2018年9月に経団連から発表された「21卒から現在の就活ルールを廃止」をきっかけに、就活準備をいつから始めようと悩みながらも、現時点で始められずに困っている就活生も多いかと思います。そこで、今回は今からでも間に合う就活準備についてのご紹介をいたします。

 

 

 

 

就活スケジュールを確認しよう!

 

「21卒から就活ルール廃止」という発表をうけ、「従来のスケジュール通りにはいかないのかな」と考えてしまう方が多いですが、21卒の就活スケジュールは従来と変わりありません。経団連に代わり政府が今後の就活ルールを決めていきますが、急な変更は学校側だけでなく、企業にも混乱を招くため、政府は「しばらく現状の就活ルールのままでいく」と発表しています。そのため、三年次の四月から興味のある業界・企業の情報収集をし、夏休みや冬休みを使ってインターンシップに参加、四年次の三月一日から企業の採用情報が一斉に公開され、会社説明会などの開催が多くなります。そして、六月一日を境に入社試験や面接などの本格的な採用選考が始まり、次々と内定が決まる。という流れが現状の就活スケジュールであり、それが維持されます。しかし、経団連の定めている就活ルールは、あくまで経団連に加盟している企業の中で適用されているルール。ベンチャー企業などはこのルールを無視することができるうえ、罰則もないために企業によってはそのスケジュールが多少前後する場合があるため、自分の興味のある企業は、注意深く調べる必要があります。

 

就活準備は今から始めても大丈夫!

 

「いつから」、「何から」始めたらいいのか、周りに聞けずに動けない人は結構います。今からでも就職活動の準備は十分に間に合うため、焦らずに順序を明確にしてひとつずつゆっくりと時間をかけて取り組んでいきましょう。ここでは四年次の採用情報が一斉公開されるまでの就職活動準備を、ステップごとに分けてご紹介いたします。

 

【1.自己分析】

どの業界も、まずは自己理解から始めなければ本当にやりたいことは見つかりません。就職活動準備の中で、自己分析に一番時間をかけた方が良いと言えるほど、とても重要です。自己分析は難しく考えすぎず、自分の思い出せる限りの過去のエピソードを書き起こし、エピソードから見られる自分の強みや価値観、どのような時に頑張れる人間なのかなど、客観的に見てみましょう。他にも単純に「こんな仕事してみたいな」、「こんな環境で働いてみたいな」というイメージもしてみましょう。この自己分析が次に行う業界(企業)研究に大きく影響してきます。自己分析をひとりでやるのが難しいという場合は、仲のいい友人に自分がどんな人間かを訊いてみたり、書店などに売ってる自己分析シートなどを活用したりすることで効率的に自己分析を行うことができるでしょう。

 

【2.業界研究】

自己分析同様、あまり難しく考えずに少しでも興味のある仕事や会社があれば公式のHPから見てみることから始めてみましょう。そこから分かる事業内容や会社の理念など、自己分析で得た情報を元に、自分に合うかどうかの判断材料にすることができます。また、興味のある企業には積極的にインターンシップに参加することをおすすめします。7月~8月は特にサマーインターンを実施している企業が多いため、今がチャンスと言えるでしょう。また、現場で働く先輩社会人の声を直接訊くことができるため、これ以上にないほど欲しい情報を得ることができます。

 

【3.ES・面接対策】

履歴書、エントリーシートの書き方や面接対策の時間は必ず取るようにしましょう。ES・面接ともに必ず問われる志望動機と自己PR。答えるのが難しいとされる質問ですが、自分の長所やアピールポイントを理解できていれば自己PRを答えられますし、興味のある企業を研究していれば志望動機を答えることができます。そのため、志望動機・自己PRで悩んで先に進まないという方は、【1】、【2】のステップに戻り、焦らずじっくりと時間をかけて自分と仕事についてもう一度考えてみてください。

 

ざっくりと3つご紹介しましたが、他のどんな対策より、欠かすことのできない最重要要素です。逆にこの3つを準備期間中にすることができれば、就職活動は絶対に有意義なものとなるでしょう。「ひとつ欠けていた」、「なにをすればいいのか分からなかった」という場合は、まずは上記3つを参考に、試してみてくださいね。

 

これから必要になってくる準備について

 

上記の対策がある程度できたら、これからは企業ごとに必要になる要素の対策を行う必要があります。例えば、企業によって学力を測るテストがあるため、テスト対策を行うことや、インターンシップで複数人の話し合いをするグループディスカッションがあるため、社会人マナーを勉強しなければならないなどです。企業によって対策内容が大きく変わるため、企業研究でなるべく情報を掴んでおきましょう。また、これはどの時代でも問題になりますが、就職活動は何か月という時間をかけて、何十という数の会社を行き来していきます。一人暮らしの大学生が一番陥りやすいのが「金銭問題」です。就職活動はスーツや靴だけでなく、当日の昼食代や交通費など、さまざまな場面で出費が多いです。短期間のアルバイトなどで貯金をしておくことも、就活準備には欠かせません。

まとめ

 

いかがでしたか。焦る時期だからこそ、自己分析からゆっくりと始めてみてください。手間を省かないことが就職活動では早期終了への近道です。しかし、ひとりで対策をしていると何かと進まないものです。面接対策なども、ひとりでやっていれば良し悪しが分からないでしょう。ぜひ友人と模擬面接をしてみてください。緊張もほぐれますし、楽しみながら対策ができるはずです。就活ルール廃止に関係なく、今回の記事を通して少しでも就職活動の準備を行うことによって、就職までの道筋が見えたら嬉しいです。