みなさんは「ワーキング・ホリデー」いう制度をご存知ですか。ワーキング・ホリデーは“ワーホリ”の愛称で呼ばれており、学生生活の中で名前だけは一度でも耳にしたことがあるのではないでしょうか。ワーキング・ホリデーは、日本と協定を結んでいる国に長期にわたって働きながら滞在することができ、その国の文化や生活などについて知ることができるため、海外生活に興味がある学生にとっては利用してみたい制度の一つです。しかし、「ワーホリ後の就職は不利になる」という印象を持たれていることもあってか、ワーホリ後の就職が心配でワーホリ制度の利用を諦めてしまう学生もいます。そこで今回は、ワーホリ後の就職が不利だと言われている理由とワーホリから帰ってきた後の就職を有利に進める方法をお伝えしていきます。

 

 

“ワーホリ”って何?

 

ワーホリ後の就職についてお伝えしていく前に、冒頭でも少し触れましたが、ワーホリとは一体どのようなものか確認しておきましょう。

 

ワーホリとは、日本と協定を結んでいる国の文化や一般的な生活スタイルを経験するために設けられている制度のことです。対象の国に休暇目的で入国ができ、滞在期間中の旅行や就労が認められています。現地では、語学学校に通って語学力を鍛えることもできますし、様々な国に旅行することもできます。ワーホリと留学を混同する学生もいますが、留学はあくまでも学ぶことがメインとなりますので、ワーホリは旅行もできることから比較的自由と言えます。また、ワーキング・ホリデーという名前ですので、現地で「働ける」ことも特徴です。留学中はもちろん働くことはできませんが、ワーキング・ホリデーでは語学学校に通って語学の勉強をしながら働くことができ、生活費を稼ぐことができたり、働いたお金を使って旅行に行くことができます。海外生活に憧れを持っている学生にとっては夢のような制度と言えるかもしれませんね。
現在、日本とワーキング・ホリデーの協定を結んでいる国は、オーストラリアやカナダをはじめ22ヶ国あります。

(参照:一般社団法人 日本ワーキング・ホリデー協会https://www.jawhm.or.jp/country/)。ぜひ、ワーキング・ホリデーに興味がある方や協定国の中に気になる国がある方は制度の活用を考えてみてはいかがですか。

ワーホリ後の就職が不利と言われる理由

 

ワーホリ制度について知ってみると、「海外で自由に滞在できるなんて楽しそう!」と感じる学生も多くいるかと思いますが、「ワーホリ後の就職は不利になる」と言われている事実もあります。これから就職活動を控えている学生にとっては、少し立ち止まってしまう話かもしれません。では、なぜワーホリ後の就職が不利と言われているのでしょうか、その理由を2つ見ていきましょう。

 

1つ目の理由は、ワーホリは気軽にできるということが不利になってしまうことが挙げられます。ワーキング・ホリデーは年齢や金銭面という一定の条件はあるものの、条件を満たすことができさえすれば誰でも活用できるものです。また、ワーホリは応募する企業によっては「ワーキング」という言葉よりも「ホリデー」のイメージを強く持たれてしまうことも考えられるため、明確な目的がないワーホリは不利になる可能性があります。

 

2つ目の理由として、ワーホリ中に遊びすぎてしまう可能性があることが挙げられます。
ワーホリを楽しむことはもちろん大切なことです。せっかくワーホリできるのだから思いっきり満喫しないと、もったいないですよね。しかし、先ほどもお伝えしましたが「ホリデー」が中心になってしまい遊びに集中してしまうと、就職活動をする際にワーホリ経験を語ることができなくなるかもしれません。滞在は長期期間になりますので、その間に周りの就活生と差が出てしまうと不利になる可能性があります。

ワーホリ後の就職を有利に進める方法

 

それでは、ワーホリ後の就職を有利に進めるためにはどうしたらよいのでしょうか。ここでは3つの方法をご紹介します。

 

【ワーホリの目的を明確にしておく】
ワーホリの目的を明確にしておくことは就職を有利に進めるために非常に重要なことです。またワーホリ中の目標を定めることもいいでしょう。「なぜワーホリを活用するのか」、「ワーホリ中どんなことに挑戦するのか」、明確な目的と目標を持つだけでワーホリから得られる学びは大きくなります。学びが多いということはワーホリ後の就職活動でも企業にPRすることができるため、ワーホリ経験が有利になると言えます。

 

【ワーホリ経験を就職後につなげてPR】
ワーホリの経験を通して学んだことを就職活動で志望する企業にアピールすることができますが、「何を学んだか」だけでなく、「学んだことを就職してからどう活かすか」という点まで掘り下げてPRするようにしましょう。ワーホリ経験を就職後にどう役立てていこうとしているかという点を伝えることで、企業側も一緒に働いていることを想像しやすくなりますし、自社で働く意欲があることがつたわりやすくなります。

 

【ワーホリ前に就活準備をしておく】
ワーホリをするための事前準備もたくさんあり、目の前のことで忙しくなるかもしれませんがワーホリから帰ってきた時のことまで考えることもワーホリの事前準備内容に含めておきましょう。いざワーホリから帰ってきた時に、「就職活動をどうやって進めたらいいのか」考えているうちに周囲の学生とも差がついてしまいます。就職活動のスケジュールや進め方を事前に確認しておいて、帰国後スムーズに就職活動を始めることができるようにしておきましょう。

 

 

まとめ

ワーキング・ホリデーを活用することで、学生でも気軽に海外生活を体験することができます。海外生活をしてみたい学生に、おすすめしたい制度です。しかし、これから就活を控えている学生にとっては「就職で不利になるかも」と不安を感じてしまうかもしれません。しかし、ワーホリを活用する目的さえしっかり定めることができていれば、不利になることを心配する必要はなくなります。また目的があればワーホリ中も充実した生活をすることができるはずです。今回はワーホリ後の就職を有利に進める方法を3つ紹介しました。ワーホリを考えている学生のみなさんは、ぜひ就職を有利に進める方法を意識するようにしましょう。