10月を迎えて多くの企業では内定式を開催して内定者との親睦を深めていますが、この時期になっても依然として内定を獲得できてない人は未だ大勢いらっしゃいます。

春の就活スタートの時期や夏前の選考解禁に比べて落ち着きは取り戻しているものの、周囲は内定を得て残りの学生生活を謳歌しているため、どうしても焦りの気持ちが出てしまうことでしょう。

その気持ちは分かりますが、10月に入っても頑張って取り組めば誰でも内定を獲得することは可能ですよ!

 

 

 

冬が始まる前に内定獲得を目指したい!

 

就活は3月に広報活動が解禁され、6月に大手での選考がスタート。その後で募集人数に達したら採用の打ち切りを行い、辞退者が出ればそれに応じて二次募集を行うものですが、夏が終わった後でも内定を獲得できていない人は少なからず存在します。

もちろん、内定を獲得できていないからといって自分を卑下する必要はありません。そもそも就活は競争ではありませんし、早めに内定を得たからといって適性が十分ではなかったら「もっと時間を割いて企業分析しておくべきだったな」と後悔することも往々にしてよくありますからね。

実際、とあるメディアによると大手入社を果たした18卒のうち半数以上が就職したことを後悔しているそうです。

むしろ早期的に内定を得ても満足できず秋や冬まで継続した人や、夏頃に就活を始めた人の方が軸を大事に取り組んでミスマッチの少ない企業に入社している光景が顕著といえます。

 

また、今では売り手市場によってどんな業界でも人手不足にあえぎ苦しんでいる状況にあり、特に中小企業では志望者の集まりやすい大手人気企業に比べて人材を確保しづらいため、時期に関係なく優秀で意欲的な学生を囲い込もうと躍起になっているのです。

確かに親しい友人や就活イベントを通じて知り合った就活仲間が次々と内定を取り、心細い気持ちになって就活へネガティブな見方をしてしまうかもしれませんが、こうした背景がある以上、執拗に自分を追い詰める必要はないでしょう。

 

大手の勢いが止まった秋こそ狙い目

 

「春夏には結果を出せなかったけど、寒い冬が来る前に何としても内定を取りたい!」と思い、本稿を読む人は多いでしょうが、上記の通り秋の間で内定を獲得すること自体は決して不可能ではありません。

むしろ就活のピークが過ぎた今の時期こそ自分に合った企業と巡り合える機会が豊富だと判断できるのです。

6月の選考解禁後は大手の内定承諾者の数が伸びるわけですが、その人気に埋もれてしまう中小ではいくら早い段階で内定を提示して意識づけしたところで、併願している人気企業に“浮気”されてしまい、何人もの内定辞退者が続出していくもの。

ですが、たとえ大手よりも資産や認知度が乏しい企業といっても中小企業のなかには特定の分野に秀でて堅実に業績を伸ばしている場所や、社員を大事にしていて個人裁量権の大きい場所など、成長度と将来性が期待できる優良企業も多く含まれます。

 

また、大手企業は夏には採用を終わらせていることがほとんどであり、残っていたとしても大手志望の求職者が集中するため春や夏よりも求人倍率が軒並み高め。

しかし、大手のグループ会社ですと大手と同水準の待遇を見込めるだけでなく、採用難易度も割と易しめなのが特徴的です。

業務内容も大手の取り組みと遜色がない場合もありますが、幸か不幸か学生からの認知度は高くないために長期にわたって採用活動を続けることが毎年の恒例となっております。

それに大手と変わらぬ人気を誇る外資系企業では通年採用を行うことが特徴的で、欠員が出たから新たに新卒・中途の人材を秋に募集するなんて話もあるのです。

なので、今までと同じく自己分析や業界・企業研究に注力する必要はありますが、大手以外に視野を向ければいくらでも新卒採用の機会を掴めるでしょう。

 

秋に内定を獲得するためにできること

 

秋(9月初旬~11月下旬)でも内定のチャンスがあることは前述の通り。しかし、9月の時点で一部の大手やグループ会社、中小といった企業がまだ採用活動をし続けているといっても油断は禁物です。

以下では秋で内定を得るためにやるべきことを解説します。

 

マインドの切り替えで前向きに

 

この時期に差し掛かっても就活を続けている学生のタイプは、春からの継続組、帰国したばかりの日本人留学生、公務員から民間に移行した学生、研究や部活などで就活の初動が遅れた学生などが挙がります。

ただ、どんな学生であっても「なぜこの時期になっても就活を続けているのか?」を明確に相手に伝えることができなければ、他のライバルに取って代わられることでしょう。

そのために、まずは就活の軸や過去に行った自己分析や業界・企業研究の掘り下げに着手してください。

秋以降はどうしても気持ちがセンチメンタルになりやすく、なかなか内定を得られないことで自信を無くしてしまえば対面したときに声量や表情に影響を及ぼすだけでなく、思うようなパフォーマンスを発揮できなくなるものです。ですが改めて自分の特性や将来設計などを客観視することで、気持ちの整理がついて前向きに就活と向き合うことが可能になりますよ。

 

PDCAのサイクルでスキルを高める

 

そして、書類や面接選考を経験するとほとんどが不採用の結果を受け取る羽目になり、1社の内定を得るためには20~30社ほどのエントリー数が必要です。

もちろん、焦ってやみくもにエントリーをかけるわけではなく、準備で導き出した適性やキャリアプランをもとに企業を選んでいきますが、失敗を成功に繋げるためは「PDCA」を意識しなければなりません。

これはPLAN(計画)、DO(実行)、CHECK(評価)、ACTION(改善)を意味するもので、選考を通して自分には何が足りなかったのか? どこを評価されたのかなどを要素としてピックアップし、修正を繰り返していく行為を指します。

就活を始めたばかりだと自分では落ちた原因を浮き彫りにしづらいものですが、選考を受け続けて就活の経験値を貯めていけば慣れによって計画と実践でどんな乖離が生じているのかを発見・改善できるようになるのです。

まとめ

 

何ヶ月にもわたって内定ゼロのまま就活が続いてしまうと、どうしても暗い感情に支配されやすくなりますよね。しかし、企業としても秋冬に入っても就活を継続している学生がいることは織り込み済みであり、就活生としてのネバーギブアップ精神と業務への前向きな気持ち、そして志望企業への深い理解と共感さえあれば、秋だろうと内定獲得に結びつけることは可能です。

まだまだ秋採用に積極的な企業や採用直結インターンなど選択肢は残されてますし、不安でしたら実績豊富な就活エージェントにもぜひ相談してみましょう。