数々の企業説明会の参加、インターンシップでの就業体験、ESや履歴書の作成、そして、本選考となる書類や面接など、就活は想像以上に苦労が多くてストレスも多大に蓄積されるものです。
「興味のある企業のもとで働く」という目的を叶えるためとはいえ、日々マルチタスクを解消しなければならないので、疲労による就活うつ発症も危惧されます。
そこで、毎日就活に励む学生向けに、気持ち良く就活を継続するための息抜き方法を5選に分けてご紹介していきます。

 

 

就活中の息抜きは欠かせない

人材不足による売り手市場の台頭、大手志向から成長を見込めるベンチャー志向など、就活に関するトレンドは年を追うごとに変わっていくものですが、どの時代でも共通しているのは「就活は非常に面倒臭い!」という点。
どんな企業が世の中に溢れているかを逐一チェックするのみならず、赤の他人に自分を売り込むために、強み弱みやキャリアビジョンなどパーソナルな情報まで掘り下げなければならない。そして、漠然としたイメージを、研究と分析の積み重ねによって言語化して書類に落とし込み、伝える内容を頭に叩き込んで、実際に社員を相手に選考にてアピールしていくわけです。それも、企業のコーポレートサイトや開催される説明会を活用して情報収集を行い、着慣れないスーツに身を包み、OBOG訪問やインターンで体系的に知見を広げるといった過程ありきで実現します。

【メンタルの負担は精神疾患を引き起こす】

このように度重なる準備と対策、そして選考によって就活生は肉体的精神的な負担を抱えることになるのです。就活を開始した最初の時期は我慢できたとしても、理想とは違う仕事の現実を幾度も味わった後で、難関な選考を突破できない悔しさ、自分より一歩二歩先を行く周囲との比較でもダメージを喰らってしまいます。
そのまま放置しておけば、やがて就活を行うこと自体に疑問を持つようになり、酷くなればやるべきことを投げ出して引きこもったり、就活うつを発症して日常生活や学業にも深刻な影響を及ぼすことでしょう。
実は就活うつの発症数は売り手市場である現在で急増しており、早期的な内定率の上昇が無い内定就活生へのプレッシャーとなってしまい、気丈に振舞っている就活生でも“いつ発症するか”は他人事では無いのです。

【息抜きをして就活の壁を乗り切ろう】

なので、良好な状態で無理なく就活を続けていくには、適度な息抜きが肝心。「そんな暇無いし甘えるなよ」と憤る人は一旦、落ち着いてくださいね。
もしも、休む暇なく全力疾走で駆け抜けたとしても、肝心な部分でスタミナ切れを起こしてしまえば、せっかくのチャンスを掴み損ねてしまうでしょう。
それが続けば、反省よりも先に自分を責めて否定することが常態化してしまうかもしれません。それが何を招くかというと、モチベーションの低下による諦観姿勢や就活うつです。
どんなに優れたスペックを持つ車であっても、パンクやガス欠になれば本体のパフォーマンスを発揮できないですよね、人間だって同じです。必要な時期にきちんとケアできなければ準備・対策でポジティブな結果を生むことはできないでしょう。

就活中のオススメ息抜き5選

では、ここから先は就活生がするべき息抜き方法を5つに分けて紹介していきます。
どんな手段を取るかは各々の自由。しかし肝心なのは内容ではなく、その息抜きによって日々溜めこんでいるフラストレーションが解消されるかどうかですよ。

①軽めの運動

就活をしていけば、説明会や面接会場への移動などで身体を動かす機会が多くなるものですが、義務的な工程のために足腰を動かしていても気持ちはリフレッシュできないでしょう。
なので、週に1日2日は就活のことは一切考えず、ジョギングやランニングといった有酸素運動をして汗をかきましょう。ベストは燦燦と日光が照らす快晴日。もしも雨であればストレッチでもかまいません。
運動によって身体を動かすのはメンタルヘルスの観点でも非常に有効的であり、多忙な毎日によって崩れがちな生活リズムを正すことが狙えるのです。

②カラオケで熱唱

上記の運動で汗をかくことに被るかもしれませんが、1時間、3時間、あるいはフルタイムで、カラオケで声を大に歌ってみるのもオススメ。
誰にも邪魔されず自分の得意の1曲をマイク片手に盛大に熱唱するのは大変気持ちが良く、ストレスの発散には最適です。
もちろん、楽曲だけでなくて、少しマイク音量を下げて普段感じている不満の声を爆発させてみるのも良いかもしれませんね。
シャイな性格だと恥ずかしさで遠慮してしまうかもしれないですが、一度頭カラッポにして吐き出すことで、「こんなに気持ちを溜め込んでいたんだな」と気づけることでしょう。

③ショッピングで散財

就活はやりたいことよりもやるべきことを優先しなければならないため、抑圧された日々が何ヶ月も続いてしまいます。
そうなれば、“無理をすることが当たり前”という自己犠牲の考え方が染みついてしまって、本来嗜んでいた趣味を楽しめず、交友関係も希薄になる可能性があるでしょう。
その前に、隔週に一度くらいは“自分へのご褒美”という形で息抜きしてみてはどうでしょう?
流行のファッションに身を包んでみたり、テレビや雑誌で紹介されているようなお店でスイーツを堪能したりなど、就活のためではなく自分のケアのために散財する方法もありですよ。

④旅行に出掛ける

卒業単位に余裕のある人は、就活そのものも一時的にストップをかけて遠出してみるのもオススメ。
日帰りや一泊二日の旅で地方の温泉に使って身も心も洗い流すのは、極楽気分を味わえるだけでなく、「今後も嫌なことがあれば来てみよう」と、将来についてのちょっとした目標も立てることができます。
これはストレスからの逃げ道を作れる意味も含んでおり、息抜きという形で自分をケアすることの重要性を再認識するきっかけにもなるはずです。

⑤映画やアニメの鑑賞

現実で嫌なことがあれば、スクリーンや液晶画面内の非現実の世界に逃避してみましょう。
アクションやサスペンス、ラブロマンスにヒューマンドラマなど、あらゆるジャンルのフィクションの世界に意識を向けて、キャラクター、脚本、映像美、音楽性などの要素に一喜一憂するのです。
娯楽の一つとして楽しむのもオススメですが、それら創作物の中から就活に通じる考え方のヒントを得られるかもしれませんよ。

 

 

まとめ

3月からは広報が解禁されて本格的に就活が幕を開かれるわけですが、それ以降は6月の本選考に向けて説明会や業界・企業研究と自己分析によってなし得るESと履歴書の作成。そしてSPIと筆記の対策と面接選考の練習など、就活生は“本番”までに数多くの準備や対策に追われることになります。
ですが、出遅れないために時間の確保に躍起になってスケジュールを詰め込みすぎてしまえば、就活中心の毎日となり、メンタルのケアが滞る場合もあるでしょう。
そんな事態に陥らないようにするにも、休むための時間を独自に作り、「ツラい……」と感じたタイミングで適度に息抜きしてくださいね。