国内旅行に海外旅行、日帰りだったり宿泊を前提にしたりなど、旅にはさまざまな形があります。
その土地で生まれた文化や出会う人の性格や価値観によって、行く先々で味わう体験の濃さは異なるにしても、そこで身をもって知った知識と経験は、社会人になっても役立つはず。
今回は、就活生が気軽に行ける“プチ旅”をテーマに、東京をメインとしたオススメのスポットを紹介していきましょう。

 

 

旅に出ると学べることがたくさんある

 

旅は日数的金銭的体力的な負担がかかってしまうものですが、どんな土地に何日あるいは何時間滞在するにしても得られることは非常に多いです。
ただの観光にしても疲れを癒す慰安にしても、実際に準備から手配までを自分の手で行い、実際に旅先でさまざまな情報に触れていくことは、自分の人生観を大きく見直すきっかけにもつながるでしょう。
あらゆる革新的な製品・サービスを世に送り出してきたアップル社。その創設者であるスティーブ・ジョブズも「旅の過程こそ価値がある」という言葉を遺しています。

 

“旅”と聞くと、どうしても人はその目的について掘り下げがちですが、見る・聞く・触るなどの目的を叶えるためには、そこに行き着くまでのプロセスを先を見据えて徹底的に突き詰め、効率よく動けて失敗も少なくなるように計画していく必要があります。
何を体験したいかを選定した後は、「どこに行くべきか?」「予算はどれほど必要か?」「移動手段は何がベストか?」「現地では何が必要になるのか?」など、ありとあらゆる条件を考慮してプランニングするわけです。
こうして話すと、いささか面倒くさいイメージがちらついてしまいますが、自己啓発の意味でも旅に出かける行為というのは人間的な成長を促すアクセントになるでしょう。

 

【旅をすることでどんなことを学べるのか?】

 

①忍耐力が自然と身につく

特に海外になると、日本に比べて交通アクセスがお世辞にも充実しているとはいえないため、場所によってはチケットの販売で長蛇の列をつくったり、電車やバスが定刻通りに到着しない、車内に何時間も拘束されるなどの事態が頻繁に起きます。
その土地の歴史、慣習など複合的な要素が絡んでくるために何ともしがたいわけですが、仕方ない状況だからこそ余計な人的トラブルを生まないためにも、目くじらを立てず我慢しなければならないでしょう。
そんな環境に慣れてしまえば、国内に戻っても多少の電車の遅延や渋滞による混雑にもイライラしない忍耐力を手に入れることができるはずです。

 

②金銭感覚が育っていく

旅に出かけると分かるのですが、初めての土地で観光すると浮足立ってしまい、感情の昂(たか)ぶりから本来の計画にはない行動を起こしてしまう場合も往々にしてよくあります。
潤沢な予算があるわけはないので出費を抑えなければならないのに、旅先での客寄せに遭遇したり珍しい品々に興味が湧いてつい買ってしまう……。
その結果、後々になってお金が足りなくなって泣きをみる人も少なくありません。

 

ですが、旅に慣れていくと計画以外の行動を取らなくなるばかりか、必要ではないものに余計なお金を使うなんてことも少なくなるでしょう。
これは社会人になってからも非常に役立つスキルであり、一人暮らしをした後で自炊や生活用品の確保のために、どうお金を捻出するかを計画しやすくなります。

 

③危機管理能力も同様に培われる

どんなに事前に計画を立てていたとしても、旅というのは不測の事態がつきものであり、順風満帆に物事を進めるのは意外と難しい。
電車やバスの発車時刻を間違えてしまったり、空港でロストバゲージしてしまったり、慣れない環境で思わぬケガや病気にかかってしまったりなど、旅は楽しい光景だけでなく厳しい部分も含まれているのです。
「もし、出先でトラブルに陥ってしまったら? 自分はどうするべきか」。旅を万全な状態で完了するために常日頃からリスクヘッジを意識することで、問題が起きた後でもパニックになりづらくなるのはもちろん、生活やビジネスシーンにおいても冷静に対処できるようになるでしょう。

 

④スケジューリングに慣れる

就活生の大きな悩みの一つである「スケジュール管理」。学業やアルバイト、そして就活の時間配分をどう分けていくか? 参加必須のイベントに向かうため、いかに日程を管理するべきか?
こういった調整に慣れていないと一日のスケジュールで膨大な作業を詰め込んでしまったり、大事な要件をブッキングしてしまうなどの問題を引き起こしてしまいます。
ですが何度も旅を経験することで、知らない土地で困らないためや確実に目的を叶えるために、時間をきっちり調整する癖が身につくので、限られた時間内でタスクを解消する能力を高められるわけです。

 

⑤知らない人と交流することへの恐れがなくなる

旅の醍醐味は一期一会。その土地で知り合う人々と一時の関わりをもち、自分にはない多様な考えや性格に触れることで、新たな知識や技術を得られることも旅の奥深い点ですね。
とはいっても、就活生のなかには初対面の人物に積極的なアプローチをかけるのが怖いという人もいらっしゃるでしょう。

 

ですが、旅先でお世話になる旅館の女将やスタッフ、露天の呼び込みやツアーガイドの職員など、多くの人に勇気を出して接することで、相手と自分の違いを前向きに捉えられるようになり、コミュニケーションを取ることへの苦手意識も薄れるはずです。
特に、就活に差しかかると学校外での出会いが頻発するために、就活仲間や企業の社員、キャリアセンターの職員など、関わることになるであろう人たちと良好な関係を築くため、そのトレーニングの一環で旅をしてみるのもオススメですよ。

新卒就活生のプチ旅プラン(東京編)

 

では、ここでは就活生の心も身体も癒してくれる、オススメのスポットを挙げていきましょう。
日々、就活の忙しさで回復するタイミングを見失いがちな就活生も、以下の人気スポットに出かけて英気を養ってみてくださいね。
どれも半日程度で楽しめるだけでなく、金額も比較的リーズナブルなので、時間的金銭的に余裕の少ない就活生でも大いに満喫することができますよ。

 

①板橋区:前野原温泉

こちらの前野原温泉にある「さやの湯処」は、お昼の情報バラエティー番組「ヒルナンデス!」でも取り上げられるくらい、“食事が美味しい都内温泉”として知られています。
リラクゼーション目的で温泉を楽しむのもいいですが、お風呂上りに自慢の料理に舌鼓を打つ、というのも一興ですよ。

 

②葛飾区:大谷田温泉

天然のヒバの木を用いて造られた風情ある浴槽も特徴的です。また、月4回のペースになりますが源泉かけ流しの湯も楽しめるため、冷え性や皮膚疾患にも効果のあるこちらの温泉に浸かって、日々の疲れやコリをほぐしてみませんか?

 

③あきる野市:十里木・長岳温泉

23区外になりますが、自然豊かなあきる野市で多くの人に支持されている十里木・長岳温泉もオススメ。
大自然を眼下にとらえ、絶景を楽しめる露天風呂は、都会の喧騒に疲れてしまった人の心を癒してくれること請け負いです!
抜群のロケーションだけでなく、コテージも備えているので一泊して憩いたい就活生にもうってつけ。

 

④江東区:teamLab Planets TOKYO

映像クリエイターや建築関係者など、さまざまな界隈で活躍するプロフェッショナルが集って実現したteamLab Planets TOKYO。
多彩なライティングや3Dグラフィックスを応用した空間演出は、一度踏み入ったらなかなか戻ることができないほどに、煌びやかで非日常的な感覚をもたらしてくれるでしょう。
洗練されたデジタルアートに魅了されて、就活で抱えるフラストレーションを解消したい人は、ぜひ足を運んでみてはいかがでしょうか?

 

⑤渋谷区:明治神宮

言わずと知れた、数多ある都内の神社においてトップクラスの参拝客を誇る明治神宮。
学業成就や縁結びで多くの人の“幸”を支えてきた由緒ある場所ですが、就活生のために就職成就の祈願も行えるので、願掛けによって精神的な心の支えを得る意味でも、ぜひ立ち寄ってみてくださいね。

 

 

まとめ

いかがでしたか? 新卒として社会人デビューした後では、学生時代に比べて懐事情にゆとりを持てるようになりますが、仕事の対応に追われてなかなか自由に時間を使えなくなるのがツラいところ。
そこで、就活生として自由にスケジュールを組むことができる今の段階から、積極的に旅を経験していき、心の休まるお気に入りのスポットや楽しみ方を見つけ出しちゃいましょう。