「テレビ業界に就職したい! 」と思っても、意外と仕事内容を答えられる人は少なくただ漠然と憧れている人は多いのではないでしょうか? 大きくテレビ業界と言ってもテレビ局なのか制作会社なのか、さらに職種も様々で就きたいものによっては受けるべき会社が異なってきます。この機会にしっかりと確認し、テレビ業界への理解を深めていきましょう。また最後には面接官にウケる志望動機のポイントも合わせて紹介します!

 

 

 

 

テレビ業界はどんなところ?



「テレビ番組を作る仕事に就職したい!」そう思った時、みなさんの中にはテレビ局に入社しようと考える人も少なくないのではないでしょうか。たしかに私たちが日頃、見ている番組はテレビ局の人間が作っている印象がありますよね。もちろん、テレビ局内で制作することもありますが、テレビ局の主な仕事はテレビ番組を作ることではありません。テレビ局は、あくまでもテレビ番組を売って番組を放送することが大きな仕事になります。フジテレビや日本テレビなどの民放放送の売上のほとんどがCM枠を売った広告費で成り立っているといわれるのはこういう背景があるからです。バラエティー番組やドラマをテレビで見ていると気になる次の展開が始まる前にCMに入ることってよくありますよね。そこで流れるCMはスポンサー(広告主)が番組を買うことで流すことができているというわけです。テレビ局とスポンサーとのやりとりということになります。

では、どこがテレビ番組を作っているのかということになりますが、番組を主に作っているのは番組制作会社です。現在放送されている多くの番組が、番組制作会社が担当していると言われています。番組制作会社の仕事は、テレビ局から依頼された番組の制作や自社で企画して制作した番組をテレビ局に売り込むことです。テレビ局と番組制作会社のやりとりになります。ですので、もし「テレビ番組を作る仕事に就職したい」と考えている人がいれば、番組制作会社への就職を考える必要がありますので注意が必要です。

なおテレビ業界、とくにテレビ局では若者のテレビ離れが加速し、大きな課題になっています。なぜならテレビを見る人が減っているのであれば広告を流すメリットも減少するため、CM枠が売れなくなってしまうからです。しかし、こうした現状を解決しようと、今テレビ局はインターネット動画配信にも力を入れ始めています。テレビと同様に、広告枠を売って利益を上げる仕組みです。テレビで放送したドラマやバラエティー番組を見逃し配信として1週間無料で公開したり、チェインストーリーを配信して視聴者を増やしています。

 

テレビ業界における仕事について

 

 

テレビ業界における仕事は様々で、職種は多岐に渡ります。今回は主な仕事を5つ紹介していきます。

AD(アシスタントディレクター)】

収録がスムーズに行く様に立ち回る役割を担います。取材の手配や番組作りの調べもの、その他雑用まで仕事内容は多岐に渡ります。仕事量が膨大な為、会社に泊まり込むこともあるなど、かなりハードな仕事ですので体力勝負な面もあるでしょう。しかし現場で指揮をとるディレクター・番組最高責任者のプロデューサーになる為には避けては通れない道となります。AD期間を乗り越える為には「ディレクターになりたい! 」などの明確な目標が必要になるでしょう。

テレビ局でADになるには、4年制大学卒業以上の学歴を条件にしていることが多く、また制作会社では専門学校・短期大学卒業以上を条件にしている所もあります。

【カメラマン】

その名の通り、カメラで映像を撮影する仕事をします。カメラアシスタントとして撮影の準備や機材の搬入・その他雑務などをこなしながらトレーニングを積み、やっと一人前になれます。番組の内容によってスタジオ内での撮影なのか、屋外での撮影なのかも異なりますが、屋外での撮影はカメラを担いでの撮影になりますので技術と体力がより必要になります。

未経験から始める人や専門学校・大学で映像を学んだ人もいますが、早くからカメラマンを目指している人は在学中から制作会社でアシスタントという立場で、アルバイトとして経験を積んでいるようです。特に資格も必要ありませんが「映像音響処理技術者資格」を取得すると有利と言われています。

【音響スタッフ】

音声さんという言葉の方が馴染み深いかもしれません。音響スタッフの主な仕事は、マイクで拾った音声の音量の調節です。話す人によって声のボリュームに差がありますので一定に揃える必要があります。また編集された映像に音楽や効果音をつけるのも音響スタッフの仕事ですが、番組や会社によっても仕事の内容は大きく変わるのも特徴です。

専門的な知識が必要な為、未経験での就職は難しいと言われています。専門学校で学んで就職するケースがほとんどです。またカメラマンと同様に、在学中から制作会社でアシスタントとしてアルバイト経験を積んだ方がより有利となります。資格も「映像音響処理技術者資格」を取得するといいでしょう。

【照明スタッフ】

出演者やセットを照らすだけではなく、音楽番組などでは照明に色や模様を付けるのも仕事のひとつです。また照明による演出プランを作成するなど、専門的な知識が必要なため専門学校の卒業生が多くなっています。また演出が関わってくる為、ディレクターが兼任する場合もあるようです。

照明スタッフを目指す方は照明技術者認定試験を取得しておくといいでしょう。

【報道記者】

報道記者とはニュース番組でアナウンサーが読む原稿を作る人です。また中継先でカメラの前に立ちリポートすることも多々あります。生放送などの緊急の中継では、瞬時に情報を整理して話す力が必要です。原稿を作る為に日夜情報収集に励み、ニュースをキャッチする必要がある為、時間も不規則で体力的な面も求められます。

 

テレビ業界に就職するための志望動機

 

どんな業界に就職する場合でも、欠かすことができない就活の要である志望動機。テレビ業界に就職するにあたっても志望動機は大切になります。

テレビ業界の志望動機でありがちなのは「テレビが好きだから」という理由です。しかし、逆で考えるとテレビを嫌いな人ってあまり聞いたことがないですよね。テレビ業界を目指そうが目指すまいが、テレビはみんな好きなのです。大切なのは、なぜ目指したのかです。そしてテレビ局の他にもインターネットテレビ局も合わせれば100社を優に超えます。なぜこの会社じゃないといけないのかを伝えましょう。一番は他社と比較した時と強みを見つけ志望動機に盛り込んでいくことです。最後にもし仮に就職出来たらどのように貢献できるのかを伝え、面接官に働いている姿を想像してもらうことが大きなポイントになるでしょう。

まとめ

インターネットの時代と言われる中、それでもテレビ業界へ就職したいと言う人は大勢います。まだ家の中での娯楽と言えばテレビを一番に想像する人も多いのではないでしょうか? 普段当たり前の様に見ているテレビですが大勢の人が携わり人々の元へ届いていることが分かり、より親しみがわいたのではないでしょうか? 本記事を読んだことによって、また違ったものが見え就活へのお手伝いになっていたら幸いです。