普段の生活でも、万が一に備える事が大切なのは言うまでもありません。最近多い「自然災害に備える」。何かあった時の為に「保険に入る」。大学に遅刻しない様に「早めに家を出る」事も、電車の遅延を想定して万が一に備えての行動と言えます。では就活においてはどうでしょうか? 今回は就活での万が一に備えて、滑り止め企業について考えます。そもそも1社でも大変な就活で、滑り止め企業は必要と言えるのでしょうか?

 

 

就活でも滑り止めは必要か?

 

受験の時によく使われている滑り止めという言葉ですが、就活においても滑り止めを用意する就活生が多いと思います。理想は第一志望の1社だけを受けて「一発内定! 」でしょうが、現実はそう上手くは行きません。第一志望からの不採用通知を受けてから、慌てて次を探しても入社後のミスマッチが起きる原因になってしまいます。何より精神的なショックから就活へのモチベーションが下がってしまうなど、いい結果を生まない事が予想出来るでしょう。ですから就活においても初めから、ある程度のリスクマネジメントが必要となってくるのです。実際に、滑り止めを受ける理由には次の様な声があります。

 

・就活浪人にならない為
一番大きな理由は「卒業したのに就職先がない! 」という最悪なパターンを避ける為です。就活浪人をして第一志望に再度挑戦する事も道の1つですが、そもそも希望の企業が募集をかけるとも限りません。であれば、とりあえずどこかに就職して、様子を見る方が現実的と考えているのです。

 

・気持ちに余裕を持って就活する為
とりあえず内定を持った状態、上記で話した就活浪人にはならない状態で就活を進められれば、気持ちに余裕を持つ事が出来ます。内定という形では無くても、選考が何社かあれば「ダメでも次がある! 」という気持ちで臨めるのです。反対に、1社に固執してしまえば「ダメなら後が無い…」と追い込まれてしまうでしょう。

 

・本命企業を受ける前の予行練習
特に面接において言える事ですが、面接独特の緊張感は場数で慣れて行く必要があります。いくら練習を行っても、やはり本番の緊張感は本番でしか味わえません。ですから、滑り止め企業をより実践的な練習と考え、選考を受ける就活生もいる様です。

しかし、万が一の滑り止めと思って企業を選ぶのは大変危険です。では次に、滑り止め企業の選定方法をご紹介して行きましょう。

滑り止め企業の選定方法とは

 

まず初めに、なぜ滑り止めだと思って選ぶ事が危険なのでしょうか?
それは滑り止め企業に入社する事も十分にあり得るからです。就活生全員が、第一志望・第二志望に入社出来ればどんなに幸せでしょう。しかし、思い通りに就活が進む就活生はごくわずか。滑り止めにと考えていた企業に入社するパターンは意外と多いのです。ですから、ただ単にエントリー数を増やせばいいという問題ではありません。では、どの様な基準で滑り止めにする企業を選ぶ必要があるのでしょうか。

 

【同じ業界から選ぶ】
まずは同業他社を見てみましょう。同じ業界であれば、業界研究である程度知識も入っていますし、対策も取りやすくなります。また、他社と比較する事で本命企業の選考にも役立つでしょう。

 

【軸はぶらさずに選ぶ】
就活生の皆さんは、自己分析を通して就活の軸を決めていると思います。特に業界に拘りが無くても、軸はぶらさずに選びましょう。また、特に考えていなかったという就活生の皆さんは入社後のミスマッチを減らす為にも、働く上で大切にしたい事を考え抜きましょう。就活の軸を確立する事で、滑り止め企業を選ぶ際もスムーズになります。

注意! 滑り止めで内定が出るとは限らない

 

 

受験とは違い、就活では滑り止めだからと言って必ず内定が出るとは限りません。本命企業も滑り止め企業も全滅してしまった…なんて考えたくもない事態に陥ったら、「就活エージェント」に相談してみませんか?
就活エージェントとは「企業」と「求職者」のマッチングサービスです。就活エージェントでは大きく分けて3つのサービスが無料で受けられます。

 

【サービス①企業の紹介】
就活のプロがカウンセリングを行い、希望に合った求人を紹介します。企業側の事も理解した上で紹介して貰える為、入社後のミスマッチを減らせる事が最大のメリットです。また、企業側には直接確認しづらい福利厚生の面など、第三者が間に入る事で確認しやすいでしょう。希望する企業が決まれば、面接日程を調整してくれます。就活エージェントでは独自の求人を扱うなど、自分だけでは探せなかった企業に出会える可能性もあります。

 

【サービス②履歴書・ESの添削】
履歴書・ESは1社でも気が滅入ってしまう所、複数社受けるとなれば苦労は何倍にもなりますよね。また、滑り止め企業も全滅してしまったとなれば、履歴書・ESに問題があったとも考えられます。就活のプロに確認してもらい、より良いものに磨き上げてくれるのも嬉しいサービスです。

 

【サービス③面接対策】
面接対策もしっかりと行います。様々な質問を想定して備える事はもちろん、面接では身だしなみやマナー、細かく言えば話し方や目線なども重要なポイントです。自分だけでは気づけない、客観的なアドバイスを貰えるのも大きなメリットとなるでしょう。もし不採用となった場合でも、不採用の理由を企業に確認し問題点を提示してくれるので、次の対策を一緒に行えるのも大変魅力です。

 

 

まとめ

就活では本命企業だけに絞らず、滑り止め企業を考えておく必要があります。しかしただ単に数だけ増やした所で、1社1社に使える時間も少なくなってしまいますし、何かと逆効果です。滑り止め企業を選ぶ上で忘れてはいけない事は、「就職したいと思える企業を選ぶ」事。言葉では滑り止めと言っても、入社する可能性が十分にあり得る企業となります。本命企業と同じように、しっかりと考え進めていきましょう!