多くの社会人や学生たちの情報収集に広く活用されていた新聞。
今ではスマホやタブレットといったデバイスの台頭・浸透で紙媒体の需要が減少し、マスコミ関係の対応や情報の正確さなどを含むメディアによる影響力の変動などで、新聞を取って情報を集めようとする人の数が少ないのが現状です。
しかし、就活の観点でいえば、目上の人と接する機会が多い就活生だからこそ、あえて新聞を見るべきだともいえるでしょう。

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現在の新聞購読率はどれくらい?

 

以前(昭和~平成初期~中期)の環境では、一般に情報の伝播手段はあくまで「テレビ」「ラジオ」「新聞」の3強でした。
しかし、今までこちらはマスメディアが発信する情報を受け取る側に過ぎませんでしたが、インターネットの普及と対応するプラットフォームが多様化していったことで、時間や場所に関係なく情報を手に入れることができ 一般人でもワールドワイドに情報や個人の主張を発信・受信することが可能になったおかげで、“ただ受け取る”から“自由に情報を取捨選択できる”ようにもなり、テレビ・新聞含むメディアの影響力や価値が見直されてきたのも事実。

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そういった背景があってユーザーも何が正しくて何が間違っているのか? という“公正”に対して敏感となり、ただ一方的な情報しか与えないテレビや新聞、そして近年の報道姿勢や情報の偏りが起因して定期購読率にも大きな影を落としているのです。
以下は、一般社団法人「日本新聞協会」が発表している(※1)、一般紙・スポーツ誌を合計した国内の新聞発行部数と購読している世帯数の推移になります。

 

(2018年)39,901,576部:56,613,999世帯

(2017年)42,128,189部:56,221,568世帯

(2016年)43,276,147部:55,811,969世帯

 

(※1:https://www.pressnet.or.jp/data/circulation/circulation01.php)

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17年18年では16年に比べて購読している世帯数は伸びているにもかかわらず、発行部数そのものは年々、百万単位で減少しているのが大きな特徴ですね。
去年にいたっては、4,000万の大台を切ってしまい、部数を上げる改善策も浮かんでいないことから、今後も減少する勢いを抑えることは難しいでしょう。

 

2019年10月には消費税が10%に引き上げられながらも、新聞業界は軽減税率の適用を受けることが出来たようです。
が、しかし、紙媒体の衰退とニーズの変化も相まって世間的な新聞の価値が落ち、大手新聞社でも購読料を若干上げて不況に対抗しようにも、日本ABC協会の発表では、各社発行部数を落としているようです。
特に、就活生を含む若い世代は新聞を読む習慣がないため、「上の世代」の購読が滞れば、将来的にいよいよ紙媒体での新聞は“瀬戸際”に立たされることになるでしょう。
 

新聞のどの欄を見ていればよかった?

 

発行している会社によって情報濃度やテーマ・トレンド、表現の仕方は大きく変わっていきますが、新聞は日々更新される新鮮な各分野の情報を記載しているものなので、これまでと同じように読むだけで就活でも活かせるような情報を入手し掘り下げること自体は可能。
一昔前の就活生も、新聞を日常的に目を通して数々の情報を集めて、新聞から得た情報をもとに就活で自分の意欲的な姿勢をアピールしてきたものです。

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今の10代~20代前半の世代にはあまりピンと来ないかもしれませんが、現在のように簡単にネットを活用できなかった時代は、時事ネタや国内外の情勢を知る方法として新聞が一番手っ取り早く、経済に政治、文化をくまなくチェックして、業界の動向だけでなく多方面へのアンテナを張っていました。
また、新聞社ごとで書かれる内容に違いがあるために、一つの新聞に捉われずいくつもの新聞を購入して、情報の整合性を確かめてより正確な情報をキャッチする癖もつける。
影響力のある大手企業やその業界は新聞でもクローズアップされやすかったので、大手に入りたいと考える就活生は、企業の発展や存続を左右する“経済”、生活にも大きく影響を及ぼす政治の欄を見て情報を蓄えていたわけです。
 

就活生が新聞を読むメリット

 

ネットを使って情報を集める行為に慣れていると、なかなか新聞を読む機会がないかもしれません。
ただ、知りたい内容を企業・学内で開催される説明会やインターンシップで知ることができない場合も往々にしてよく考えられるので、イベントへの参加やネットだけでなく新聞という“資料”も読み込んでおくことをオススメします。
では、具体的に新聞を読むことでどんなメリットが生まれるのか? 以下でポイントに分けて紹介していきましょう。

 

①時事に詳しくなれる

繰り返しになりますが、新聞は政治や経済に文化といった多彩な情報を記載するものであり、読んでおくだけでも「世の中では何が起きており、そのなかでも人々の注目を集める内容は何か?」を知ることができます。
特に、就活の面接選考では企業に「最近のニュースで気になることはあるか?」と質問されるケースもあるため、新聞を通して時事への理解を深めておけば社会への関心をアピールすることができるでしょう。

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②ボキャブラリー(語彙)が増える

新聞では普段常用しないような漢字や慣用句などを頻繁に目にすることがあり、活字を読む作業になれていない人は、漢字の使い分けやフレーズの意味について躓(つまづ)いてしまい、内容を理解するのに時間がかかってしまいがちです。
ただ、一つの疑問に対して自分なりに調べる癖をつけておけば、言葉の引き出しが増えるだけでなく、文章を読んで、そこに含まれる意味を自分なりに解釈する能力が身についていきますよ。
この読解力と問題解決能力は、社会人ならばどこでも求められるスキルになるので、そういう意味でも就活生の段階から新聞を読んでおくことをおすすめします。

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③業界や企業の研究に役立つ

新聞とひとくちで言っても、その種類は誰もが知る大手新聞社から発行される「全国紙」、特定の地方に特化した「ブロック紙」、各都道府県の名がついた地域密着型「地方紙」などに分類され、それ以外でも金融や各産業の分野に精通した「産業紙」、一つの業界に関するニュースをまとめた「業界紙」も存在します。
不特定多数の人間が書き込むネットとは違い、綿密なリサーチと専門性に富んだ人間が介在して成り立つ後者の二つを参考にすれば、自分が行きたい業界の実情がどうなっているのかを詳細に知ることができるでしょう。
また、ネットとは違い、新聞を使って研究を重ねてきたというのも、情報ソースとして信頼に足るといえますね。
 

新卒が新聞で見るべきポイントとは

 

世の中の動きを認識する目的で、就活生になった段階からコンビニや電子版の日経新聞を購入し読み始める人も散見しますが、せっかく新聞を読むのであれば新卒就活生としての能力を上げるために「見るべきポイント」を理解しておく必要があるでしょう。
代表的なのが各新聞社の意見をまとめた「社説」と記者の意見をまとめた「コラム」です。
これらは他の見出しに比べて小さい枠であり、限られた文字数でそれぞれが特定のニュース・時事に想うことを記した文章。
マスコミとしてだけでなく社会人・組織としての観点と物事の捉え方を読んでいるだけで学ぶことが可能なうえに、一語一句しっかり書き写していけば、正しい日本語の使い方と文章の構成を体系的に学べるので、「ESなどで文字を書く作業に自信がない」「情報を上手くアウトプットできない」という人は欠かさず見ておきましょう。

 

まとめ

いかがでしたか? 紙媒体が電子媒体に置き換えられてきたことで、新聞を読んだ経験の薄い人が目立つようになりました。
しかし、正確な情報と読みやすい文章の書き方を理解するためにも、就活生ならば新聞を読んでおくことを強くおすすめします。
電子媒体(ニュースサイトなど)と並行し、新聞を使って情報を集めている目上の人も大勢いるため、共感性を持たせて話題についていく意味でも、新聞はまだ大いに価値があるといえるでしょう。
 
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