就職活動が始まると、これまでの生活で、聞き慣れない言葉が数多く出てきます。中でも「エントリー」という言葉は就活シーンで特に使われる言葉のひとつです。しかし、エントリーには、「プレエントリー」と「本エントリー」の2つがあり、それぞれ中身が大きく異なります。就活準備にあたり、この言葉の違いについて理解する必要があります。今回は2つの言葉の違いや、就活生がエントリーする時期などについて、ご紹介いたします。

 

 

 

 

プレエントリーと本エントリーは違うもの?

 

 

就職活動が本格的に始まると、「プレエントリー」と「本エントリー」という言葉をよく耳にします。しかし、この言葉の意味や違いについて、理解できないという方も多いでしょう。ここでは、プレエントリーと本エントリーの言葉の意味や、2つの言葉の違いについてご紹介いたします。

 

【プレエントリー】

エントリーという言葉を聞くと、応募や登録というイメージがありますよね?そのため、つい身構えてしまいますが、ご安心ください。「プレ」エントリーとは、企業に「会社に興味がある」という個人の意思を表示するために行うことです。具体的な作業としては、個人情報を企業に登録することになります。個人情報を登録することにより、企業は、自社に興味がある人という認識のもと、会社情報の資料や、インターン、会社説明会の情報をメールや郵送などでお知らせしてくれるようになります。応募するかしないか判断しきれていない状態で、プレエントリーを悩む就活生もいると思いますが、いざ応募意思を固めてからの情報収集だと、先行してプレエントリーしていた他の就活生よりはスピードで劣ります。安易にとは言いませんが、情報収集のためにというニュアンスでプレエントリーをするのが一般的になっています。

 

 

【本エントリー】

一方で、本エントリーとは「あなたの企業を志望します」という選考してもらう意思表示になります。本エントリーからが、採用に向けた企業とのコンタクトです。プレエントリーの際に開示した、情報を届けるための個人情報から、選考してもらうための資料の提出が始まります。本エントリーのタイミングで、企業が知りたい就活生の情報をエントリシート(ES)や履歴書として提出することを求められます。プレエントリーした企業全てに本エントリーする必要はありません。プレエントリーで幅広く情報を収集し、自身の進む方向性が見えたなかで、少しでも可能性がありそうな企業に本エントリーしていきましょう。

 

本エントリーを失敗なくかつ効率的に進めるには、プレエントリーが必要不可欠だとイメージできたのではと思います。いでは次に、プレエントリーをいつから始めるべきか、これからの21卒の就活生向けにご紹介いたします。

 

 

プレエントリーの時期とは

 

 

ここでは、プレエントリーの時期について、21卒の就活生の就職活動のスケジュールを例として紹介します。

まず、開始時期についてですが、一般的には就活解禁日に一斉に開始されます。21卒の就活スケジュールであれば、2020年の3月1日からになります。「〇月〇日までに、プレエントリーするべし!」というのはありませんが、本エントリがーが始まる直前、もしくは、本エントリー開始後にプレエントリーしては手遅れですので、十分注意しましょう。そして、締切時期については、「企業によって違う」という点に、注意が必要です。企業によっては、「企業説明会の参加」を本エントリーをするための条件にしている場合があります。手軽だからこそ誰でもプレエントリーができますが、企業説明会の参加枠には限りがあります。”プレエントリーに間に合わなかった”と、後悔しないために、自分の興味のある企業を複数選択するなどの事前準備が必要になります。では、プレエントリーをする会社の数は何社あれば良いのでしょうか。

 

 

プレエントリーは何社くらい?

 

 

一般的には、プレエントリーをする企業数は、約25社~30社と言われています。気軽にできるからこそ、様々な業界を見ることができます。では、単純に企業数が多ければ有利になるのでしょうか。

ここでは、プレエントリーする企業の数が多い場合のメリット、デメリットについてご紹介いたします。

 

・メリット

何と言っても、「情報を企業が提供してくれる」ことが最大のメリットと言えるでしょう。自身で探すことをしなくても、企業からこの情報から勉強して下さいと丁寧に連絡をもらえるわけです。もう少しわかりやすく言うと、選考に進んだ際に必要な最低限の情報はこれです、と企業が提供してくれます。その情報を見て、あまり魅力的に感じないのであれば、本エントリーに進むことはしなくてもいいでしょう。また、興味がある!となった場合は、本エントリーまでに、今度は自分から情報を探しに行くことが必要となります。

 

・デメリット

「長所と短所は表裏一体」と、よく言われますが、安易にプレエントリーしすぎてしまうと情報の迷子になってしまう可能性があります。本来は、確認すべき企業情報を見落としてしまうということもあるので、雑にプレエントリーすることはやめましょう。まずは、気になる業界で1~2社プレエントリーしてみて情報を確認して幅を広げるのか否かを判断していきましょう。

 

まとめ

 

いかがでしたでしょうか。

就活では慣れないことの連続で、苦労が沢山あるでしょう。しかし、ゆっくり考え、ひとつずつ理解することで、「楽しい就活」をすることができます。今回はそのひとつとして「プレエントリーとは?」をご紹介しました。プレエントリーを通して、自分の就きたいと思える企業を見つけ、本エントリーにチャレンジしてみてくださいね。