就活生の皆様こんにちは!Smart就活編集部です!
就活が始まると、就活生は自分が入りたいと思う、興味や関心のある業界や企業のことを念入りに調べ上げ、自己分析で知り得た自分の性格や価値観といった特性と照らし合わせながら、希望を持って長期的に働くうえで大事だと感じることを明確にしていきます。

 

その際に、就活にとって大切なのは「業界研究」。これは、インターネットや就活イベント、さらには就活仲間や社員などの交流、販売・配布されている資料や関連書籍を使って、気になる業界の概況や最新の動向に特徴といった情報を掘り下げていく作業です。WEBサイトなどで、簡易的に業界研究をまとめて掲載しているところもありますが、実際に就活本番を迎えると、自分で業界研究を行う、かつ、その過程で知りえた知識が非常に役に立ちます。絶対、自分自身でやってみましょう。

 

この記事では、業界研究の大切さと、具体的なやり方をマニュアルとして公開します。マニュアルが記事後半に記載があります。最後までぜひ目を通してください。

Smart就活に無料登録する
 

 

業界研究はなぜ必要なのか

就活準備を開始する序盤では、自己分析だけでなく業界研究を進めることが非常に重要となります。
業界研究とはその名の通り、世の中に存在する多種多様な業界の種類や特徴を知り、自分が働きたいと思える業界を絞るための作業。

 

ただ、なぜ就活の冒頭部分で業界研究をしなくてはならないのでしょう?
その答えは、「就活を失敗しないため」。業界研究をすることで数多くの情報を掴み、それを生かして就活を成功に導くために必要なのです。

 

就活を始めたばかりでは、消費者目線でテレビや本などで知った企業程度の知識しかない場合がほとんど。しかし、業界や関連企業の情報を掘り下げて仕事の性質を知っていく作業においては、情報不足に陥って仕事を行う意味や目的、そこで味わえるやりがいが分からなかったりキャリアプランの形成が困難になってしまうと、働くことへのモチベーションを維持することができなくなっていくでしょう。

Smart就活に無料登録する
 

さらに、単純に特定の業界や企業への漠然としたイメージや周囲の声に惑わされて職業選択をしてしまうと、本選考で志望度の高さを十分にアピールできなかったり、入社後で「思っていた仕事内容と違う。職場の空気になじめない」といったミスマッチも発覚する恐れがあります。

 

ですが、業界研究で気になる業界への知見を深めておけば、大きなミスマッチを避け、社会人のスタートとして最適なものとなることは間違いないでしょう。

 

業界研究で得られるメリットは2つ!

メリット①:就活の視野が格段に上がる

就活によってどんな環境で働きたいのかという希望は異なるものですが、まずは興味のある分野だけでなく、今まで関心の薄かった分野のことも研究する必要があります。
「金融しか考えられない!」「コンサル以外に興味がない」と、あまりにも一つの業界に固執してしまうのは危険です。

 

長い時間をかけてその業界のみに絞って研究したとして、選考を経験していく過程で「この業界はやっぱ自分に合わないかも」という考えに陥る可能性があります。
しかし、興味のある業界だけでなく、ほかの業界にも目を向けて情報を探っていくことで、自分の企業選びの選択肢を増やすことができるでしょう。

Smart就活に無料登録する
 

メリット②:ほかの業界と志望する業界のつながりが見える

就活中は気になる業界だけに注目してしまいやすいですが、関連する業界の種類を知って、行きたい業界との関係性を明らかにすれば興味のある業界の影響度を知れるだけでなく、ほかの業界に対しても魅力を感じやすくなります。

 

たとえば、機電メーカーを希望する場合、製造した商品が小売に渡り、それを商社が繋いでくれるという構図を可視化できれば、メーカーへの志望度向上はもちろん、小売や商社の働きも面白く思えるかもしれません。
業界は産業や商業の区分で多用に分かれますが、一つとして独自に利益を上げるものはなく、関係各所と連携して事業を展開しているのです。

 

もしかしたら、別の業界のほうが自分の性格や価値観との相性もよく、専門的なスキルが生かしやすい場合も考えられるでしょう。

 

業界研究を行う方法

業界研究のやり方は多彩ですが、ネットや書籍などさまざまな手段を用いることで、業界の全体像を把握しやすくなります。
あらゆる媒体を使って情報を深堀りすれば、それだけ取捨選択できる情報も多くなり、多角的に業界を分析することが可能になるはずです。

 

たとえば、書籍をはじめとする紙媒体では発行したら情報をアップデートできないという側面を持ちながらも、きちんと編集・校閲が入ったうえで出版されるため、情報の信憑性が高いです。

 

反対に、インターネットでの情報は無料でさまざまな情報を手軽に入手できるけれど、得た情報が本当に正しいかどうかが判断しにくいできないという側面もあります。

 

ここからは、Smart就活編集部がオススメする、業界研究で活用するべき『5つのツール』を紹介していきますが、「ネットだけ、本だけ」と限定せず、情報の整合性を図るためにいくつもの手段を合わせて利用するようにしましょう。

 

①就職情報サイト(ナビサイト)

「リクナビ」「マイナビ」などの就職情報サイト(ナビサイト)は、掲載される企業の採用情報はもちろん、業界について学べるセミナーなどの就活イベント情報をはじめ、就活の準備や対策で必要となるコンテンツが用意されています。
その中でも業界研究を進めるうえで助けになるのが、「就活大百科キーワード1000」「業界大図鑑HYPER」の2つです。

 

就活大百科キーワード1000
(https://job.mynavi.jp/conts/2021/keyword/)

「就活大百科キーワード1000」では、48に分けられた業界の最新動向を追えるだけでなく、各業界の事業の仕組みから豆知識、業界に携わる職種もピックアップされるので、まだ希望の業界を見つけ出せていない就活生におすすめです。

 

業界大百科HYPER
(https://job.mynavi.jp/conts/2021/zukan/)

「業界大図鑑HYPER」では、日常生活における身近なアイテムをイラストで取り上げ、それらがどういう業界と関連しているのかを知ることができます。
また、その業界に所属する企業リストがトピックとして設けられており、クリックすればマイナビの企業検索ページに飛ぶことが可能です。

 

業界の概況を知りたい方は言うまでもありませんが、リンク先である企業検索ページでは、説明会の日程情報や予約リストが用意されているので、気になる業界に関連する企業の求人や会社説明会のイベント情報を知って参加を希望する場合は、ぜひ活用するべきでしょう。

Smart就活に無料登録する
 

②新聞・ニュース

新聞やニュースでも業界の最新情報を入手することができます。
各企業の事業の動向や業績の変動、業界の将来性や景気についても知ることができ、特に社会情勢は面接選考でも聞かれる場合があるので、業界研究だけでなく日ごろから新聞やニュースを確認する必要があるでしょう。

 

③書籍・雑誌

気になる業界の詳細が記載される業界本や、年度ごとで替わる就職情報誌も業界研究の手段として浮上します。その界隈の有識者がトピックとしてニーズの変化やトレンドなど業界の機微を解説する場合もあり、興味のある業界の全体像を把握するうえで役立つでしょう。
書店だけでなくインターネットの電子書籍版でも購入可能です。
業界研究で情報収集を行っていくならば、「業界地図」と「就職四季報」の2つが有効的。

 

業界地図
(https://str.toyokeizai.net/-/gyoukai/shukatsu/)

「業界地図」は数々の業界の情報が網羅されており、各業界の代表的な商材・サービスの市場シェア率を探れるのです。さらに、業界内での企業の立ち位置や成長度も知ることができます。
事業や国内外のシェア、製品にサービスを記載しているだけでなく、大手企業やグループの情報もまとめているため、気になる業界の情報をより多く集めることができるでしょう。

 

就職四季報
(https://str.toyokeizai.net/-/shushoku_all/)

一方で、「就職四季報」では企業から掲載料をもらって作成しているわけではないので、客観的な企業情報を知ることができます。業界ごとで5000社を超える企業の情報が載っているので、気になる業界や企業を発見できた後、同業他社での比較も行えるため、企業選びの参考にも使えます。

 

データを公表していない企業も存在しますが、ほとんどの企業では“3年以内の離職率”や“平均勤続年数”“選考フロー”などの細部も明らかとなっており、目ぼしをつけた業界での働き方や待遇も分析しやすくなるでしょう。

 

「10~20社ほど見たけど、この業界では〇〇事業がメインで◇◇をターゲットとしているから、離職率が高い、業績は安定気味だ」という具合に、業界の将来性を自身なりに予測立てることができるのです。

Smart就活に無料登録する
 

④学校の就職課(キャリアセンター)

就職課は大学の機関の一つですが、ここでは就活生への求人情報の開示や選考に関する書類の添削に面接対策などを行うことができます。

 

勤める職員も就活のプロが揃っているため、自分が学んだ専攻内容がどの業界で生かしやすいかを相談できるので、開催される就活イベントや書籍などの手段と合わせて利用するのがベスト。

 

さらに、就職課では業界別の就職ガイダンスも開催してくれる場合があり、各業界で働く人から直接話を聞くチャンスを掴むことができるでしょう。

 

大学によりけりですが、近年では就職課でもキャリアコンサルタントの資格を持つ職員も増えており、個別相談を通して、興味のある業界に対する認識が果たして正しいのかどうかを専門家に見てもらうのもおすすめです。

 

⑤就活エージェント

就活生のサポートを行う就活エージェントに頼ることで、エージェントが就活の悩みを聞き出し、自分の代わりに気になる業界の詳しい情報を掘り下げて解説してくれます。

 

就活生にとって非常に頼りになる就活エージェントは、企業選びの助言からESや履歴書など本選考にて企業に提出する書類の添削といった就活対策でも効果を発揮しますが、彼らは新卒採用活動を行う企業と関わりのある人材紹介会社で勤務しています。

 

自身の業界研究の“出来”をさらに向上させるには、会社説明会や企業ホームページで知り得た情報が果たして本当に事実かどうかを、就活エージェントとの面談ですり合わせてもいいでしょう。
気になる業界をキャッチアップできたら、その業界に関連するセミナーなどのイベント開催情報も代わりに調べて提供してくれるので、業界研究を効率よく進めていくなら就活エージェントに登録しておきましょう。

 

Smart就活を運営している、株式会社LEAPも新卒専門の就活エージェントです。もしよければ、弊社エージェントとあってみませんか?(サービス説明はこちら

 

業界研究を進めていく際の4つの注意点

業界研究は自分に適性のある業界を見つけ、ミスマッチが生まれないように業界の仕組みや現状を分析・研究していくことが大切なわけですが、行っていくには注意するべき箇所が5つあります。
ここでは、業界研究をどう進めていくべきで、何に注意するべきなのかを紹介していきましょう。

 

①一つの媒体だけを参考にしない
情報の仕入先は幅広く ✕ 偏りが少ないように

 

②没頭しすぎない
幅広くはOK!だけど、全部を深ぼるのはNG!違うなと思ったら切り上げるの勇気を持つ

 

③業界の現状を忘れずにチェックすること
今だけが会社の魅力じゃない、今後の成長、衰退には注意深く

 

④少なくとも3~5つほどの業界を見ておくべき
本命を持つことは大事!だけど、就活は浮気心も大切!本命以外のいいところも知っておこう

 

業界研究の具体的なやり方

業界研究で使えるツールや媒体を確認したところで、実際にこれらを使って「業界の何を研究すればいいのか」を、以下で大きく3つに分けて解説していきます。

 

①ピックアップした業界の仕組みや現状

仕組みや現状を以下の(ⅰ)〜(ⅸ)項目をピックアップしましょう!
ピックアップするためのツールも記載がありますので参考にしながら、実際にPCやノートにまとめてみましょう。

 

(ⅰ)業界の概要から事業内容
→業界地図(各業界の取り組みや事業展開が構図として掴める)
→就職四季報(業界や所属する企業群の事業内容が分かる)
→業界セミナー(実際に働く人間から業界と企業の詳細を聞ける)
→ナビサイト(トピックとして数々の企業の概要が網羅されている)

 

(ⅱ)業界全体の市場規模
→就職四季報(年度ごとの市場規模や推移が分かる)
→業界地図(天気図として業界の市場規模や将来の予測が掴める)
→ナビサイト(各業界の年度ごとの市場規模が掲載される)

 

(ⅲ)業界の伸び率
→就職四季報(業界の伸び率が見える)
→ナビサイト(業界の伸び率が見える)

 

(ⅳ)業界の平均勤続年数
→就職四季報(年代ごとの平均勤続年数が記載されている)
→就活エージェント(関わりのある企業や業界の平均的な勤続年数を教えてもらえる)

 

(ⅴ)業界内での平均年収
→就職四季報(業界や企業ごとの平均年収が記載される)
→業界セミナー(その業界で働く人間から説明される場合あり)
→ナビサイト(各業界の年収データが確認できる)

 

(ⅵ)従業員規模の比率
→就職四季報(男女別の従業員比率が書かれている)
→業界セミナー(企業ごとで違う従業員・社員の比率が聞ける)

 

(ⅶ)平均所定外労働時間
→就職四季報(平均的な残業時間が記載される)
→就活エージェント(どの程度残業があるのかを就活エージェントが収集・分析)
→業界セミナー(各社で平均的な残業時間を聞くことが可能)

 

(ⅷ)トレンドとなっている事柄
→業界地図(業界内の最先端な動きや変化が書かれている)
→業界セミナー(課題についてや改善策など詳しい内容を聞ける)
→新聞・ニュース(その業界を揺るがすようなトピックが載る場合あり)

 

(ⅸ)主にどんな企業が存在するのか
→ナビサイト(業界上位に位置する大手や中小など数多の企業情報が記載される)
→就職四季報(就活生に人気な企業や成長を期待される企業などを網羅)
→業界地図(その業界を代表する国内外の企業の名前が載っている)

Smart就活に無料登録する
 

②業界に属する企業から関連する情報の掘り下げ

業界の概況を調べて大まかな情報を把握した後は、その業界で活躍している著名な企業の名前やシェアの割合、利益率といった情報も広げておくように。
こうすることで、同じ業界に属する企業の差別化が数値によって可能になり、競合他社の比較も行えます。

 

トップクラスの業績を上げている企業群の動向を探り、業界内での立ち位置も把握すれば、「なぜ似た商材・サービスを展開しているのに、シェアに開きがあるのだろう?」という疑問が生まれ、同業界での企業ごとで異なる事業の仕組みや強みも見えてくるようになります。

 

さらに、興味のある業界と他業界との関係性も見えてくれば、事業の運び方や社会的な影響度もイメージできるようになるはずです。以下の(ア)〜(エ)を確認していきましょう。

 

(ア)企業ごとの売上高
→ナビサイト(ランキング形式で業界トップの企業の売上高が知れる)
→就職四季報(業界を代表する企業群の売上が数値として載っている)
→業界地図(売上高・部門売上が知れる)

 

(イ)業界の平均的な利益率、純利益、経常利益
→ナビサイト(前年比を込みで人気企業の利益が分かる)
→就職四季報(大手企業や中小企業などの利益が記載される)

 

(ウ)他業界との繋がり
→ナビサイト(関連する他業界との繋がりが分かる)
→業界地図(他業界とどういう結びつきがあるかが解説されている)
→新聞・ニュース(事業の開拓や拡大で関連する業界との関係性が紹介される場合あり)

 

(エ)同業界内でのシェア率
→ナビサイト(業界トップ企業のシェア率が把握できる)
→業界セミナー(自社が業界内でどういう位置づけなのかを知れる)
→就職四季報(商材・サービスごとで違う企業群の影響度が解説される)
→業界地図(高いシェアを誇る企業の強みが書かれている)

Smart就活に無料登録する
 

③業界の将来性や今後の成長について

どれだけ現在で業界内トップシェアの実績を誇る企業であっても、他社が注力している別事業のほうが、今後の成長を期待されている場合もあります。

 

また、今では不況の煽りを受けている分野であっても、数年後には市場を席捲する可能性も考えられるでしょう。
このように、業界の今だけを切り取って考えるのではなく、業界地図や業界特化の専門書、実際にその業界で働いている人の声を参考に、将来を見据えて考えるべきなのです。以下の(a)、(b)を確認していきましょう。

 

(a)今後注目される技術、新たな商材やサービス
→新聞・ニュース(新技術や商品など、時事として注目度の高いものを紹介する場合あり)
→業界地図(“業界キーワード”や説明文で新たな商品や概念を解説する)
→業界セミナー(社員の口から社内・業界内で話題になっている事柄を聞ける場合あり)

(b)予測される業界の変化、展望について
→業界地図(予測される・直面している問題や将来性が解説で掴める)
→新聞・ニュース(業界で発生している事態の詳細が分かる)
→業界セミナー(在籍社員が考える業界の将来像が掴める)

業界研究は、内定をゲットするまで続ける覚悟で

ここまで調べてきた内容は、業界研究のベースです。このベースに、会社説明会、面接等で知り得た生の情報を加えていき内定を獲得するまで蓄えていくことが大切です。実際に、企業と合う前に少しでもリアルな情報を得て研究に活かしたい場合は、株式会社LEAPのエージェントに相談してみてくださいね(お問い合わせはコチラ「株式会社LEAP」)