会社説明会は、1社単体で開催する単独説明会、さまざまな企業が一ヶ所に集まってブースごとで説明を行う合同説明会(合説)の2つに分けられ、企業の沿革や事業などの基本情報に加えて、先輩社員の経験にもとづく仕事の楽しさが語られることになります。
就活では、説明会に参加した人とそうではない人では企業研究に差が生まれ、本やインターネットの情報だけで分かった気になっていては、その企業ないし業界の魅力を掴めません。
とはいえ、「就活が始まったから会社説明会に参加しよう」と、就活イベントに積極的になることは素晴らしいですが、ただ新鮮な気持ちで相手の話を聞いているだけでは、生産性のある情報収集ができているとは言えないでしょう。

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会社説明会には目的を持って参加しよう!

 

単独説明会であろうと合説であろうと、会社説明会に参加することを決めたならば、まずはその会社説明会で「何を知りたいか?」「企業に何を聞くべきか?」という目的意識を持つところから始めましょう。
冒頭でもお伝えしたように、就活で行われる会社説明会は特定の企業や関心のある業界・業種についての情報を深堀りでき、さらに企業のホームページやパンフレットなどでは知り得ないことまで聞くことができるのですが、本当に何も知らない状態で話を聞いていても、いまいちピンとこないもの。

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合説であれば各ブースでの説明は短く設定されているので、小難しいテーマやなじみの薄い分野を取り上げて説明を行うことは少ないでしょうが、1時間以上の時間を使って、会社の理念や事業内容、募集職種の業務、給与や福利厚生、各社員の働き方に人材教育制度といった幅広いテーマを説明する単独説明会だと、新たに触れる情報が多すぎて困惑しかねません。
事前に就活の予習を行って会社説明会に参加しておけば、「話を聞くだけで精一杯」とはならないでしょうし、基礎的な知識があるので説明への理解を深めることが容易になります。

 

会社説明会で有意義な時間を過ごすためにも、必ず目的を持って行動するようにしてください。
先んじて会社説明会で求めることを明確化し、会社説明会で自分の持つ企業イメージを確固たるものにできれば、就活のモチベーションも維持しやすくなるでしょう。

 

会社説明会から収集すべき情報とは?

 

会社説明会では、企業のベーシックな情報として以下7つが説明されます。その中で、就活のプロとして、この辺の情報をしっかり収取してほしいというポイントをご紹介します。

 

■①会社概要
会社概要では、後に志望動機に使えるフレーズが出てきます。人事の口からわかりやすい言葉で説明があるので気になるフレーズはメモしましょう。

 

■②職場環境
これも後に志望動機に使えることが多いです。また、自身に社風があっているかの基準値にもなると思います。

 

■③職種ごとの仕内容
その会社独自の職種や聞きなれない職種名が出ることもあります。入社後のキャリアを考える上でも気になる職種があればメモしましょう。

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■④企業の方向性(ビジョン)
志望動機として使えますし、自分の強みを活かしていけるかの判断基準になるため、ビジョンとして出されいるキーワードとともに補足の説明もメモしましょう。

 

■⑤福利厚生
福利厚生に関しては求人票に細かく記載されているため、他の会社ではあまり聞かないような制度があればメモを取りましょう。

 

■⑥キャリア開発
複数内定を貰った後に、どの会社に進むべきポイントにもなるポイントです。入社後研修だけでなく、長いキャリアでどのようなステップや研修があるのかしっかりメモしましょう。

 

■⑦選考に関し
ここはしっかりとメモしたいですね。ESに関しては会社によって差異がありますし、面接に関しても、何回という回数だけでなく、人事面接、役員面接など面接官が誰なのかも出てきます。志望した場合の対策が大きく変わってくるところなので注意深く。

 

1社目、2社目だと緊張感が大きくフワフワすることもありますので、上記ポイントを意識して情報収集をして下さい。

 

参加している就活生からも情報収集しよう

 

会社説明会は自分だけが参加しているわけではありません。合説でも単独説明会でも、周りを見渡せば自分と同じ分野あるいは企業に興味のある就活生で溢れています。
ということは、自分と同等あるいはそれ以上の情報を保持している人がいることを意味し、企業からの説明だけではなく、ほかの就活生からも有益な就活情報を教えてもらえるかもしれません。

 

就活を成功に導くには「どれだけ周囲の人と連携して情報を共有できるか」も大事となります。企業の説明に満足だけではなく、参加した就活生にも積極的に声をかけて情報の掘り下げを行いましょう。
知らない就活生に声をかけることに臆病になる気持ちは分かりますが、就活は企業の人事担当者やOBなど知らない人との交流が常。

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だからこそ、説明が終わった後で気になる人に「こんにちは。結構人おおいですよね~。緊張しますよね…」といった具合に軽い感じで、就活生へ声をかけて、まずは挨拶を交わすところからはじめましょう。きっと、相手も緊張しているので、同じ就活生から声を掛けられることによって緩和されられると思います。

 

また、参加した人に声をかけてさらなる情報収集を図るのは効果抜群。同じ説明を聞いた就活生でも、自分とは違う価値観を持つタイプであれば、その人なりの企業の魅力を聞き出して新たな発見が生まれるかもしれません。
それに、知識を教えてもらえるだけでなく、就活仲間として切磋琢磨し合える仲になる可能性もありえるでしょう。

 

会社説明会で情報収集してからが本番!

 

会社説明会で聞くべきポイントや、同じ就活生同士の情報共有について語ってきましたが、就活生の中には「企業研究は説明会とネット上の就活情報で十分」とする人もいます。
確かに、合説で数多の企業の存在を認知して、単独説明会でその企業の仕組みや歴史、事業の奥深さや社員の仕事に向けた姿勢をうかがい知れることはできます。
しかし、企業の公式サイトに記載される情報や、会社説明会で行われる企業のPRというのは、あくまで“企業のいい部分”しか紹介されていません。

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もしも、会社説明会で相手の主張することを鵜呑(うの)みにして企業研究を終えてしまえば、入社後で興味のある業務を任されなかったり、職場環境や人間関係になじめず、仕事や社員制度に不満が生じてしまうことも大いに考えられます。
会社説明会は就活準備を行ううえで欠かせませんが、そこで完結してしまうと、新卒採用を行う企業を納得させるに足る志望動機や自己PRを考えづらくなるでしょう。
間違ってはいけないのは、会社説明会の情報は今後の就活を効率よく行うための下地であり、それがすべてではありません。

 

説明会の前に聞き出したいことを明瞭にし、会社説明会で疑問を投げかけて情報を掘り下げる。そしてほかの就活生と共有して知識を蓄える。
そうすることで、就活生として有用な情報を見極めやすくなるだけでなく、会社説明会で聞いたPRが正しいかどうかを照らし合わせることができるようになるのです。

まとめ

初めて会社説明会に参加する就活生にとっては、気になる企業の社員と繋がりを持てるのはもちろん、同じ志(こころざし)を持つ就活仲間と出会って、新たな情報を収集できることにウキウキしてしまうかもしれませんね。
しかし、何も目的意識を持たずに会社説明会に参加するだけでは、就活で活かせる情報を十分に企業から引き出すことができなくなってしまいます。合説で多くの企業を回り、予約した単独説明会でさまざまな内容を知った気になっていても、その実態が果たして本当に正しく、自分の特性にマッチしているものなのかは分かりません。その後の企業選びをより正確にするためにも、次回では会社説明会後の情報のまとめ方を解説します。
 

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