なりたい職業ランキングの上位にランクインされている教員。学生の成長を親とは別の視点で見届けられる魅力ある職種です。子供や教育にあるがいのある人にとっては天職ですが、魅力高い教員も現在、労働環境などが問題視されており退職される方が続出しているのが現状です。教員から民間企業へ転職を検討されている方、もしくは、転職をして教員を目指されている方に、それぞれの強み等をご紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは教員を目指す人に覚えておいてもらいたいこと

 

 

 

 

先に就職をするか、後に就職するかにしても教員免許の取得は必須です。

 

教員免許は小、中、高と分かれており、免許を取得するにはそれぞれの教員資格認定試験を受ける必要があります。

教員資格認定試験とは、教員免許を取得するための試験です。小学校の教員を目指される方は、

この認定試験を受けて合格することで、初めて教員免許を取得することができます。

中、高の教員を目指す人は、大学で実習を受けたのち、免許申請をします。教員資格認定試験を受験する不要です。

ときどき、私立の学校であれば教員免許は不要なのでは?と考える人がいますが、

教育職員免許法という法令で定められているため、公立・私立を問わず学校であれば教員免許が必要です。

ちなみに、教員免許が不要なのは大学や民間の学習塾などです。誤解のないようしっかり認識しておきましょう。

 

また、免許を取得しただけでは教員として働くことはできません。

取得後、各都道府県の教員採用試験を受けて合格することで、晴れて教員として働くことができます。

大学で教育系の学科を既に卒業している人であれば、必要な単位を取得済みの場合もあります。

なので、そうでない人は大学に通うなどして単位を取得する必要があります。

「大学に通うのならば、仕事を辞めなくて通わなければいけないのでは」と思うかもしれません。

ですが、社会人が働きながら単位を取得する方法がいくつかあります。

 

・夜間学科の教育学部に通学する。

・通信制大学を利用する。

社会人が働きながら単位を取得する場合、通信制大学の利用されるケースが多いです。

単位取得には教育実習も含まれていますので、社会人の受け入れを推進している大学に相談してみるといいでしょう。

 

教員を目指すうえで最大の難関は、教員採用試験でしょう。

採用試験に何年もかけて受験し続ける人もめずらしくありません。

働きながら勉強をしなくてはならない社会人の場合、採用試験がネックになりやすいです。

書店では、市販の問題集が販売されています。なので、独学をされる方も多いです。

 

 

 

 

転職先はあるのか

 


 

 

・教育と精通をしている、講師や、教室長、スクールマネージャー

 

教師の仕事と関連性が高く、多いパターンは学習塾やスクールの講師、

もしくは教室をマネジメントする教室長、スクールマネージャーといった仕事です。

何かを人に教える、伝えて導くという意味では共通点の多い仕事ですし

教育分野のノウハウも理解しているため、相性が良いのが見られます。

教師、教員の方で転職される場合、こういった学習塾やスクール関連に進まれる方が比較的多いと言えるでしょう。

 

・児童支援員や子供デイサービス、学童保育

 

子供を相手にするお仕事ですので、教壇に立っていた経験をすぐに生かすことができます。

特別支援の経験がある方ですと、発達障害、知的障害、ADHD、言語障害、などの障害を抱えた

子供たちの支援を目的とするデイサービスもあります。

また、仕事で忙しい親御さんをもつ子供たちと放課後の時間に遊んだり勉強を教えるデイサービスへの転職も可能です。

 

・保育士

 

教員から保育士になる方は意外に多くいらっしゃいます。小学校の教員をしていたという方は、年齢が近い子供を相手に仕事をしていくことになりますので、スキルを応用して柔軟に対応していける職業でしょう。

保育士の免許が必要になりますが、通信教育で保育士の免許を取る先生もいますので選択肢の1つとして考えてみる価値があるでしょう。

 

・若手であれば営業、販売職なども

 

未経験の職種は、上記でも触れたように年齢によって可能性が大きく変化します。

20代特に前半であれば未経験職種に転職する可能性が比較的高いです。

特定の分野での経験を問わない営業職の募集や、販売関連の職種の募集に転身していく方が比較的多いといえます。

総合職に入社をし、結果を出してスキルアップを目指すということも一つの手段です。

資格取得をされる方もいらっしゃいますが、資格だけあっても実務経験がない場合、転職市場では評価されないこともあります。

どういった仕事、条件で新たな環境を探しているのか、知見のある方に相談されることをおすすめします。

 

 

 

教員を離れる理由

 


 

 

なぜ、競争率の高い試験を突破したにも関わらず、教員を辞められるのか。

最初のリードでも労働環境について触れましたが、詳しく説明をしますと

現在、教員の約7割が過労死ラインといわれる長時間の労働のもと教員をされております。
過労死ラインといわれるだけあって、実際に過労が原因で亡くなられている教員の方もいらっしゃいます。

また、給特法という教員の勤務形態の特殊性をふまえて、公立学校の教員は時間外勤務手当や

休日勤務手当を支給しない代わりに、給料月額の4%に相当する教職調整額を支給することを定めた法律を制定しております。

分かりやすく説明をすると、たとえば10万円のお給料をもらったとして、

どれだけ働き、残業をしても10万円分の4%つまり4000円しか支給されないということです。

新たに英語教育や消費者教育、IT教育もプログラミング教育なども教員が教えることになり、

教員は仕事以外での場面で、生徒に教えるため、休みを返上して勉強などをしなければなりません。

その結果、教員にだけ負担がかかり、生徒と向き合う時間も無くなっていき、

こういった教育の質の低下などが、引き金となり離職される教員が増えております。

 


まとめ

 

 

教員は内容をお伝えすると、かなり過酷です。

ですが、教員に限らずどの仕事にも同じことが言えるでしょう。

職種によっては、張り合いがなく、毎日同じ作業、決まった時間に出退勤をするよりかは、

業務が豊富で、生徒に向き合えば向き合っただけ結果が見える

教員の仕事は実際に非常に魅力ある素敵な仕事でしょう。

 

教員に転職するには、教員から転職をするには、どうすればよいか。

双方とも課題となることが多くあります。

ただ、多くの教員の方が転職しており、転職するのが無理なわけではありません。

転職によって得たいものを明確にする。

まずは、ご自身がなぜ転職したいのか、転職によって得たいものをはっきりさせましょう。

教員の方に限ったことではありませんが、全ての条件(給与、勤務時間、仕事内容など)に満足出来る仕事はほとんどありません。そういったものを探しても、ほとんどの場合、転職活動はうまくいかないでしょう。

すべてを求めるのではなく、転職によって得たいものをはっきりさせましょう。

 

特に教員の方は業務の特性上、転職のタイミングが限られます。

「年度替わりで退職し転職する」「年内までには転職する」といったスケジュールを決め、

それに向けてどういったスケジュールで活動するのがよいでしょう。