夏の季節になるとクールビズという言葉をよく耳にしますが、就活生のみなさんにとってなじみはまだ薄いような気がします。企業から試験や面接に参加する時の服装について「クールビズOK」の指示をもらった時、きっと就活生のみなさんは「本当にクールビズで参加してもよいのか?」、「そもそもクールビズの服装やマナーってなに?」と対応に悩むのではないでしょうか。そこで今回は、暑い夏から本格的にスタートさせる、そして就活を継続している就活生のみなさんへ向けて夏場の服装「クールビズ」について紹介していきます。

 

就活で「クールビズでお越しください」と言われたら?

企業から試験や面接に「クールビズでお越しください」と案内された時、「本当にクールビズスタイルで行っていいものなのか」と悩んでしまいますよね。いくら企業がクールビズOKと言っても

社交辞令ではないかと考えてしまうものです。言葉通りに受け止めるか、それとも裏を読むかと考えるときりがありません。では、実際にどのように対応すればよいのでしょうか。クールビズで案内された時は試験や面接にクールビズで参加しても問題ありません。ただし、クールビズの捉え方は企業によって様々で、一般的には男性、女性ともにノージャケット、ノーネクタイですが企業によってはノーネクタイでジャケット着用という場合もあります。ですので、クールビズについて企業から細かい指示がない時は荷物になりますが、一応ジャケット、ネクタイを持参して周囲の状況に合わせて対応できるようにしておくとよいでしょう。またクールビズスタイルで行こうと思っても、他の就活生はジャケットにネクタイ着用でばっちりスーツ姿だったらどうしようと不安な人もいるかもしれません。どうしても不安がある人は、普段の就活の格好で参加しても問題ありません。ジャケット、ネクタイを着用しても印象が悪くなることはありません。また、先ほどもお話しましたが、念のためにジャケット、ネクタイを持参していくのもありです。では、企業からクールビズについて指示がない場合にはどのようにしたらよいのでしょうか。6月1日からの衣替えに合わせて6月以降の就活はクールビズスタイルで参加しても問題はないように感じます。しかし就活生の場合は、衣替えのシーズンを迎えていても企業からクールビズの指示がない場合には、面接にふさわしい一般的なスーツ姿で参加するようにしてください。自己判断でクールビズを取り入れてしまうと真面目な印象が損なわれてしまう可能性があります。企業からクールビズの案内がない限り、基本的にジャケット、ネクタイ着用で参加するようにしましょう。

就活におけるクールビズの服装とは?

クールビズといっても企業によっては捉え方が異なるとお話しましたが、ここでは一般的なクールビズの服装について紹介していきます。企業からクールビズについて細かい指定がない限り、これから紹介する服装で問題ありません。それでは就活におけるクールビズスタイルについて男性、女性とそれぞれに分けて見ていきましょう。

【男性のクールビズ】

・シャツ

シャツは白色無地が原則です。クールビズだからといって涼しい印象を受ける色や柄のシャツは避けるようにしましょう。また半袖シャツでも良さそうな感じがしますが、長袖シャツを着用するようにします。ジャケットを着用する場合、袖口からシャツの袖が1~2cm見えているというのがベストな着こなし方ですので半袖のシャツは避けた方がよいでしょう。また長袖シャツだと腕まくりをしてしまいがちですが、腕まくりは避けるべきです。きれいに捲っていたとしても失礼な印象を与えてしまいます。また移動中の腕まくりもしわを作ってしまいますので気をつけましょう。シャツのボタンを外すのは第一ボタンまでですが、第一ボタンまで留めていると印象はプラスになります。第一ボタンを留めるとどうしても苦しいですが、真面目で礼儀正しい印象を受けますので面接の時だけは留めることをおすすめします。

・ズボン

ズボンの色は普段の就活で着用しているズボンで問題ありません。色は無地の黒または紺を着用しましょう。折り目がついているか確認することも忘れずに。

・靴下

靴下もズボンと同様に黒、紺の無地のものを着用してください。柄はワンポイントまでならOKです。クールビズは涼しさを求めるものですが、くるぶし丈の靴下や柄入りのデザインは避けるようにしてください。

・ベルトと靴

ベルトと靴についても一般的な面接時に着用するものと変わりはありません。ベルトと革靴の色は同色になるようにするマナーがありますが、就活生の場合は黒が基本ですのでベルトも革靴も黒で統一するようにしましょう。

【女性のクールビズ】

・シャツ

シャツは白色無地が原則です。男性の場合と基本的には変わりませんが、ジャケットを脱がない場合は半袖シャツの着用は問題ありません。万が一、ジャケットを脱ぐ可能性がある場合には長袖を着用するようにしておきましょう。ボタンを留めるか留めないかの判断はシャツのタイプによって異なります。レギュラーカラーのタイプは第一ボタンがありますので留めるのがマナーです。一方、スキッパーカラーは開襟タイプのものですので第一ボタンがありませんので留めることを考えなくても大丈夫です。

・スカート

スカート(場合によってはパンツ)は無地の黒か紺色のものを着用するようにしてください。こちらも一般的な面接時に着用するものを選び、スカートの丈の長さを注意するようにしてください。

・ストッキングと靴

クールビズでも女性のストッキング着用はマナーですので必須です。色は柄があるものは避け、無地のものを選ぶようにしましょう。また伝線してしまう可能性もありますので、予備を用意しておくと安心です。靴は黒のパンプスを着用します。普段の就活でも使用している履き慣れたもので問題ありません。

就活でのクールビズスタイルで気をつけたいこと!

それでは最後に、就活でのクールビズスタイルで気をつけておきたいことを紹介していきます。

上記でもお話してきましたが、クールビズといっても服装はスーツ着用です。オフィスカジュアルとよく混同されてしまいがちですが、クールビズOKと言われても決して私服姿で参加したり、スーツ姿でも派手な色のシャツを選んだりすることがないように気をつけてください。就活におけるクールビズの基本にはリクルートスーツがあることを忘れないようにしましょう。またクールビズでは薄着になりますので余計に意識しなければいけない点があります。たとえばシャツのしわです。ジャケットを羽織っている時はシャツの背中部分や脇の部分までは見えません。しかし、クールビズスタイルになるとシャツの全体が見えてしまいますのでしわが付いていないか常に確認しておく必要があります。洗濯した後にはアイロンを必ずかけるようにしましょう。中にはアイロンをかける必要がないシャツも販売されていますので、一着は持っていると便利かもしれません。またシャツの生地は薄く柔らかいものですので席に座って背もたれに寄り掛かっただけでも簡単にしわが出来てしまいます。せっかくアイロンがけをしたのに座っただけでしわくちゃになる可能性もありますので、移動中の座り方にも注意が必要です。また女性の場合は下着が見えることがないように注意が必要です。どうしてもシャツは薄いものですし、汗をかいてしまうと透けてしまうことがあります。下着が見えてしまうと印象が良くありませんので、必ず肌着を着用して下着が見えないように気をつけてください。

なお、実際に試験や面接の会場に行ったときに、周囲の就活生がジャケットやネクタイを着用してスーツ姿を整えていた場合には柔軟に周りに合わせることも大切です。

 

まとめ

就活でのクールビズについてお話してきましたが、いかがだったでしょうか。企業から「クールビズでお越しください」と案内された時はクールビズでの参加は問題ありません。今回紹介したような服装で参加してください。普段の就活での服装と大きく変わることはないかと思いますが、クールビズは楽な格好になってしまいます。クールビズにおいてもビジネスマナーを必ず意識して気持ちだけは引き締めて試験や面接に臨むようにしてください。