「もう10月中旬に入るし内定は難しいかも……。」と、後ろ向きに考える20卒の就活生も多いかと思いますが、春から活動して良い結果を得られなかった、事情があって夏から就活を始めたからといって諦めるのはまだ早いです。

というのも、焦る就活生と同様に新卒採用を行う企業も人材の確保に必死。そのため秋冬だろうとタイミング次第で二次募集をかけることも多いので、今から動いても年内あるいは年明けで内定を獲得することは可能だといえます。今回は就活の二次募集について紹介していきましょう。

 

 

 

就活での「二次募集」とは?

 

これは当初の採用活動で思うような結果を残せず、規定通りの人材確保を実現できなかった企業が、二次という形で追加の採用活動を行うことを指します。

毎年就活生から絶大な人気を誇る大手企業では正直そこまで馴染みがありませんけれど、業績が確かでも認知度が乏しい、会社規模がそこまで大きくなく社員も少ない企業。または業務内容やノルマなどが過酷なために、人の出入りが激しい場所では内定を提示しても承諾前に大手に乗り換えられることも珍しくないため、中小をはじめとする多くの企業では積極的に二次募集を行っているのが印象的ですね。

 

二次募集にもそれぞれタイミングがある

 

また、内定辞退者が出たからすぐに募集、というわけではなく、ある一定の期間を置いて再度募集をかけることが多いといえます。

たとえば、春~夏の期間で確保ができなければ、就活継続組や留学帰りの就活生、公務員試験から民間に移行した学生などの優秀なタイプが集まりやすい秋から二次募集をする光景が顕著。

企業の採用活動も広報や選考準備で時間・費用・人員配置など多大なコストを必要とするため、一時的に打ち切って狙った時期に募集するのは採用する側としても効率が良いといえるでしょう。

その時期に活動中の就活生も「能力や資質がダメだから残っている」わけではなく、前述のように事情を抱えているから遅れを取った人もおり、むしろ働くことに関しては春の時期よりも意欲的で辞退に陥りにくい特徴を持っています。

 

企業によりけりだが、一度落ちたら二次での採用は厳しい

 

とはいっても、以前に一度選考を受けた企業に再チャレンジを図るのは“基本的には”タブーです。

就活ルールにそう明記されているわけではありませんが、大手などでは一度受けた就活生のデータを残しているところがほとんど。そのため不採用の結果を覆すことは非常に困難であり、同じ場所が二次募集をしていても別の企業に狙いを定めた方が時間の節約になるでしょう。

もしそこでの労働を諦め切れないのであれば、いっそ新卒採用ではなく、別の企業でキャリアと実力を身につけた後で将来的に中途採用として臨むのが理想的居です。

 

二次募集はチャンス? それとも厳しい?

 

秋に差し掛かれば、大手から“あぶれた”学生や就活のスタートを切って間もない学生を囲い込もうとする中小企業、待遇は高水準でも大手本社の人気に隠れがちな大手グループ企業だけでなく、採用への柔軟性が高いベンチャーや外資系でも二次募集をかける機会があります。

そのため、冒頭でも話した通り、10月を迎えたからといっても新卒を迎え入れる企業は数多く存在するので、春夏での内定を逃しても挽回は可能です。

ただし、これも繰り返しになってしまいますが、春の頃に比べて9月以降は留学帰りや公務員試験組などの就活生もこぞって参加し、二次募集は以前に比べても採用の枠が狭まっているので、内定獲得のハードルは低いとは言えません。

 

企業によっては求人倍率が一次に比べて高くなる場合だって考えられます。一部の大手企業が二次募集をかけた日には、あっという間に500以上の倍率に膨れ上がるのもよくある話です。

しかし、だんだんと寒くなる時期になれば就活生のモチベーション維持も難しくなり、いよいよ企業に集まる人数が少なくなっていきます。

そのため、春よりも企業の就活生に対する追い込みに焦りが生じやすくなり、早期的な内定に向けて簡略的な選考プロセスを設けることも。

正直これも“企業によりけり”となるため、一概には言えませんが、中小では気に入った学生には選考当日で内定。その他ではESや一次面接の免除もありえます。

 

なので、少ない採用枠に優秀なライバルが集まりやすく、限定的な追加募集ゆえに人材が確保され次第すぐに採用活動を終えてしまう点は気掛かりでも、「二次募集だからといって厳しくなる」というわけではないのです。

 

二次募集で内定ゲットの方法をご紹介

 

もしも就職サイトを閲覧して、現在でも募集をかけている企業に惹かれない。あるいは掲載数が少ないからといって諦めないでください。

二次募集をしている企業を探すなら、まずは在籍している学校に出ている企業求人をあたるようにしましょう。

 

二次募集では企業も欲しい学生のターゲット層を絞っており、なかなか両者のニーズに沿わないという結果も見受けられますが、学校求人は要するに「この学校の就活生が欲しい」という要望の現れなので、忘れずチェックしておくように。

それだけでなく、たとえ秋でも企業HPや就職支援サイトでは企業説明会(中規模の合説も)や短期インターンのエントリー募集も行っていて、参加するだけでも企業選びの選択肢が増えるだけでなく、開催企業の中には内定直結タイプも含まれますよ。

 

それでも「やはり自分だけでは探すのに限界がある……。」と思うならば、多くの迷える就活生を内定へと導いてきた就活エージェントの活用もオススメです。

彼らに頼ることで、新卒向けの仕事紹介だけでなく今まで面倒だった書類の書き方や面接での受け答えの仕方などを、ヒアリングを通してアドバイスしてくれます。

自分の弱点を客観的に判断できるうえに改善も可能になる、そして二次募集中の企業と結びつけてくれるため、本気で内定ゲットをしたいなら視野に入れておきましょう。

まとめ

 

今回は就活の二次募集について見ていきましたが、大手の募集数や学生の多さ、そして年末まで2ヶ月あまりという期間で焦ってしまう気持ちは分かります。

ただ、「不人気」といっては語弊がありますが、なかなか注目を集めなくとも隠れた優良企業は現在でも多く存在しているので、前述の解説を参考に自分にマッチした企業を探してみてくださいね。