就職活動において就活生は、自身に合った企業に入社すべく全力で就活に取り組まれています。

同様に各企業も、企業に適した人材が欲しいため採用活動を全力で実施されているでしょう。近ごろは企業も就活生の引き付けを重視すべく、独自のユニークな採用活動を新たに行っている模様です。

どういった採用を取り入れているのか、ご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

企業がユニーク採用を取り入れる理由

 

 

 

 

景気の回復によって企業の採用意欲は積極的になり、大学生の就職率は90%以上に昇りました。

また現在、学生に有利な「売り手市場」になっているため就活生は大手企業に流れがちです。

となると、ネームバリューが劣ってしまう中小やベンチャー企業は、おのずと不利な状況に立たされます。中小やベンチャー企業が売り手市場で優秀な人材を採用するためには、ネームバリューではない部分で他社と差別化を図る必要があるため、「ユニーク採用」の導入をはじめました。

また、就活生の内定辞退が続出しており、内定辞退率は約65%と内定を出しても

就活生に断られてしまうため、企業側は人材確保に困っています。

企業は優秀な人材に自社に興味を持ってもらうべく、通常とは異なった選考で採用活動を行っているのも、その一環です。

 

ユニーク採用のメリットとは

 

 

 

 

働き方改革や企業意識の向上などで、終身雇用キャリア観は変わってきており、

現在は1社に10年以上働くという感覚は薄れている傾向にあります。

これらの動きを踏まえて、じっくり育成していく教育や研修制度も変わっていき、

むしろ、即戦力になる人材を求めています。中小やベンチャー企業は本来、

人材の資源がシビアである理由から手厚い教育や研修制度は整備せず、新卒採用においても、

即戦力になるように臨機応変な対応力や実践力を重視した採用が行われています。

この点でいうと、ユニーク採用の選考は、能力や実践を基にして展開できるというメリットがあります。よって、中小やベンチャー企業が「ユニーク採用」を導入するのは、極めて合理的な採用手法です。

また、就活生も企業もミスマッチは防ぎたいものです。双方ともより自分たちの理想にマッチしたモノに出会いたい。そこで、ありふれた採用手法では就活生の本質を理解したいという点から企業はユニークな採用手法を作り出しています。

 

実際に起用されたユニーク採用

 

 

 

 

・エイプリル採用

 

株式会社カヤックではというエイプリル採用というユニーク採用を行っています。

4月1日限定で、履歴書画像に嘘の名前、自己PRを書いて応募するというものです。

嘘をつくのも才能の一つということ。面白い嘘をつけるか、という点を求めているのです。

 

 

・留年採用

 

株式会社東急エージェンシーでは留年採用というユニークな採用を行っています。

留年は一般的に悪いとされていますが、東急エージェンシーでは回り道をしてでも何かをやり遂げ、結果としての留年であれば、それは自身の魅力となり強みへと変わっている可能性を秘めているとしています。つまり一般的によくないとされている「留年」を「ユニーク採用」として捉えています。

 

・スクショ採用

 

株式会社メルカリではスクショ採用というユニークな採用を行っています。

中途採用の選考として、履歴書の代わりにスマートフォンのホーム画面のスクリーンショットを提出します。メルカリがスクショから何を読み取るのかというと、プロダクトへの興味関心の高さやトレンドのアプリを抑えているかを評価しています。

 

スクショ採用の面白い点は、履歴書の代わりとして、スマートフォンのホーム画面に個性を見出しているところです。今まで多くの企業が目をつけていなかったホーム画面という点に着目している革新的な採用方法です。

 

・麻雀採用

 

スターティア株式会社では麻雀採用というユニークな採用を行っています。

プロの雀士と社員、就活生を含めて長時間の対局を行い、順位に応じて面接フローを免除する特典を与えるというものです。狙いとしては、通常の選考では見えにくい就活生の人となりを、麻雀を通じて明らかにする目的があります。麻雀を介することで、負けず嫌いな性格や、リスク回避に徹する性格など、面接よりもより鮮明に学生の性格が表れます。

麻雀採用によって非常にロジカルな学生が集まったとしています。麻雀を用いて採用することで、ロジカルな思考を持つ学生かどうか、というフィルターとして機能するためです。

 

・変態×真面目採用

 

人材ベンチャー企業のビースタイルが変態×真面目採用というユニークな採用を行っています。

企画での「変態」とは「常識を疑い失敗を恐れずチャレンジする」ことです。

真面目は困難にも負けずに真摯に全力で取り組むことを指しています。選考自体もユニークであり、新卒採用から面接を廃止。あわせてリクルートスーツの着用やお祈りメール、ナビサイトの利用もやめています。

 

・日本一短いES

 

新潟県に本社を置く菓子メーカー、三幸製菓が2016年卒の採用で日本一短いES(エントリーシート)というユニークな採用を行っています。

WEBで記入する形式で、ESに入る前に「おせんべいは好き?」「新潟で働ける?」と質問され、

これに対して「Yes」か「No」で回答します。どちらにも「Yes」と回答すると

「あなたの連絡先(メールアドレス)を心を込めて入力して下さい」と表示されるので、そこに書き込むと応募は終了します。志望動機や自己PRも不要です。

 

・人狼採用

 

ソーシャルゲームなどのイラスト制作を手掛けるサーチフィールドは2015年度の新卒採用選考にて、会話型推理ゲーム人狼を用いた、人狼採用というユニークな採用を行っています。選考の場において、就活生と社員が一緒に人狼をプレイし、コミュニケーションを取るとともに、リラックスして臨んでもらうという意図があります。最後まで生き残れば採用という選考方法では決してありません。あくまでゲームを通して人を選定を行います。

 

・顔採用

 

老舗化粧品会社の伊勢半が新たな採用枠として加えた、顔採用というユニークな採用を行っています。

顔採用と聞くと「容姿」や「顔立ちの良し悪し」を連想するかと思いますが、

ここでの顔採用は「好きなメイクをして選考を受ける」「メイクで個人を表現する」といった意味です。また、性別は問いません。男性でもメイクをして選考が受けられますし、女性でも就活のマナーで禁止されている「すっぴん」での選考も可能です。

「伊勢半」は大事なのはメイクなどの技術ではなく、そこに込めた応募者の思いや自分らしさの表現を求めているためです。

 

まとめ

 

 

企業は自社の未来を考え、新たな発想を持つ人材を求めているため、

こういった採用活動を導入しはじめました。話題性のためだけにユニーク採用を行っているのでなく、エントリーしてくれた就活生が求める人物像かどうか見極めて適しているかキチンと選考をいたします。ユニーク採用は、応募者の能力などを考慮せず、人柄や柔軟さなども優先します。

従来の型にハマった選考法とは離れ、あらゆる採用を行っている企業に興味が湧きましたら応募されてみましょう。