

上記でご紹介したこれらの服装は、ビジネスシーンにおいて、適切な恰好ではありませんのでインターン中も避けましょう。
そして服装は会社の雰囲気に合わせる事が大切です。業界・企業によっても、着ても良い服装の基準が違ったりするので「絶対にこれ!」と定義するのは正直なところ難しい問題となっていきます。

 

あえて提案するならば、インターン初日はリクルートスーツや通常のスーツを着用し、働いている人達の服装を参考に選んでみるのもアリ。
そのため、働く社員達の姿や場の雰囲気を考慮し、その後の服装を選ぶ必要があると言えるでしょう。

 

就活時に「服装自由」を推す企業の狙い

 

ある日、SNSにて、7人の女性がベージュのトレンチコートにリクルートスーツ、同じ髪型をして横断歩道を渡っている後ろ姿が掲載されて話題になったのをご存知でしょうか。

 

これは、化粧品会社コーセーが現在総合職の採用活動を行っており、開催されている採用説明会へ向かっている就活生を、通行人が撮ったものとみられます。
コーセー広報によると服装の統一は指示しておらず、ネット上では「会社側が就活生に服装の指示をした」との噂が広がり困惑している様子でした。

 

ちなみにコーセーは「当社を選考する就活生のファッションや個性を見たいという思いがあり、同じ服装でなければ不利だと考える人がいるのなら当社の方針と矛盾している」と語っています。

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「服装自由」「私服でお越しください」などと服装の自由化を謳う企業は、どういった狙いがあるのでしょうか?

 

化粧品会社の資生堂も「美しくあること」の企業理念を基に「自分らしさを発揮してほしい」との理由で「私服面接」での採用を2016年から導入しました。「同じ恰好では印象が残りにくい」といった背景がきっかけで私服面接を取り入れ、3年目の現在は8割の方が私服で面接を受けに来られています。

 

もちろん、「私服OK」に反してリクルートスーツで面接をしたからといって不採用にはなりません。
スーツでもオリジナルの着こなしをして面接に臨む方も増え、企業は個性を窺う事が出来て採用に手応えを感じていると話しています。

 

もちろん既存の就活スタイルから逸し、自分の好み・裁量で服装をコーディネートするわけですから、「自身がなぜ、この服装を選んだのか」について答えなくてはいけません。
企業は「自己PRや志望動機と、その表現として服装が一致しているか」という点に重きを置いてます。

 

まずは就活の経験値を上げる意味でも、前述のような服装に制限の無い企業の説明会や本選考に足を運び、自身で体感してみるのもアリではないでしょうか? 話で聞いただけだと、実際に企業がどういう意図で採用活動を実施しているかが掴みづらいかと思いますし、飛び込んでみる事で就活に対する新たな見方が生まれるかもしれませんよ。

 

入社してからのオフィスカジュアル

 

オフィスカジュアルを着こなすコツは「色使いに気をつける」「肌の露出を抑える」の2点が基本となります。
原色などの激しい印象を持たせる色使いの服装は、マナーとしてふさわしくありません。トップスに派手な色や鮮やかな色が、体の半分以上を占めてしまうような服装は避けましょう。
ピンクや紫でもパステルカラーは可能です。
基本はモノトーンやネイビー、肌馴染みの良い色などのベーシックカラーや深みのある色などでまとめましょう。

 

露出の多い服装は清潔感がないのでNGです。オフショルダーやミニスカート、ショートパンツが該当されます。
半袖ほどの露出、カーディガンなどを羽織るのであればノースリーブも問題ありません。
スカートは短くても膝より少し上程度の長さの丈を選ぶようにしましょう。
ダボダボすぎたりタイトすぎる極端な服装はバランスが悪く、相手に不快感を与えてしまいますので控えましょう。

 

着用可能な服(女性編)

 

■フレアシャツ+フレアスカート

シャツにひざ丈のフレアスカートで、柔らかい印象を出すコーディネートでおすすめです。
スカートは春らしく淡いピンクやパステル系の色が良いでしょう。

 

■ブラウス+タックパンツ

夏などにオススメです。涼し気な素材のブラウスを選んでみましょう。肌触りの良いタックパンツを合わせると暑い日でも快適に過ごせます。

 

■ワンピース+ジャケット

ワンピースにジャケットを合わせるとカジュアルさを抑えてくれるのでオススメです。
色の組み合わせとしたは「ブラック×深みの色」「ネイビー×パステルカラー」など極端に華やかになりすぎず上品な印象を植え付けます。

 

■コート+ニット+シャツ+スキニー

冬はシャツの上にニットを着用しましょう。黒や白のスキニーでしたらカジュアルになりすぎず、オフィスカジュアルにも適しています。

 
他にも

 

・シャツ
・チュニック
・ボレロ
・タックパンツ
・ワイドパンツ
・スキニー
・アンクル丈パンツ
・フレアスカート
・プリーツスカート
・ワンピース
・ニット
・小ぶりの柄・模様
・ワンポイント
・ぺったんこシューズ

 

上記で紹介した服装以外にも様々な組み合わせでオフィスカジュアルを楽しんでくださいね。

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着用可能な服(男性編)

 

■ジャケット+シャツ

白シャツにジャケットを合わせることで、フレッシュな印象を引き立てられます。
ジャケットは、スーツジャケットのように堅苦しいものではなくコットン素材でも問題ありません。

 

■シャツ+スラックス

シャツに履き心地のよいスラックスを合わせるのが涼し気です。
スラックスは動きやすさや通気性を重視して選ぶと良いでしょう。最近では通気性の良い麻製のスラックスも売っているので、特に真夏では麻生地のスラックスも快適です。

 

■ジャケット+ニット+シャツ

シャツの上にニットなどを羽織り、見た目と機能性を兼ね備えた服装がオススメです。また、上着としてジャケットを持っておくと安心です。

 

■コート+ニット+シャツ

ニット+シャツという定番セットに加えて、冬などはコートが必須アイテムです。
黒やダーク系のコートを選ぶと、落ち着いていてスマートな印象を相手に与えます。

 

他にも

 

・チノパン
・スラックス
・カーディガン
・スウェードシューズ

 

など、男性は女性と比べバリエーションが少なめですが、着こなし次第で十分に楽しめると思います。

まとめ

オフィスカジュアルは、「仕事がしやすい」「清潔感がある」「相手を不快にさせない」を軸とした服装です。ビジネスでは相手を意識して服装を選ぶことも大切になっていきます。
ただ、「服装自由」の認識を誤っていると「品がない」「常識がない」と思われてしまう場合もあるので注意してくださいね。
基本的にお客様の対応時にふさわしいのが前提であり、就活やインターン時はあまり華やかなオフィスカジュアルは控え、オシャレな会社服は入社後の楽しみとして取っておくのもいいでしょう。オフィスカジュアルも正解がなく迷うこともありますが、「自分をどのようにアピールするか」という視点も大事ですよ。
自分がどういった性格で、企業の現役社員にどのような人物に映るか? そういった観点で髪型やメイクを考えていくのもいいのではないでしょうか?
 
そうは言っても、実際に服装自由な企業を見つけてしまえば、「どんな格好で行くのがベストなんだろう」と、迷ってしまうことでしょう。
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