「クリエイター」要するに何かを創造する職業を指すものであり、頭の中にあるイメージを具現化して価値を生む仕事です。作品を生み出したり既存技術の向上を促すものと多くの職業があるように各仕事で求められるスキルや考え方は違ってきます。今回はクリエイティブな働き方を望む就活生のために、人気のクリエイター職をいくつか紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリエイティブな仕事では“発想力”“向上心”は特に重要

 

 

 

 

雑誌やWeb、書籍に映像など様々な場面でクリエイター職は活躍しています。ゼロからモノを生むわけですから市場の人気傾向(トレンド)や携わる業界の特性を基に発案していき、その制作過程では個人プレーでなくチームで動き、納期までに徹底したクオリティーの追求をして満足度の高い作品を提示する。デザイナーやエンジニア、プログラマーなど俗にクリエイターと呼ばれる仕事の種類は多岐にわたりますが、誰もが自分のスキルやプロ意識に誇りを持ち、システム系や広告、娯楽といった方面で社会に彩りをもたらしています。多くの人の心を動かす職業なわけですから経験や技能はもちろんのこと、前例や固定観念に囚われない自由な発想と「もっと良い物が出来るはず」という絶え間ない努力と向上心がクリエイター達には必要な要素となるでしょう。自分のアイデア次第で作品も様変わりしやすいので、こういった職業は他の堅実な仕事よりもアーティストに近いかと思います。一昔前と違い今ではネットの普及が進み、映像やイラストに文章などのコンテンツも多く生み出され、その存在自体も老若男女関係なく親しまれているので、今後もクリエイティブな仕事は増加の一途を辿る事でしょう。

 

若い世代で注目を集めている職業って?

 

 

 

 

では具体的にどんな仕事が注目を集めているのでしょう? クリエイター職と言ってもその数はとても多く、社会の需要や業界の特徴などによって支持度や働き方、待遇面にやりがいなども大きく違ってきます。ここ数年でスマートフォンの圧倒的な浸透化、通信技術の著しい発展で誰でも情報を容易かつ手頃に入手出来るような環境へシフトしてきました。これによって今まで認知度や注目を集められなかったような仕事や業界の内情までもが把握出来るようになり、若者とりわけ就活生の将来の選択肢も増えていく結果へと繋がったのです。ちなみに一般的にクリエイター職はその分野に特化した専門技術と圧倒的知識量、そして意識高めな将来設計が求められると思われがちですが、実際には全くの未経験でも働き始めて徐々に一人前になっていく人が大多数なので、「興味はあるけど敷居が高そう…」と敬遠する必要はありませんよ。もちろんケースバイケースで大学・短大・専門学校で予め業界の勉強をしている事がマストだったり、職種によって「このスキルだけは初めから持っておいて」と要求される場合もございます。ですがキャリアアップ目的や転職活動でない限り、新卒の段階で難関な資格の要保有やキャリアの有無を気にする必要はないでしょう。「この業界で成長したい・活躍していきたい」という並々ならぬやる気と自分が興味のある仕事への適性が十分なら、歓迎してくれる場所はいくらでも用意されています。それでは、ここから先は若年層に人気のあるクリエイター職を列挙していきます。まだ職業選びに迷走中な就活生は是非参考にしてみてくださいね。

『イラストレーター』

 

 

上役であるアートディレクターや所属している事務所の編集から依頼された内容を忠実にイラストに起こす仕事です。絵を描く事が得意、興味があるという人にはうってつけの職業といえますね。アニメ・ゲーム作品や一般紙の挿絵やポスターなど、イラストにまつわるものならいくらでも携われるので描く環境には困りません。漫画家や作家みたいに自身の創造性が活かしやすいので絵の技量はもちろん、発想力やクライアントからの指示を要領良く飲み込める理解力が必要となってきます。

近年では紙媒体に直接描いていくものからWeb上でイラスト作成していく流れが主となっているので、Illustrator・Photoshopといった基本のグラフィックツールを使いこなせるようにならないと厳しいです。イラストレーターにはこれといった資格はありませんが、未経験者歓迎以外の環境で即戦力として働く場合は専門学校や美術系大学で基礎を身に付けておいた方が得策です。

またこの職業ではイラストのスキル以外にも、他者と問題なくコミュニケーションを取る能力も重要ですよ。

各デザイナー職

 

 

 

デザイナーには数多くの種類があり、さすがにその全てを拾うわけにはいきませんのでこちらでは特に人気のデザイナー職を挙げていきます。まず代表的な存在が「Webデザイナー」。クライアントが要望するテイストに沿って企業のHPやコンテンツのデザインを仕上げていきます。上記のイラストレーターのようにPhotoshopなどのツールを使いますが、他にもHTMLやCSSといったシステムを駆使してコーディング作業をしていきます。デザイン面以外にもプログラミングも兼任される事もあり、多忙ですが上級職であるWebディレクターへと昇進すれば年収も大幅に広がっていきますよ。

利用者の印象を左右するUIデザイナーも人気です。UI(ユーザーインターフェース)とは簡単に言うと“利用者が機械に触れる際に操作する部分”。Webページやスマートフォンなどの端末の配置や仕様が良い例ですね。常にユーザー目線に立ち、グラフィックや操作性など使いやすさの追求を日々していくのがこの仕事の特徴。世間的には知名度は薄めではありますがデザイナー界隈では近年注目を集めている職種です。こちらも各種グラフィックツールを使い分けていくのですが、3Dソフトウェアなども慣れておくと後々便利。特に資格について問われる事はありませんが、成長したい場合はPhotoshopクリエイター能力認定試験やIllustratorクリエイター能力認定試験といった試験を受ける事をオススメします。

ゲームが大好きという人は多くいますが、デザイナー系で関わりたい場合は2D・3Dデザイナーも仕事の選択肢としてはアリです。映像作品に深く携わる事になるので、グラフィックツールを問題なく使える技量やデッサン力、市場のトレンドを柔軟に把握する力も求められます。

そして、Webデザイナーと少し被るようですがグラフィックデザイナーも人気職として名が挙がります。こちらは紙媒体からWebまで幅広く扱い、広告代理店や出版社など様々な環境でデザインを手掛けていきます。デザイナーとしてのスキルだけでなく印刷物などに関わる知識の保有やプレゼン能力も必要です。

 

『ライター』

 

 

 

 

その名の通り、雑誌や広告のキャッチコピー、Web上の記事作成などライティング業務を専門とする仕事です。ライターといっても企業に常駐して取材や執筆に編集を行うものから、フリーとして在宅で勤務して営業によって得た案件を自分の裁量でこなしていくものと、働き方によって動きが変化します。また記事も時事やゴシップといったニュース寄りのものや生活に密接したものなど書くネタは世の中にごまんと溢れているので、自分がどんな記事を書きたいかによって業界選びは変わっていきます。やりがいとしては、他のクリエイター職のように自分が書いた記事が多くの人に読まれて後世まで作品が残る事が一番に考えられます。ですが打ち合わせや取材など社内外で他者とのコミュニケーションを取るだけでなく、ほぼ一日中活字と向き合う事になるので、本当に文字を書くのが好きという人以外ではなかなか継続するのが厳しいかもしれませんね。

 

映像・サウンドクリエイター

 

 

 

 

まず最初に映像クリエイターについて解説していきます。こちらでは映画やアニメ、テレビ番組などの配信コンテンツを手掛けていきます。番組単体はもちろん、CMやアーティストのMVに企業のPVなど広告や映像作品を幅広く担当、自分の企画力や発想力を試しやすい環境が多いです。無論求められる能力も多く、現場によっては映像処理エンジニア検定やCGエンジニア検定で知識を深めていく努力も必要となっていきますよ。

次がサウンドクリエイター。こちらの仕事ではゲーム作品のSE(サウンドエフェクト)やサウンドトラック、テーマ曲制作などと音楽にまつわる業務が主となります。作曲活動だけでなくプロデューサーやクライアントと意思の疎通を図る事も多いので、スキルだけでなく周囲と問題なく連携を取れる姿勢も重要です。こちらでも特に必須資格は明記されませんが、MIDI検定は受けておいて損はありません。

 

『ITエンジニア職』

 

 

 

 

理系色が強めだけど意外と文系出身者の多いエンジニア界隈も、学生や就活生からの支持を集めています。エンジニアは企業のシステム開発や運用を行うSEやNEが印象深く、待遇面や過酷な労働環境などネガティブな側面が取り上げられがち…。ですが近年では労働環境を見直し是正する流れが生まれてきており、以前の“ブラックな働き方”が徐々に改善されてきているのも特徴です。またSNSの爆発的な普及率や多種多様なアプリの増加によってシステム開発を請け負うITエンジニアの需要と価値が高まってきているので、プログラミングや情報処理の知識に自信がある人は挑戦してみる事をオススメします。

 

まとめ

 

 

 

 

時代によって流行り廃りはあるもので、職業選びもその例に漏れません。ただ現在若い人から人気でやりがいも抜群だからといって、自分の強みやキャリアの描き方と照らし合わせず仕事を選んでしまうと、実際に働き始めた際にミスマッチによる仕事への疑問や嫌悪が生まれて、早期退職という悲しい結果を引き起こしてしまいます。クリエイティブな仕事とは自分の作品を世に送り出せるという面白さもある一方で、自己実現や納期という壁、クライアントや所属する企業の方針次第で「自分がやりたい業務」の方向性も見失いがち…。クリエイターとして羽ばたきたい人は上記の仕事を就活での判断材料にしつつ、本当に自分に合っているか否かを今一度見直してみましょう。