秋冬の就活は周りから取り残されている感覚や、夏が終わっても、まだスーツを着ている自分に負い目を感じてしまい、このまま内定が貰えなければ、社会から孤立してしまうのではないかと毎日不安な気持ちで過ごしている就活生もいるのではないでしょうか?しかし、昔から「残り物には福がある」と言われています。先に選んだからと言って良い物とは限らない、残り物には思いがけない価値があるという意味のことわざです。今回は2019年の就活市場から見える、残り物の旨味をご紹介していきます!

 

 

 

2019年採用求人の旨味をご紹介

まずは2019年の就活市場がどうなっているのかを見て行きましょう。リクルートワークス研究所は以下の様に発表しています。

【大学求人倍率】

20卒の大学生・大学院生対象の大卒求人倍率は、1.83倍と前年の1.88倍より0.05ポイント下落。8年ぶりに減少したが、高水準を維持し、リーマンショックで求人倍率が大幅に低下した2010年以降で2番目の高さとなりました。

【従業員規模別】

300人未満企業(中小企業)では、8.62倍と前年の9.91倍から1.29ポイントと低下も、依然として高水準。5,000人以上では0.42倍と、前年の0.37倍から0.05ポイント上昇しており従業員規模間の倍率差は縮小しています。

【全国の民間企業の求人総数】

前年の81.4万人から80.5万人へと0.9万人減少。背景には、中小企業が新卒採用難から新卒の求人総数を縮小し、中途採用を拡大したと考えられます。しかし学生の民間企業就職希望者数は、前年43.2万人から44.0万人へと0.8万人増加しており、求人に対して、36.5万人の人材不足となっています。(※1)

 

上記の結果から2019年も学生優位の「売り手市場」である事がわかります。その中でも、やはり中小企業の倍率は8.62倍と高水準で、就活の旨味となっている様です。2019年の企業側の状況が分かった所で、次に就活生の状況を確認して行きましょう。

 

就活でも残り物に福があると言える?

就職みらい研究所は、就活生(大学院生を除く大学生)の活動状況を以下の様に発表しています。

【7月1日時点】

就職内定率は、85.1%(+3.3ポイント)。6月1日時点に引き続き、過去最高の値となりました。内定取得者・進路確定者が増加していますが、いまだ3割弱の学生が就職活動を続けています。

【8月1日時点】

就職内定率は、91.2%(+3.2ポイント)。大学生の進路確定率は80.8%(+2.3ポイント)で、前年同月と比べ上昇。内定辞退率については例年と同様に推移しています。内定取得者の内定辞退社数は、ここ3年で少しずつ増加傾向です。

【9月1日時点】

就職内定率、は93.7%(+2.1ポイント)と引き続き高い水準となっています。一方、進路確定率は85.6%で前年同月と同水準。就職内定辞退率は、61.6%(-3.7ポイント)と前年同月と比べ減少しています。これには学生の活動量が関係していると考えられ、大学生の内定取得社数の内訳をみると、2社以上の内々定を獲得した学生は61.9%で前年同月と比べ4.7ポイント低下しています。 (※2)

早めにスタートすれば企業の選択肢の幅が広いのは事実です。しかし、就活に出遅れてしまった、進路変更した、まだ内定がゼロ、部活等の関係でこれから本格的にスタートするといった就活生にチャンスがない訳ではありません。上記でご紹介した通り学生の活動量が減少している今、企業はこれまで以上に予定採用人数の確保が難しくなっています。その為、採用基準を見直す動きが増えてくるでしょう。つまり就活でも残り物に福があると考えられます。

 

残り物を取りこぼさない就活を!

上記でお伝えした通り、これからスタートする就活だからこそ得られるメリット(見つかる企業)が必ずあると思います。では、それを確実に自分のものとする為にはどうしたらよいのでしょうか?そこでお勧めしたいのは、就活エージェントの利用です。就活エージェントとは「企業」と「求職者」をマッチングするサービスの事です。就活エージェントでは大きく分けて3つのサービスが無料で受けられますのでご紹介していきます。

【企業の紹介】

アドバイザーと呼ばれる就活のプロがカウンセリングを行います。時間が無いからと言って、内定が貰えればどこでも良いという訳ではありませんよね。どの様な企業に就職したいのか、年収や具体的な勤務地など希望を確認します。企業側にはなかなか聞きづらい、福利厚生の面なども遠慮せずにきちんと確認しましょう。またどの様な仕事に着いたらいいのかわからないなど、様々な相談にものってくれます。企業側の求める人物像と、求職者側の要望がマッチしたら紹介となる為、入社後のミスマッチを防げる事が最大の魅力です。希望する企業が決まれば面接日程の調整までしてくれます。

【履歴書の添削】

いざ希望する企業が決まっても、履歴書やESの作成で苦戦してしまう人も多いはずです。また1社でも大変な所、受ける企業が増えればその都度考える必要があります。せっかく時間をかけて考えた志望動機などをより良いものに磨き上げてくれるのも嬉しいサービスです。

【面接対策】

書類が通れば面接対策です。面接マナーや質問対策など、客観的に見たアドバイスを貰えるのでとても参考になります。何度も練習を重ねる事で自信も付くでしょう。万が一内定が貰えなくても、不採用の理由を企業に確認しフィードバックしてくれるので次の対策を一緒に行えるのも大変魅力です。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 2019年の就活市場から見えたポイントは、中小企業を検討する事にあると考えられます。残り物だからといって中小企業の中にも優良企業はありますし、企業側の採用意欲が高いのはこの時期の旨味と言えるのではないでしょうか。しかし、就活生側も企業側も残された時間は少ないのが現実です。これまで以上に効率的な就活を行う為にもぜひ就活エージェントを利用して、残り物の福を呼び寄せましょう!

 (※1) https://www.works-i.com/surveys/adoption/graduate.html

(※2) https://data.recruitcareer.co.jp/research/