さまざまなハラスメント(いじめ、嫌がらせ)が増殖している中で「オワハラ」はご存知でしょうか。企業が就活生に就職活動の終了を強要することを指します。なぜ企業は就活生に「オワハラ」の行為をかけるのか。これから就活を始められる方は被害を遭わないよう「オワハラ」について解説をいたします。

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オワハラとは

 

正式名称は「就職活動終われハラスメント」、企業が就活生に「内定を出すから、他の企業の内定や選考を断ってほしい」と就活生に交換条件を提示して就活を終えさせる行為を意味します。
2015年に企業からオワハラ行為を受けた就活生が7割以上いることが明らかになり、毎年増加している傾向なのが文部科学省によって判明されました。

 

企業という立場を使って就活生に義務のないことを強要する行為は「ハラスメント」です。
また、就活をされている学生に企業の幅を狭める行為は「脅迫罪」と「強要罪」にも匹敵します。
「オワハラ」は、バブルの時代にも同じような風潮が見られ、当時は「学生の囲い込み」と呼ばれていました。
当時の被害に遭った就活生たちが企業へ抗議することはありませんでしたが、現在は「オワハラ」と名付けられ、社名とともにSNSで発信され自分達がその被害に遭ったかを公表して拡散をするのが現代ならではです。

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■オワハラの特徴

・内定承諾をベースで話を進めてくる
・「他者は辞退するよね?」と圧をかけてくる
・積極的に会食が開かれる
・面接の延期(他の企業の面接と被せてくる)
・入社前なのに研修合宿の参加を命じてくる

 

などを求めてくる企業はオワハラ企業の可能性がございます。

 

なぜオワハラをするのか

 

■優秀な人材が欲しいため
就活解禁前から就活を始められる方は、企業研究のために様々な企業を回ったり、早いうち志望企業を決めて対策を練られたりと、色々な理由で就活をします。
その中には優秀な人材も多数おり、企業にとっては「優秀な人材を確保したい」「他社に取られてしまう」という思いから、「オワハラ」をする企業が増えています。
また、早めに内々定を出しても就活生に断られてしまうケースもあるため、敢えて内定を先延ばしにして他社の選考と阻む企業も存在します。

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■就活市場は「売り手市場」
現在の就活市場は売り手市場です。就職市場における「売り手」は就活生、「買い手」は企業を指します。
就職市場は、売り手が優勢になることもあれば買い手が優勢になったりと変化をします。たとえば、企業の求人数が増えると企業の応募率は下がり、応募者は企業を選り好みできます。
反対に企業は人材が欲しいため、企業が決めた定員の人員確保や優秀な人材を他社に行かせないよう必死です。
応募者数が変わらなければ就活は厳しくなく、応募者は企業を選定することができ満足度を高められます。その結果、「売り手」である就活生は優位なため「売り手市場」へとなります。
その一方で企業は苦しむことになり「オワハラ」を行います。

 

■就活法の改正で企業選考、採用時期の後ろ倒しがされた
2015年に経団連は企業の入社試験や選考、採用時期を4月から8月に後ろ倒しをしました。
これは学生が学業に専念できる期間を延ばすために改正されましたが、これによって企業に焦りが生まれ結果オワハラを行う企業が増えました。

 

オワハラを受けないようにする対処法とは

 

もしも、選考で「オワハラ」にあった場合にどう対応すればいいのでしょうか。

 

■就職支援課やハローワークの人に相談する
公的機関や専門家の力を借りることも1つの方法です。ハローワークは厚生労働省が設置する行政機関なので、労働に関する知識を提供してくれるプロフェッショナルでもあります。
大学でしたら、ほとんどの学校に就職支援課が設置されており、担当者も就職に関するノウハウも持っています。
また、こういった労働相談を受ける「NPO法人」や「日本労働弁護団」なども無料窓口を開設しています。こうした相談をする場合、スマホなどを使って採用担当者とのやり取りを録音しておけば、
証拠にもなり、順調に解決へと向かう可能性もあります。

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■その企業で働く社員の離職率を調べる
「オワハラ」をする企業は、苦しむ就活生の足元を見ています。一般的な優良会社と呼ばれる企業は、離職率も低いです。「オワハラ」をするような会社には長く勤めず、入社しても転職を検討する人も多く見られます。
この連鎖を繰り返して人材が不足しているので、良い人材を確保したいと考えるのです。
早く内定をもらいたいからといって「オワハラ」をするような企業には今後関わらない方がいいでしょう。

 

■惑わされない強い気持ちで対応する
企業選びはしっかりとしたいものです。入社した企業によって自身へ影響が変わってくるので「オワハラ」をする企業へは就職しないようにしましょう。
とは言っても内定がもらえないと、内定をエサにしてくる企業でも就職したいと揺らいでしまいます。
また、「オワハラ」をする企業は、就活中にあれこれと良くしてくれることも多いため、いざ内定辞退をしようとしても情も湧いてきて言いにくいものです。
対処法は、とにかく強い気持ちが必要になっていきます。冷静になれば分かるので、内定につられることなく強い気持ちで対応するようにしましょう。

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■はっきりと自分の意思を伝える
先ほど伝えたように、強い気持ちは必要不可欠ですが、自分の気持ちや意思を伝えることが大切です。
内定がもらえていない状態では、「オワハラ」と分かっていても内定をもらいたいと感じますよね。
内定に釣られるのも自身の判断ですし、より良い企業を探すのも自由なので、きっぱり断ることも需要です。
仮に10社の選考を受けて10社から内定をもらえると、どちらにしても他の9社は内定を断らなければなりません。断りや意思をはっきり伝えることは「オワハラ」の対策として必要なことです。

 

■他の業界も選定したいということを伝える
「オワハラ」を避けるためには「他にも気になる業界がある」と伝えることです。
同じ職種で断るのとでは「うちの会社はあそこの会社と違って、ここが良いよ」などと拍車をかける恐れがあります。
志望する業界だけでなく、様々な業界に興味があることを伝えておきましょう。
ただし、単に興味があるだけでは効果はないので理由を細かく準備しておく必要があります。
 

まとめ

今回の記事でも解説しましたが、文部科学省は「オワハラ」の発生を懸念し、就活生に対して注意を呼びかけております。
ですが、最終的に内定を承諾するかどうかを決めるのは自身です。その場の雰囲気に流されてしまい、納得がいかないまま内定を受諾をしたとしても、何もいいことはありません。早く就活を終えるよう強要する企業にも非はありますが、就活において大切なのは「心の底からここで働きたい!」と思う自分の意思です。「内定」という目先の利益につられることなく、「オワハラ」を撃退できる毅然とした態度を取るために、強い決意を持って対応することが大切ですよ。
 
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オワハラに直面したときも適切な対応を取ってくれますし、内定をまだ獲得できていない就活生のために企業選びや本選考対策でサポートしてくれるので、Smart就活を使っておいて損はありません。電話やLINE・WEBでも面談対応が可能なので、これを機にSmart就活に登録しておきましょう!

 

 

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