適職診断

 
修士課程、博士課程などと大きく分かれる大学院生。その生活風景は研究と発表、要するに特定分野の追求が中心となるため、大学生の過ごし方とは一線を画すほどの忙しさを秘めています。
院生としての在学の期間も一般的には約2年~3年ほど、そのため就活も学卒以上の多忙さを極めるといっていいでしょう。ここで気になるのは、院生の就活の進め方は学卒と同じで構わないのか? という点です。今回の記事ではその変について解説していきましょう。
 

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大学院生の就活スケジュールとは?

 

記事冒頭でもお伝えしたように、大学院生の生活は自身が携わる研究が中心です。また、学卒とは違って授業がそもそも存在せず、研究室で取り組む毎日を送ることになるでしょう。
在籍している大学にもよりますが、どんな院生にもコアタイムが設けられており、一日で何時間研究にあたらなければならないのかが決まっています。

 

つまり、授業が無いために自分が興味のある、至上のものとする分野に没頭できる分、土日の休日には生活費や授業費などを稼がなくてはなりません。法学だろうと経済学だろうと、理工学部であろうと関係ありません。
「なんだ、目的や過ごし方に違いはあれど学卒とそう変わらないな」と思うかもしれないですが、研究も教授の指導や判断によって単位取得の難易度が大きく変わるだけでなく、企業向けにプレゼンするための資料制作や内容の突き詰めも同時に行っていくので、必要とされる知見は高度であり精神的肉体的な疲労も多大です。

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さて、実際の大学院生が1日をどう過ごしているのかは各々によって違いはあるものの、9時には研究室にて研究を開始します。その後は正午に昼食を挟んで8時~9時には帰宅の途につくのですが、学会やゼミといった時期になると、帰宅後も深夜まで活動してレポートの用意や研究活動をする羽目になるのです。
M1からM2、D1からD3までその忙しさは変わらないため、就活をする場合は普段の取り組みと上手く兼ね合いがとれるように調整しなければなりません。

 

そして就活を開始するタイミング。これはM1の夏頃からスタートする人が大半のようです。
といっても院生の場合は選考は翌年の4月からなので、決して早すぎるというわけでもなく、むしろ就活について準備を修士一年の段階から準備しておかないと、専攻と就活で身動きが取りづらくなってしまいます。
修士一年の6月にはインターンシップが開始されるので、短期を狙って土日に参加、そして学卒と同様に学業(研究)と並行して自己分析をはじめとする準備をして4月の選考に臨むわけです。

 

就活の進め方は学卒と一緒?

 

もちろん、新卒か院卒かの違いはあるものの、就活でやらなくてはならない内容にはそこまで大きな違いはありません。
自分の過去を洗い出して、それについての考えや感情をアウトプットして性格や望みを知る自己分析。
世の中に溢れている業種職種を調べてから一つひとつを見比べ、自分に適した企業風土や仕事をリストアップして掘り下げる業界・企業研究。

 

そして、目ぼしい場所を発見したら、その選考プロセスを採用活動の前例や就職者の意見などを参考に対策していくなど、学年や立場、時間的余裕の差はあっても踏むべき工程は共通しています。
ただ、繰り返しになりますが院生ですと6月にインターン、3月に本採用の広報、4月に本選考開始とスケジュールが割とタイトなため、就活を進めるのは早いに越したことはないでしょう。

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ですが、特出した分野に生きる大学院生の就活の強みとして、自由応募よりも学校推薦が有利に進みやすいというのが挙げられます。
これは在籍中の研究でどれほどの成果を残しているか、本人の能力、教授を含む周囲の評価も影響するものですけれど、企業と結びつきのある学校が社会人ついての資質を認め、太鼓判を押して推薦してくれるので、自由応募よりも選考に進みやすくなるでしょう。

 

学卒では当人の意欲や将来性などを考慮して選考が進められますが、院卒ですと専門的な知識や経験を活かした貢献を期待され、大学院生としての柔軟性も学卒よりも評価されるので、“人となりを見られる”点は一緒でもスペシャリストとしての能力にも重きを置いてチェックされるわけです。
といっても、推薦という形でその企業にターゲットを定めてしまうと、内定辞退ができなくなってしまうので、自由応募か学校推薦かは自身の希望と照らし合わせてよく考える必要がありますよ。

 

大学院生の就活を進める手順

 

まず、文系理系に限らず、一年目の春には自己分析に着手しておきましょう。「大学院生は研究が全て」と認識されがちですが、どの時期でも院生は就活に関する取り組みをすることになります。
進学して間もない頃にはインターン、その後は業界と企業の研究を行って提出書類の制作に向かい、翌年には説明会と本選考など、まさに“せわしなく動く”わけです。

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なので、就活に関する準備はできる限り早め早めにしておかないとなりません。
今まで学んだことや体験した出来事をもとに自己分析で自分の気持ちを言語化、そして企業選びで要となる軸を設定していきます。
ここで注意ですが、軸に関しては自分の専門性を大いに発揮できる場所について考えるのがベストですが、多角的に見て「院生としての経験と関係のない仕事」も選択肢として考えるのも良いでしょう。

 

人は「自分を活かせる環境はここしかない!」と思ってしまったら、他の可能性を掘り下げにくくなる特性を持っているので、視点が凝り固まって選考解禁後に軌道修正ができなくならないように、専門分野以外の働き方も研究しておくように。
その後は一般的なSPIの勉強、そして履歴書やESの作成です。ESも説明会と同時期に提出となるので、内容や書き方に満足できるくらい年明け前後から練習して慣れておきましょう。
 

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まとめ

本稿でお伝えした通り、大学院生であろうと学部生であろうと就活の進める内容に大きな違いはありません。しかし、滞りなく院卒入社を果たすには早期的な活動開始が大前提となるでしょう。
院生は学卒と比べて就活に割ける時間が多いとはお世辞にも言えないため、効率よく行うには普段の研究の妨げにならない、かつ体力的に負荷の少ないスケジュール管理が重要になります。
 

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