仕事の将来像を考えることをキャリアビジョンと呼び、昨今ではキャリアビジョンについて面接等で質問する企業は多いです。同時に、学生のうちから将来の理想像について明確に答えを出すのは難しいと感じる人も多いでしょう。これから就活をなされる方は面接やエントリーシートなどにも書いたりする機会は多いです。

堂々と答えられるためにも、きちんとした対策が必要となるでしょう。キャリアビジョンはコツさえ掴んでしまえば書くのはそんなに難しいものではございません。具体的な起こし方や重要性について掘り下げていきましょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそもキャリアビジョンとは?ビジョンを立てる重要性

 


 

 

基本的には仕事に関する自分自身の将来像を示すためのものです。

キャリアビジョンは、あくまで願望に近いもので将来の予想というわけではなく

自分自身が思い描く理想やイメージとして覚えておくといいでしょう。

 

 

なぜ面接で、キャリアビジョンについての質問をすることが多いかというと

応募者の人間性や価値観などを確認しやすいことが理由として挙げられます。

→キャリアビジョンについて明確な答えがあるか

→人事は応募者が計画性のある人なのか

→向上心はあるのか

 

といった企業と応募者の目指す方向性が一緒かどうかを確認するうえでも

キャリアビジョンが役立つため、質問のテーマとして取り上げられることが多くなっています。

 

 

キャリアビジョンを通して自分自身の理想や願望を見つめ直せる

 


 

 

キャリアビジョンを定めることでやる気も出てくるでしょう。就活に役立つからという範囲だけで考えるのではなく、自分自身の将来のためにもキャリアビジョンは重要だと言えます。

 

自分の理想や願望について明確な何かを持っているのであれば、キャリアビジョンも浮かびやすいものですが、これから先どうしたらいいのかわからなくて悩んでいる場合にはそれなりのコツがあります。

 

 

 

 

 

自己分析に使い、面接などの選考対策で活かす

 


 

 

『書き方①:大きな理想像を掲げ、さらに細かく理想を立てる』

キャリアビジョンがなかなか浮かばない場合は、

長期→中期→短期ごとに区別していくとイメージしやすいです。

また、過去の自分を振り返って将来的にやりたいことを思い出したり、自分を客観視してみたりすることでキャリアビジョンを定められるでしょう。最終目標に必要となる小さな目標なども決めておくと、どうしたいのか将来に向けてどのような行動を取っていきたいのかがよりはっきりとします。

 

 

『書き方②:紙に書き出してみる』

将来的な理想や願望をはっきりとさせるために、自分自身を見つめ直すのが一番の近道ではありますが、実際に書き出してみるのが効果的です。

これまでの人生がどのようなものだったのか、現在の生き方はどうなっているのか、そして将来はどんな人生を歩んでいきたいのかを書き出していきましょう。

 

 

『書き方③: 5W1Hを使う』

具体化するために5W1H(Who(だれが)When(いつ)、Where(どこで)、What(なにを)、Why(なぜ)、How(どのように)を使ってみるというのも1つの方法です。

仕事面で将来について「いつ・どこで・何を」といった要素を付け加えることでわかりやすく伝えられるでしょう。

キャリアビジョンの書き方ですが、あやふやではなく、具体的にはっきりと書くことが大切なポイントになります。

 

 

『書き方④:「Will・ Can・ Must」』

キャリアビジョン全体のことに限らず、将来的な理想や目標。考えるときに使われるのは

・自分がどんな仕事をしたいか、成し遂げたいことを伝えるWill

・自分に何ができるのかの経験やスキルの強みCan

・自分が何をすべきであるのか。自分が使命感をもって取り組まなければならないMust

も当てはめてキャリアビジョンを作成していくのも効果的です。

 

 

『書き方:企業との共通点を考えてみる』

キャリアビジョンはあくまでも自分自身の将来に関することなので、思い描いた理想像を伝えるのが重要ではあります。

しかし、企業へ上手にアピールしたいのであれば、そのまま素直に伝えることよりも、目指す方向性を一緒にすることを意識しなければなりません。

 

企業側からすれば、はっきりとしたキャリアビジョンを持った人材であっても、雇うことによる自社へのメリットがなければ意味がないものです。

意欲的な態度はアピールできるかもしれませんが、キャリアビジョンで企業とあなたの共通点を伝えることで採用率は高まっていきます。

 

 

『書き方:自身の弱みをさらけ出す』

自分自身の弱みを含めた内容にするというのも効果的な書き方です。

弱みを伝えるというとマイナスな印象を与えるのではないかと思うかもしれませんが、そうとも限りません。

 

むしろ客観視し、自己分析ができているという面を高く評価されやすいです。

ポイントは、あくまでも弱みを含めつつ、克服するための目標も掲げて伝えることも重要です。

弱みを克服するためにはどんなスキルが必要だと考えているのか、どのようなスキルを伸ばすべきだと思うのかなどを伝えていきましょう。

また、いつまでに克服するのかという期間や時期に関する情報も盛り込んでいくとより具体化するでしょう。

具体的な改善案について書くことで、向上心のアピールにもなりますし、マイナス的な要素もそのままマイナスな印象になってしまうことは避けられます。

 

 

まとめ

 


 

 

キャリアビジョンを考えるコツとして最も重要視すべきなのは、具体的な内容であることです。キャリアビジョンの書き方がわかっていると、より具体的に自分が理想とする姿とイメージできます。

自分を客観視することも,もちろん重要ではありますが、どうすれば企業側に「雇うメリットがある」と思わせられるかどうかもポイントになります。

また、ここだけは譲れない!という価値観も立派なキャリアビジョンです。

 

そこに辿り着くために、キャリアビジョンを持っている人と持っていない人では

5年後、10年後に圧倒的な差が出てきます。

これが就活や転職のときにキャリアビジョンを質問される理由です。

そのポイントを踏まえつつ、キャリアビジョンを正確に練っていきましょう。