2021年3月に卒業予定の学生さんは、インターンなどに励みいよいよ就活がスタートする実感が沸いてきている頃かと思います。真新しいスーツに身を包み新たな一歩を踏み出している同級生を横目に、9月に卒業予定の学生さんは少し出遅れている様な不安な気持ちになっているのではないでしょうか?  新卒は4月入社が一般的とされていますが、では秋に卒業予定の学生さんは一体どうしたら良いのでしょうか? 今回はそんな疑問にお答えして、秋入社についてご紹介して行きましょう。

 

 

 

秋卒業を対象とした10月入社について

まず最初に触れておきたいのが、21卒の新卒採用から就活のルールが廃止される事はみなさんもご存じかと思います。これまでであれば通常大学3年から始まっていた就活が、就活ルールが廃止される事により大きく変わる可能性があります。極端な話ですが大学1年生からでも就活ができ、また企業側も大学1年生に対して内定を出す事も可能になります。しかし、企業側にとっても前例がない為、すぐすぐのタイミングで大きく採用スケジュールが変わる事はないとの見方が濃厚です。ですから、今回はあくまでも例年通りの採用スケジュールの元、ご説明して行きたいと思います。

秋に卒業する理由としては単位不足で半期だけ留年・大学院の特殊なパターンなど様々あると思いますが、その中でも留学による卒業の遅れが割合として多いのではないでしょうか。それこそが、企業が秋入社を対象に採用を行う最も大きな理由です。秋採用は求職者側がバラエティーにとんでおり、優秀な人材も多いと言われています。また春採用の内定辞退者を見越している場合や春採用は大手企業に流れやすい為秋採用を取り入れるなど、企業側にも様々なメリットがあるのです。また、近年では留学する学生さんが増加傾向にある事から、今後秋採用や通年採用がさらに増加して行くとの見方もあります。

10月入社に向けた就活の進め方はどうすれば?

ルールが決まっていた春入社の就活生とは違い、秋入社を考える学生さんが悩む事の1つが就活をどの様なスケジュールで進めれば良いのかという点だと思います。では実際に、21卒で秋入社を考えている学生さんに向けて、どのように就活を進めていけばよいかご説明して行きましょう。あまり難しく考える必要はなく、春入社の学生さんと半年ずれていると考えます。分かりやすく箇条書きにしてみます。

・2019年の12月頃からインターンに励む

・2020年の9月からは業界選びや自己分析・企業研究を進める

・2020年の12月にはエントリー開始

というのが、大まかな流れになります。とは言っても、就活の進め方は人それぞれになります。正解がある訳ではありませんので、早ければ早い方がいいに越した事はないでしょう。また企業によってエントリーの時期は異なります。希望する企業が決まっている場合はこまめにチェックしておきましょう。

 

10月入社をする時に気をつけたいこと


10月入社を考える学生さんはどのようなことに気をつけるべきか、秋入社ならではの気を付けるべきポイントを3つご紹介して行きます。

【ポイント①:4月入社に比べて募集企業は各段に少ない】

企業側にとって秋採用にはどんなメリットがあるかはお話しましたが、やはり春入社に比べると秋入社を実施している企業は各段に少なくなります。やはり就活は企業側も時間や労力を必要としますし、22卒のインターンの時期と選考の時期が被るといったデメリットもあるのです。秋入社を考えているのであれば、選べる企業が少ないという事・その為倍率も高いという事は理解しておきましょう。

【ポイント②:入社日・雇用条件の確認】

まず「秋採用=10月入社」と決まっている訳ではありません。さらに即正社員ではなく4月までの半年間は、インターンや研修生として受け入れている企業も多くあります。どちらも事前に確認をしてからエントリーしましょう。

【ポイント③:同期との差】

企業によりますが4月入社と同じくくりで、「同期」とされる場合があります。すでに半年分の差がある為、プレッシャーやストレスに感じてしまう人もいるでしょう。逆にたった半年と思う人もいるかもしれませんが、社会人として過ごした半年と学生として過ごした半年では大きな差が出てしまいます。差が出るのは当たり前の事ですので、あまり負い目を感じずに過ごしましょう。

 

必ずしも「秋卒業=秋入社」という選択肢だけではなく、22卒と一緒の4月入社を視野に入れてみてもいいかもしれません。希望する企業が春入社しか取り入れていない場合は、半年間待つという学生さんも多くいるようです。その場合は秋に卒業する理由と、卒業から4月まで何をするのかを明確にして説明出来る様にしておきましょう。

まとめ

秋に卒業を控えている学生さんは、周りと違うことを不安に感じているかもしれません。しかし「なぜ秋に卒業なの? 」と逆に興味を持って貰えるきっかけになります。秋に卒業する事自体がマイナスになると考えるのではなく、プラスにアピールする事を考えましょう。企業側にとって重要な事は、卒業が半年遅れたという結果ではありません。「どんな目的で何に挑戦しどんな結果に何を学んだのか」という過程を知りたいのです。春入社とはまた違った武器を存分に利用し、秋入社を勝ち取りましょう!