就職活動の際に、履歴書の提出をします。近年はパソコンを利用して履歴書を作成する形式も増えましたが、手書きで書く形式がまだまだ一般的です。数年前に、SNSで「手書きはやめて欲しい」と手書きに対する論争が繰り広げたりする中でも、なぜ手書きが求められるのでしょうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新卒の履歴書は基本手書きがオススメ

 

 

 

 

新卒採用の履歴書は、基本的に手書きで書くべきです。

企業によっては作成方法を指定する場合もあります。データでの提出を求められた場合はそれに従うべきです。

それ以外の場合は手書きで作成することを前提でおきましょう。

 

 

  • なぜ、履歴書は手書きが基本なの

 

 ・文字や書き方から人柄を見れる

1番の利点は、応募者の文字や書き方の傾向を見られることです。

手書きの履歴書は個性が出やすいです。文字や書き方で、応募者の性格を理解するわけではありません。ですが、ある程度の人柄が分かります。

たとえば「小さい文字」と「大きい文字」では与える印象も異なってきます。

読みやすく丁寧な文字が書ける人は、「人の気持ちを考慮できる人柄」に感じられます。

雑で読みずらい文字で書く人は、「相手に合わせない自分勝手な人柄」という印象を持たれやすいです。

履歴書は、生年月日や学歴を記入するだけではなく、文字や書き方も選考の基準としてチェックされています。相手に読みやすいように、丁寧な字で記入するのを心がけましょう。

 

 ・応募者を判断する材料は履歴書のみ

選考の段階では、履歴書だけが参考として扱えるものです。

採用担当者に知ってもらうチャンスを逃さないためにも、手書きで書いておくほうがよいでしょう。

そもそも履歴書は、応募者の学歴や職歴などを書くものですので、その内容が最も重要なのは間違いありません。

しかし、書き方や字が雑ということだけで不採用になることだってございます。

複数の候補者で迷っている場合には見栄えが良い書類を作成できる人の方が選ばれます。

その次の選考へ進みたいと望む人は、履歴書の書き方を見直すべきです。

 

 ・「手書きは丁寧」と前提する日本文化

日本の文化では、文を書くことは相手への敬意を表します。

メールよりも手紙のほうが、丁寧で好印象に感じますよね。履歴書でも同じです。

手書きの履歴書を見て「気持ちがこもっている」と抱く人は、採用担当者のみならず多くの人がそう思うでしょう。

とはいえど、全て手書きが正解とは言い切れません。企業の文化や考え方によって変わりますが、このような日本文化があることは覚えておくのもいいでしょう。

 

 

 

手書きをする際の注意点

 

 

 

 

新卒採用の履歴書は手書きが基本ですが、

手書きで作成されていれば、なんでもいいわけではありません。

細部まで気をつける必要があり、できていなければ担当者側にも悪い印象を与えてしまうケースを与えかねません。

手書きの履歴書の中身にて企業はさまざまな点を見ていますし、既に評価もつけ出しています。

 

 

・油性の黒ボールペンを使用して記入する

履歴書は、黒のインク1色だけを使用して書くのが常識です。「水性の黒ボールペン」ではなく「油性ボールペン」を使いましょう。

ボールペンは途中でインクがかすれたりする可能性もあるので、

前もって試し書きをして、かすれずに文字が書けるかを確認してみましょう。

また、「鉛筆」や「シャープペンシル」「インクが消えるボールペン」の使用は避けてください。

「インクが消えるボールペン」は書いた文字が見えなくなってしまう恐れもあります。

 

・誤字脱字がないか

企業が手書きの履歴書で「字を丁寧に書いているか」を見ているポイントです。

丁寧さと並行して誤字脱字がないかも挙げられます。重要な書類が誤字脱字だらけでは、

「注意力の欠如」や「だらしない性格」と捉えられ、それだけで信頼を失ってしまいます。

信頼性を失えば、履歴書に記載されている内容も嘘と判断される可能性があり、正当な評価が受けられなくなってしまいます。

大げさに感じているでしょうが、誤字脱字は応募者が入社してからも「仕事に対する意識」と「注意力」、それに加えて「適切な処置」をしているかを企業は見ています。

誤字脱字を無くすことだけではなく、提出後に誤字脱字が発覚した時の対応なども含まれますので、その後の対応にも注意が必要です。

これは、パソコンで作成する履歴書でも同様です。パソコン作成の場合でも誤字脱字は念入りにチェックしておかなければなりません。

 

・書き損じの場合は1からやり直す

履歴書を手書きで作成していて、間違えてしまう書き損じがあった場合には、

また1から新しく書き直す必要があります。間違った個所を修正テープ等を使用して消すのは、絶対ダメです。

ビジネスで扱う書類では、修正は基本的にできないことになっています。

修正テープを利用していた場合は、「ビジネスマナーを理解できていない」と判断されてしまいます。

全ての欄を書き終える間際に間違えてしまうと、書き直すのは面倒だと感じることもあるでしょうが、

新しく書き直すのがマナーです。

何度か間違えても良いように、あらかじめ練習をしておくか、履歴書を多めに用意しておくのもオススメです。なるべく書き損じがないように、丁寧に書いていきましょう。

 

・社会常識

企業が注目するポイントは、社会常識を身につけているかも挙げられます。

「新卒の履歴書は手書きが一般的」という情報を収集し、実行できているかをみているため、手書き以外の方法だとマイナスの印象を与えてしまう場合もあります。

就活ではマナーや社会常識が求められることも多く、それが身に付いていなければ不利になるでしょう。

社会常識が欠けていると、社会人としての自覚がないと思われる可能性もありますし、

就活への取り組み方が低いと評価されてしまう可能性もあります。マイナスの評価にならないためにも、履歴書へのマナーを記入する前に調べてみるのも大切です。

 

 

パソコンで履歴書を作成する場合もある

 

 

 

 

新卒採用での就職活動でパソコンで履歴書の作成するのは、企業に求められた場合のみです

なお、中途採用の転職活動の場合ですと書類をデータで送ったり、人材紹介会社を介してやり取りをするため、パソコンを扱うこともございます。

 

 

  • パソコンで履歴書を作成する場合

・メール添付、Web上でのエントリーやデータでの提出を求められた場合

・パソコンで作成するよう指定があった場合

 

あえて、パソコンで履歴書を作成してもアピールにはなりません。

「手書きの履歴書が一般的だからこそパソコンで作成してスキルをアピールしたい」

「他の就活生とパソコンを使用した履歴書で差をつけたい」という意図でパソコン作成をしようと思うかもしれません。

しかし、採用担当者の本音ではあまり効果がないようです。採用担当者は、多くの履歴書をチェックしなければなりません。履歴書は経歴を確認するための書類ですので、オリジナルの履歴書を提出しても評価されないこともなり兼ねません。

 

もしも、すごいパソコンスキルを持っていたとしても、

それは履歴書ではなく面接などの別のタイミングでアピールしましょう。

 

 

・ちなみにパソコンでの履歴書作成の利点は簡単に修正ができること

手書きの履歴書では、文字ひとつ間違えてしまうだけでも、最初から全て書き直さなければいけません。

パソコンで作成する場合には、間違った箇所だけを簡単に訂正することができるので便利です。

また、必要な項目をすべて書き終えてから確認することもできます。

手書きで履歴書を作成した時には、何度も間違えてしまうと、新しい履歴書が必要となるので、足りなくなる可能性もあるでしょう。

パソコンの履歴書は、効率良く作成できると言えます。

普段から、文字を間違えやすい人にとっては、パソコンで履歴書を作成する方が向いているかもしれません。

パソコンで作成した方がよい場合もあるので、一概に手書きばかりとは言い切れません。

ですが、スタンダードなのは手書きの履歴書であるという前提は変わりません。

 

まとめ

 

 

 

 

手書き作成とパソコン作成どちらが正解とは言い切れません。

履歴書を手書きかパソコンどちらかで迷ったら、手書きで作りましょう。

 

企業によっては、手書きの方が印象の良い場合、パソコンの方が印象の良い場合がありますので、応募する企業によって使い分けるという方法もあります。

応募先の企業が、どのような履歴書を求めているのかもしっかりと事前に確認しておくことが大切です。事前にどちらの形式で書くべきか、把握していくことも大切です。

 

パソコンで履歴書を作る人が増えてきたとはいえ、

採用担当者のなかには「手書きの履歴書から応募者の志望度や人柄を読み取ることができる」と考える人もいます。

意欲が重視される新卒採用では、企業からの指定がない限り、手書きの履歴書を提出しましょう。

転職活動でも同じく、企業から指定がなかったり、迷ったりした場合は手書きで作成することが望ましいです。