「他己分析」とは、自身を分析第三者にしてもらうことを表します。「自己分析」を用いて、エントリーシートの作成や業界研究を行いますが、「他己分析」も非常に重要な役割を果たします。

また、複数の人から「他己分析」をしてもらうことで、客観的な「強み」を新たに見つけられることができるでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自己分析と他己分析の違い

 

 

 

 

「自己分析」は自分の目線しかないため、1人でやると、つい過信しすぎたり消極的になったりと偏った解析になりがちです。そんな自己分析は、主観的になってしまうため「自分はこうでいたい」「欠点を知りたくない」と潜在的に感じているところがあります。

対して「他己分析」は第3者が「自身の性格」「長所」「短所」を客観的に分析してくれることで自身を客観視することができるでしょう。

 

以前までは、自分自身を知見する手段は自己分析のみでした。しかし最近では自己分析とプラスして、他己分析も合わせて行う人が多いです。”自分自身を理解するには自己分析だけでは不足しているので他己分析も重要”という背景がございます。

他己分析は、自分自身でアウトプットをする自己分析とは異なり、客観的な分析としてインプットすることができるので就活生にはオススメの方法です。

 

また、複数の人達によって、多方面な角度から分析を行うため「強み」を見つけられ、

選考で話す際にも「他者」である採用担当者に自信を持って伝えられるので、説得力のある自己PRとなることでしょう。

 

 

他己分析がもたらす効果とは

 

 

 

 

他己分析を行うことで就活へは、どのような効果が発揮されるかご紹介いたします。

 

・自分の新たな面を発見することができる

他己分析では、自分の知らない良い面も悪い面も知ることができます。

人は誰しも、一度「自分はこう」と思い込むと、それを変えることは難しいです。

自己分析のみですと、自分の中で捉えた長所と短所しか把握していないことになり、一度そう思い込まれますと、他の長所と短所に気づけなくなってしまうことも。

他己分析を行えば、より自分を把握することができます。自己分析をもとに得た長所を、他者も分析して一致すれば強みにつながりますし、測れていなかった部分を知ることで新たな一面として就職活動を進められるでしょう。

 

・短所を知ることができ、改善することができる

自身の短所を知ることは正直辛いですよね。ですが、誰しも必ず短所はございます。

他者から自身の短所を言ってもらったほうが、選考を受ける前に改善の余地があるでしょう。

長所は、さほど直す必要はありませんが、短所は直していかないと、就職してからも日常においても良い影響はございません。

また、相手は自身の短所を伝える際に”嫌われるかもしれない”などのリスクを負うことも覚えておいて下さい。ですが、それはあなたのためでもありますので寛大な気持ちで受け取りましょう。

 

・エントリーシート以外にも、面接対策にも使える

他己分析では、自分では確認不能な外見や仕草も見てもらうことができます。

たとえば、外見に関する分析は面接対策にも活かせます。内面を変えるのは時間を要しますが、身だしなみなどの外見は指摘されたら直ぐに変えることができます。

改善すべきところを指摘されたのなら積極的に変えていくことも就活が成功する鍵にもなるでしょう。

 

 

手軽にできる他己分析の方法

 

 

 

 

まず収集する方法は、相手に直接聞いたりメールやSNS、相手が対応可能なツールで答えてもらいましょう。他己分析は「自身の性格」「印象」「長所」「短所」を聞き取るため、数名の力が必要となっていきます。自身の性格等を、第3者に聞くことは恥ずかしいと思う人も多いかと思いますが、就職活動のアピールでは欠かせないので積極的に取り組みましょう。

聞き取った意見をもとに、自身で行った自己分析の結果と照合します。結果とギャップがあった場合は改善を図り、共通したところは、あなたの「強み」となりますので自己PRの参考にいたしましょう。

 

 

  • 他己分析をお願いする人

 

・多くの人に依頼する

他己分析は、なるべく多くの人にお願いすることを推奨します。ですが、誰かれ構わずにお願いするのではなく頼む人をしっかり選びましょう。年齢や環境によって感じることや視点は異なっていくため少しでも多くの人にお願いすることが大切です。

 

・色々なタイプの人に頼むこと

他己分析は聞く人が多ければ多いほど、精度の高いデータが抽出されます。

先ほどお伝えしたように、できるだけ複数の人からの意見をもらいましょう。

また、回答が偏ってしまわないように、年齢や性別問わず自分と面識がある多くの人に頼んで均等に統計を取ることも必要です。

 

・家族に聞く

家族は昔からのあなたを1番理解しているので、自分では気がつかない面を発見できることもあります。同時に短所も多く理解しているので、ムキにならず改善として参考にしましょう。

 

・友人に聞く

家族とは、また違った面を友人の前では出すこともあります。

地元の友人、小中高の友人、大学の友人、聞くことで様々な面を知れることでしょう。

ここでも短所を言われても寛大な心で聞くことです。

 

・面識が浅い人にも聞く

大学の先輩後輩、バイト先の同僚、ゼミの教授など面識が浅い人にも客観的な意見を聞いてみましょう。性格的な部分だけでなく第一印象を聞き取ることで、面接での印象の参考になります。

 

 

  • 質問例

 

・性格はどのようなタイプか。

・第一印象はどんな印象だったか。

・今と最初のころと印象は変わったか。

・長所と思うところは。

・短所と思うところは。

・他人に紹介する時にどのように紹介するか。

・印象に残っているエピソード。

・改めたほうがいいと思う箇所。

・ここは伸ばした方がいいところ。

・向いていると思う業界や業種とその理由。

 

自身を聞いてみる際にする質問をピックアップいたしました。

例に拘らず、純粋に自身が知りたいと思ったもので構いません。この機会を有効に遠慮せずに聞かれてみましょう。

 

  • 他己分析の受け止め方

他己分析でもらった答えは、必ずしも良いものばかりとは限りません。

もしかすると自分では気がつかなかった性格や短所に驚くこともあるでしょう。

ですが、それは選考で人事採用者が抱く印象と共通する場合もございます。

もし改善されますと選考で好印象を与えることもできるので、ネガティブにならず真摯に受け止めること大事です。分析結果を活かして前向きに自己PRを考えられてみることがオススメです。

 

まとめ

 

 

自分の強みや弱み、どういった人間かを知るのは、自身をアピールするためにも必要不可欠となるでしょう。自分にあった職業を探すためにも、内定を勝ち取るためにも、いかに自分と深く向き合うかが重要になってきます。

就活生の皆さんも「自己分析」は大切ですが、「他己分析」も取り入れて

自分では知ることができなかった「自身の強み」を発見されてみるのも、就活をする上でモチベーションを上げることにもなるでしょう。