日本の新卒就活は独特なものがあり、海外に比べて縛りの多い傾向にあります。その1つが個性です。日本では暗黙のルールがあり、日本人特有の空気を読んで就活を行っているのです。しかし、本当の意味での個性とは何なのかを考えたことはありますか? そこで今回は、就活では本当に個性が死んでしまうのか、そもそも就活に個性は必要なのかを解説。合わせて、就活で個性を出せるタイミングをご紹介していきましょう。

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就活では個性が死んでしまう?

 

リクルートスーツ・黒いカバンに黒い靴・ビシッと整えられた黒髪・・・就活の時期になると、同じような格好をした就活生であふれ、もはやその光景は風物詩と言えるのではないでしょうか。「面接では第一印象で9割決まる」「第一印象は3~5秒で決まる」と言われるなど、就活において、見た目も重視すべき大きなポイントとなっています。

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一方では、新卒の離職率が3年で3割を超えるなど、入社後のミスマッチが問題視され、採用活動では企業とのマッチ度、いわゆる就活生の中身を重視する傾向にあります。マニュアル通りに作られたものではなく、いかに個々の特徴や素の部分を見極められるかに重きをおいているのです。ここで出て来る疑問が「個々の中身を重視するのであれば、見た目はもっと自由でもいいのではないか? 」ということです。就活中は周りの就活生と同じ見た目になってしまうため、 個性が埋もれてしまうという考えです。企業に合わせて自分を偽り、見た目も偽る。そんな新卒の就活がいい結果をもたらすはずが無いとの考えも出始めています。

 

しかし、個性と言えば見た目にフォーカスしがちですが、見た目だけが個性なのでしょうか? また、そもそも就活に個性は必要なのでしょうか? 次に解説していきます。

 

就活で個性は必要ない?

 

現代はネット社会で、誰もが簡単に情報を得られる便利な時代になりました。しかし便利な反面、失われているものもあります。それが個性です。就活の場面で考えてみましょう。
就活では「自己分析」「企業研究」「業界研究」が必要となります。

 

しかし、初めての就活にやり方が分からない場合、誰もがネットで検索し、同じ情報を元に進めるのです。特に個性が失われる場面が、面接となります。質問対策を行う際も、ネットで調べ例文を参考に作成する就活生がほとんどなのではないでしょうか。ネットで調べることも、参考にすることも決して悪いことではありません。問題なのは、そのままコピペして、あたかも自分のことの様に話す就活生がいること。さらに、ありもしないエピソードを作り上げることです。

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面接では、就活生の多くがアルバイトリーダーを経験し、部活ではキャプテンを務め、サークルを立ち上げている状態となっているのです。それでは個性が失われてしまいますし、何よりも質問の深掘りをされた時にバレてしまうのがオチです。就活用の自分を作ることは、自分自身で個性を潰している行為と言えるでしょう。この様に、ネット社会だからこそ、周りと同化してしまう就活生が多くなっています。だからこそ、自分にしかない経験や考えを個性として、出していくことが大切なのではないでしょうか。

 

就活で個性を出せるタイミングとは?

 

では、最後に就活で個性を出す為に。就活で個性を出せるタイミングをご紹介していきましょう。

 

■説明会
会社説明会の中には、あえて私服指定をしている企業があります。スーツよりも、私服の方が就活生の個性が見えるという意図からです。会社の指定を無視してスーツの就活生、ジーンズなどのラフな格好、オフィスカジュアルの無難な格好を選ぶなど、私服と言われてどう対応するのかを見ているのです。正解はありませんが、スーツは指定に従えていないと判断されるでしょう。

 

■書類
ESは個性が出る書類です。ESには自由記述欄が設けられている事がありますが、その名の通り、何の縛りもなく選択肢は無限です。文章だけの構成、イラスト入り、インパクト重視のものなど、まさに個性が爆発します。読み手の気持ちを考え、見やすさを工夫してみてはいかがでしょうか。

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■面接
上記で触れた通り、質問に対しコピペの回答や嘘のエピソードで返すことは止めましょう。企業側はバイトリーダーを務めていたから、キャプテンを務めていたから、という事実よりも重視している事があります。どの様な経験をして、そこから何を学んだのかということです。自分自身が実際に経験した事は、誰にも真似できない個性となります。面接では個性を十分に発揮し、魅力をアピールして行きましょう。

まとめ

「個性」という言葉だけを聞くと、なぜか奇抜な見た目をイメージしてしまいますが、実際の意味は違います。就活での個性とは、見た目だけの話ではなく、内面的な自分らしさを指しているのです。そのため、就活ではスーツ姿で多くの人が説明会や選考に参加するにしても、本当に意味で「没個性」な人はいないといえます。まずは、中身の個性で勝負することに目を向けてみましょう。目立つような個性が必要と考える就活生が多いと思いますが、そうではなく、ありのままの自分で勝負するのです。作り上げた自分ではなく、これまでの経験に自信を持ち、勝負してみてはいかがでしょうか?
 
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