「良い人材が来ても内定後に逃げられてしまう」いわゆる「内定辞退」です。

人手不足により就活生が優位な状況が続く「売り手市場」において、そう嘆く採用担当者も多いです。

「内定辞退」の中でも約5割を占める理由が、勤務先が遠いことを理由で辞退をする「勤務地の問題」です。勤務地に関しては就活生の把握不足も起因してますので、企業はどうする術もありません。

「遠い」と感じるのは人それぞれにもなりますが、社会人の方は何分かけて通勤をされているのでしょうか。就活生のみなさんは企業選考の際に勤務地について

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうして内定を承諾する前に、気づかない

 

 

 

 

2018年の時点での内定取得者のうち、就職内定辞退率は64.6%でした。過去6年間の調査で最も数値が高いと判りました。

内定辞退のうちの半数が「自宅から勤務地に通えない」「希望していた勤務地に配属されなかった」という、希望の勤務地、配属先ではないことが判明したために辞退した理由が挙げられます。

多くの勤務地を持つ企業の場合、希望していた勤務地ではなく、他の勤務地に配属されることが提示されて辞退するというケースもあります。

これらは就活生の情報不足や、認識違いなどが生じていることが原因となっています。

 

選考では「全国転勤可能です!」や「希望でない職種や部署でも問題ありません!」と、

発言をしたものの、

いざ、勤務地や配属先が発表され、希望していた場所ではない場合に「やっぱり内定辞退します」という就活性がいるようです。

 

 

 

勤務地以外で就活生が辞退を防ぐためには何をすべきか

 

 

 

 

・職場見学

職場見学をおこなうことで、実際に先輩社員が働くところを間近で見ることができます。

先輩社員が働いている姿を自身と重ねることで、今まで曖昧だった働くイメージが明確になり、

「この企業で頑張ろう!」と気持ちが高まります

また、職場見学で先輩社員とのつながりもできるので、「自分もこの会社の一員になれるんだ」と入社に向けてのイメージができます。

内定をもらっても社内の人との関わりがなければ、所属感を感じることができず、内定辞退につながる可能性もあるので、この安心感は重要です。

 

・社内報の送付

知りたいことは企業の上辺の情報ではなく、実際の現場の情報です。

社内のありのままを伝える社内報は、内定者にとって実際の現場の情報を知ることができる良い機会です。実際の社員の一日のタイムスケジュールや、仕事に取り組む姿勢などがわかるインタビューコンテンツなどを盛り込むことで、入社後の働き方に具体的なイメージを持つことができます。

また、社内で起きた新しいことが記載されていると、会社の動向を知ることもできます。

会社の動向や内部の雰囲気を感じることができると安心につながります。

 

・内定者研修

内定者研修は、社会人としてのマナーや基本スキルを内定者に勉強してもらう機会です。

内定者研修が始まると「いよいよ、社会人の準備が始まった」と気合を入れ直すタイミングです。改めて「この企業に入社する」と思うと、モチベーションも高くなるでしょう。

また、内定者研修のコンテンツにグループワークを取り入れる企業も多いです。

面識のない内定者とグループワークをすることで、内定者同士のコミュニケーションが活発化し、内定者フォローに適した取り組みになります。

 

・内定者アルバイト

内定者アルバイトとして既存社員と一緒に働いてもらうことで、説明会や面談では伝えきれなかった企業の良い面も悪い面も伝わります。

悪い面が学生に伝わることは、内定辞退につながりそうですが、入社してから感じるギャップが小さくなるという点では、むしろプラスだといえるでしょう。

また、入社後に右も左もわからない状態で業務に取り組んでもらうよりも、

ある程度の仕事へのスタンスや、企業カルチャーなどを内定者アルバイトを通して知ってもらう方が、入社後に即戦力として活躍できることにもつながります。

 

 

社会人は何分かけて通勤をしているか

 

 

 

電車通勤の平均時間

 

移動手段を全て含めた、電車通勤の全国平均時間は平均は37分と言われています。

首都圏などの都市部の人からすれば、比較的短いと思われるかもしれませんね。

 

・首都圏の平均時間

首都圏の平均通勤時間は平均59分と言われています。自宅から会社へ2時間かけて往復している計算になります。全国の平均時間と比べて時間がかかっている原因として、神奈川や千葉から都心に通っている人の通勤時間が挙げられます。

 

・関西圏の平均時間

関西圏の平均通勤時間は平均52分となっており、首都圏よりは少し短いものの全国平均よりは長いです。首都圏や関西圏といった都市部は交通網が発達していることもあり、結果として通勤時間が長くなりがちです。

ちなみに最も通勤時間が短い都道府県は宮崎県で、なんと25分です。車通勤が主流である地方のほうが、通勤時間は短い傾向があります。

 

通勤に時間がかかっているエリア

 

「通勤、通学時間が長いランキング(1日当たりの通勤・通学時間)」では、

1位:神奈川県:1時間40分

2位:埼玉県・千葉県:1時間34分

3位:東京都:1時間30分

と、首都圏が独占しています。

 

東京などの大都市では仕事で帰宅が遅くなり睡眠時間が圧迫されることは容易に想像がつきますが、大都市の近郊の県がワースト入りしていると、

やはり「通勤時間」が関係しているのではないかと考えられます。

通勤時間が1時間を超える場合、朝は早く起きて夜は遅く帰宅するルーティンが出来上がってしまい、おのずと睡眠時間が削られてしまう傾向が高まると思われます。

 

・睡眠時間も全国一短い神奈川県、どう影響してるか

背景にはやはり、神奈川県民の通勤時間の長さが関係していることがわかります。

神奈川県の鉄道路線図を見ると、横浜や川崎などの県東部は路線が比較的充実しているのに対して、

県央・県西部では小田急小田原線、相模鉄道線、田園都市線、東海道線など、限られた路線しかありません。

そうした地域では、最寄り駅までバスで10分~30分かけて通う人もいるが、

本数が少ないところだと乗り遅れまいと早歩きになったり、バスを待たずに駅まで気合いで歩く人も少なくありません。

 

 

 

まとめ

 

 

 

 

「勤務地」は働く上で「企業選定」の次に重要だと言えるでしょう。通勤時間に1時間以上かける人が多いですが、就活生のみなさんは通勤時間にどれくらいかけられますか。

1時間が長く感じる人もいれば、短いと感じる人もいます。そこも見極めて配属先も選ばれてみるのも良いでしょう。

また、企業を先行される前にミスマッチを防ぐためにも企業研究で、勤務地と配属先はしっかり調べ、自宅から勤務地までの経路と移動時間も通える距離かも念頭においておくべきです。