ここ数年、就活生が選ぶ人気企業に航空会社が常にトップ3以内にランクインされています。

日本人だけでなく外国人と接することができ、特に外国語を学部で選考されている人は、様々な外国人と接することができるので語学が活かせます。航空会社に就職することを検討されている方は、まだ知り得ていない職種がないかチェックしてみましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

航空会社が人気の理由

 


 

・人気の理由は文系、理系、受けられること

 

航空会社は、多数の学生がエントリーをします。エントリー者が多い理由は

文系、理系を問わず、あらゆる学部学科出身の学生が応募する傾向にあるからです。

航空会社のANAは、新卒として募集している職種は、

「グローバルスタッフ職(事務)」、「グローバルスタッフ職(技術)」の2つが分類される総合職と、「客室乗務職」、「運航乗務職(自社養成パイロット)」の専門職が募集されます。

 

前者は主に「総合職」を指し、男女問わず多くの学生が目指す職種でもあり、「総合職」の選考へと進む就活生も多いです。

後者の専門職については主に「技術職」を指し、航空機などに興味関心が高い学生が大半です。

難易度からすると圧倒的に総合職が高く、採用人数は事務職、技術職ともに50人程度となっています。

倍率は100倍を超え、ほとんどの学生はエントリーシートを提出して、書類選考の時点で不採用となることも。

面接も全部で3,4回ほど行われますが、1次選考へ進めたとしても落とされる割合も高いです。

 

 

・東京オリンピック開催に向けてエアラインの需要増加

 

2020年のオリンピックに向けて、羽田空港の国際線の発着回数を増やす計画があります。

また、空港ターミナルのバリアフリー化や多言語の情報案内提供をする予定があり、訪日外国人を受け入れる体制準備を整えています。羽田空港の国際線ターミナルができたことで、利便性の高い立地にある羽田の国際化が進んでいきました。

 

・LCC参入によって競争が高まる

 

「LCC」は、格安航空会社を指します。日本は2012年にLCCの就航を始めました。

各空港を拠点に路線の展開がされています。

外資系のLCCが、日本航空、全日空などの日本資本のLCCに新規参入をかけてきています。

東京オリンピックを控え、外国人の増加がますます見込まれる中で、日本の空がどのように変わっていくのか注目していきたいです。

 

・パイロットの不足問題

 

現在、若い世代のパイロット育成が進んでいない問題があります。現役で活躍している40歳前後のパイロットの多くが定年を迎える2030年を機にパイロットの不足が恐れられています。

今後、いかに若いパイロットを育成し確保していくかが、エアライン業界の課題となります。

一部企業は「パイロット人材育成ビジネス」を始める予定や大学などでもパイロット養成コースを開設しています。

 

 

・エアライン業界の給与

 

パイロットと客室乗務員(CA)は人気の高い職業です。大手航空会社のパイロット平均年収は約1800万円。LCCのパイロットの平均年収は約800万円。

客室乗務員の平均年収は約450万円です。LCCの客室乗務員は平均年収は約300万円前後となっておりハードな仕容の割には決して高くありません。それでも、倍率は30倍~50倍だと言われる買い手市場です。

 

 

空港で働く人たちのお仕事

 


 

 

・キャビンアテンダント(CA

 

仕事内容:航空機に乗る際、お世話になるのがCAでしょう。

その仕事は機内での接客と危機管理。

日本は女性のイメージがありますが、外資系エアラインでは男性CAもいます。

外国の方と会話する機会は多いため、TOEIC600点以上の英語力は求められます。

 

 

・パイロット

 

仕事内容:航空機の操縦士として人の命を預かる責任の重い仕事です。

入社してからも勉強と訓練、そして定期的な身体検査をパスし続けなければなりません。

資格は、国土交通省が認める操縦のライセンスが必要となります。

その中でも自家用操縦士、事業用操縦士、定期運送用操縦士の順に

難易度が上がっていき、段階を踏んで取得しなければなりません。

そして航空会社のパイロットとして仕事をするには「事業用操縦士」以上の資格が必須となり、

機長として操縦するには「定期運用操縦士」まで必要です。

 

 

・グランドスタッフ

 

仕事内容:空港カウンターやロビーでの搭乗手続き、チェックインのサポートをします。

大きな空港では接客や案内も行います。フライト時刻に現れない方を呼び出して一緒に搭乗ゲートまで走ることもあり、旅行客が無事に乗り降りできるように気を配ります。

とくに求められるのはコミュニケーション力と体力。さまざまな国の人々を案内するために、語学力も欠かせません。英検2級以上の英語力は必要で、国際空港ではTOEIC800点以上が求められます。ANAやJALはグランドスタッフの業務をグループ会社に委託していますので、本社採用の場合は一時的に経験することはあっても、ずっとグランドスタッフとして勤務することはないようです。

 

 

・航空整備士

 

仕事内容:安全に飛行できるように飛行機を整備する航空整備士。

1〜2ヶ月間かけて飛行機の細部まで点検する「ドック整備」に加え、スピードと正確性が同時に求められる飛行前の短時間チェック「ライン整備」も担当します。

航空整備士は一等と二等に分かれています。一等ではボーイング787などの大型機を整備できるのに対し、二等はセスナなどの小型機が対象となっています

一等航空整備士の資格を持っていれば仕事の幅が大きく広がると言われており、

航空会社だけでなく航空機メーカー等でも活躍することができるでしょう。

 

・グランドハンドリング(マーシャラー)

 

仕事内容:滑走路敷地内での航空機の誘導、積み荷の上げ下ろしなどを行います。

航空機の誘導は離着陸の安全にも関わる大切な業務。

天候不良のときなどは、遅延している航空機を正常なタイムスケジュールに戻す役割も担います。

自動車免許が必須で、フォークリフトなども運転することがありますので、入社後に免許や資格を取得しながら業務の幅を広げていきます。

 

・航空管制官

 

仕事内容:航空管制官は飛行中にトラブルが起きたとき、パイロットに指示をして航路を誘導するスタッフです。

仕事場は地上の管制塔といわれる空を見渡せる構造の建物になります。

航空管制官は国家公務員になりますので、「航空管制官採用試験」に合格することが必要です。

働き始めると国土交通省の所属にはなりますが、勤務場所は空港になります。

また、試験合格後は航空保安学校に入って給料をもらいながら1年間の研修を受けます。

 

・運行管理者(ディスパッチャー)

 

仕事内容:運行管理者は気象情報や航空情報に基づいてフライトプランの作成を行い、それをもとに機長との打ち合わせをします。

乗客数や貨物の予約状況から機内に積む貨物量や位置を検討しますので、フライトの安全性や効率面で欠かせない業務といえます。

その役割を果たすためには、航空機の重量や燃料の計算、気象情報を読みとる数字の強さが必要。

ですから実際に入社してすぐに務まるわけではなく、2年以上は運行関係の業務を経験し、

その後に国家試験(運航管理者技能検定)にチャレンジします。

航空会社の運行管理ということで航空管制官と間違われることもありますが、

管制官は地上からパイロットに離着陸の許可を出し、滑走路へと誘導する役割です。

対して、運行管理者はフライト一つ一つの計画を練ることで空の渋滞を防ぐ役割を担っているといえるでしょう。

 

・航空会社社員

 

CAやパイロットなど、専門職以外を志望する「総合職」として採用されるケースが多くなっています。その場合、空港の現場に配属されるケースとは別に、個々の経験や適性などによって

本社の営業、広報、総務、経理、事務などの部署に配属されることもあります。

航空会社では、こうした多様な職種の社員が一丸となることで、お客さまの安全で快適な空の旅を演出しています。

 

 

企業ごとに求める人材(JALANAを比較)

 

 

 

 

・インターンに参加をする

 

毎年多くの航空業界のインターンシップに学生が参加を希望する航空業界のインターンシップ。

本選考よりもさらに参加人数が少ないため、非常に高倍率です。

航空会社のインターン選考は主にエントリーシートと面接の二段階です。

エントリーシートの時点でかなり少数に絞られるため、よく練って提出する必要があります。

特に定番でない質問には注意が必要です。

 

・JALの求める人財像

・感謝の心をもって、謙虚に学ぶ

・果敢に挑戦し、最後までやり遂げる

・プロ意識をもつ

・採算意識をもつ

・多文化を尊重し、適応する

・仲間と共に働く

・お客さまに心を尽くす

 

・ANAの求める人物像

・安全

・お客様視点

・社会への責任

・チームスピリット

・努力と挑戦

 

 

・働いている社員の雰囲気の違い(JALとANAを比較)

 

JALとANAでは働いている社員の雰囲気が異なります。

ANAは体育会系の人も多く、リーダーシップのある人が多いようです。

一方でJALは「JALフィロソフィー」に則り周りと協調しながらチームで成果を上げる人が多いようです。あくまで「多い」にすぎません。自分の個性も大事にしながら就活を進めてください。

 

・求めている学生の基準(JALとANAを比較)

 

次に両社が求めている学生の違いをご説明します。

ANAの場合、チャレンジ精神を持った学生を求めています。

エントリーシートでそれを問う質問項目があることからも分かります。

一方でJALでは一定の規律に則る学生、かつ自身の行動の過程や働く上での価値観が自社に合う志望者を求めているようです。

 

・事業の違い(JALとANAを比較)

 

両社の事業における強みをご説明します。

JALは国際線、顧客満足度に強みがあります。国際的に認められたロイヤリティや顧客満足度から、経営破綻を乗り越えたという歴史もあります。

一方で、ANAは国内線、アジア路線に強みがあります。LCCを機に地方発のアジア路線拡充に注力している最中です。

 

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

航空会社に就職後は、空港で働くことがメインとなり職種は多種多様です。

人気のあるパイロットやCA以外にも、空港や飛行機を裏で支える業務など。

それぞれの仕事内容や必要な資格、目安程度に紹介したのみですので、

気になる職種を発見しましたら、詳しく調べられてみましょう。