「働き方改革」とはなにかご存知ですか。また、一部施行された内容や「女性活躍」も謳われていますが、就活を行いこれから社会に出られる就活生は自身にも関与することですので覚えておくべきでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

そもそも働き方改革とは

 

 

 

 

安倍内閣が提唱した、柔軟で多様な働き方を選択できる社会の実現に向けた取り組みで、

働く人の視点に立って労働制度を改革し、企業文化や風土などを変えようとするものです。

例を挙げると「女性や若者が活躍しやすい環境整備」「長時間労働の見直し」「非正規雇用の待遇改善」などを軸として改善を図っています。

ワークライフバランスの実現や労働生産性の改善を促し、賃金の上昇と需要の拡大を通じて、経済成長の好循環が形成されるという方針です。

これまで切り込めなかった「労働同一賃金の実現」「長時間労働の是正」に踏み込んだ点において画期的とも評される改革ですが、企業の現場に浸透するものになり暮らしがよくなるように実現へとつなげていくことがこれからの課題です。

 

「働き方」は「暮らし方」「生き方」にも通じますので、生活上の充実を目指す改革にしていく必要があります。

 

この先、女性にどんな影響を与えるか

 

 

 

 

「働き方改革」や「ワークライフバランス」への注目が高まる中、

「女性活躍」も注目が高まっています。

 

「女性活躍推進法」は2016年に施行されたアベノミクスの「3本の矢」にある成長戦略の1つとして、「女性の働きやすい環境づくり」を求める法律です。

 

目指す基本原則として、

・女性労働者の採用や昇進などを促進

・育児や出産など、家庭生活と仕事を両立する環境を整備

・女性労働者に合った労働環境を確保

この3つが制定されています。

 

「女性活躍推進法」が制定された背景には、

現代社会における「ライフスタイルの変化」と「労働力人口の減少」が関係しています。

 

ライフスタイルの変化

 

1つは、共働き家庭が増えていることです。共働きが定番になってきたことにより家事や育児と両立しながらも働き続けられる環境が必要となっています。

女性の場合、結婚をして出産と育児などを経験すると、従来の労働環境では仕事を諦める状況になっていました。

 

労働力人口の減少

 

家庭と両立させながら働き続けたいと思う女性が増えるだけでなく、日本社会においても女性が働くことが必要な状況になりつつあります。

少子高齢化によって高齢者が増加する中、日本の労働力人口は減少を続けています。

現状のまま出生数が減少すると、2060年には現在の半分以下になることが予想されています。

その中で、未だに約50%の女性が子育てを機に仕事を辞めています。

この女性たちが労働を続けた場合、多くの労働力が確保できると言われています。

 

 

女性の社会進出によるメリット・デメリット

 

 

 

 

メリット

 

・男女格差が無くなる

年配の世代では「女性は家で働くもの」という固定概念を持っている人が、今も多い傾向がございます。

女性が活躍してきていると言っても「女は外で働くものではない」という価値観を持つ人は多く存在し、男女格差は根強く残っています。

その一方で最近活躍している世代は「活躍できるのであれば男性も女性も関係ない」という価値観を持つ人が増えてきています。

社会で活躍する女性が増えれば、新たなビジネスチャンスが生まれ、どんどん女性が活躍できる環境ができます。

このように女性が社会進出して活躍することで、男女格差が無い環境がだんだんと増え、

特にビジネスの場においては、女性のエースを抱えているかどうかでビジネスの流れが大きく変わっていきます。

 

・女性の選択肢が増える

女性は結婚して家庭に入ったら仕事を辞めて、子育てに専念するべきだという価値観は強く残っています。

また「子育てに専念するべき」という価値観は大切にすべき価値観でもあります。

しかし、その後の子育てが一段落した後の生き方が大きく変わってきています。

今は景気もあまり良くないため、共働きで収入を安定させるため「復職」をする方が増えています。

その一方で「復職」に関して良いイメージを持っていない人や企業も存在します。

”子供になにかあったら急に仕事を休むんだろう””またすぐに辞めてしまうだろう”と考えている人たちです。このような認識の不一致が復職の問題点となっています。

 

しかし、女性が社会進出することによって、この問題を解決に導くことが出来ます。

働く女性が増えることにより「女性の力は社会に必要だ」と認識が変われば、復職や子育てに関する会社の認識も変わってきます。

「会社から数年離れたら、簡単には戻れない」と考えている女性も、復職に関してのハードルが低くなります。

このように女性が社会進出することで、女性の活動の選択肢が大きく増え、女性が自由に働きやすい社会が出来上がってきます。女性が働く場が増える、自由に職種を選ぶことが出来ることが、女性の社会進出のメリットの一つとなります。

 

 

デメリット

 

・晩婚化が進む

女性の社会進出が進むという事は、晩婚化が進むという事も意味しています。

早期に結婚をして妊娠をすれば、出産のため一定期間仕事ができなくなります。

出産を考えると働き盛りの20代であれば、結婚を遅らせたいと考えてしまう女性も多く、結婚を先延ばしにしてしまうという事があります。

また、仕事に熱心になり気づいたら30代に入っていて婚期が遅れてしまったという女性も多いです。

自由に活躍できる環境が出来上がるにつれて「若いうちに頑張って、落ち着いてきたら結婚して子供を産めばいい」という価値観を持つ人が増えてきます。

特に都市部においてその傾向は強いです。

 

・少子化の要因に

女性の社会進出と関わってくるのが少子化問題です。晩婚化が進めば、どうしても女性一人当たりの子供を産む数も少なくなり、当然出生率も下がります。

また、仕事に生きがいを感じていれば子育てだけではなく仕事に集中したいという気持ちもあり

「何人も産むことができない」と考えるのは当然でしょう。

既に、このような傾向が出てきている地域もあり「結婚したけど旦那の稼ぎが少ないから、

賃金が安くても働かなくてはならない」ということに縛られている方も出てきているようです。

女性の社会進出は社会の流れが変わるいいチャンスですが、このようにデメリットも生まれます。

出生率の問題は女性の社会進出の以上の問題となってしまいます。

 

まとめ

 

 

 

 

キャリアへの考え方は多様です。人それぞれ大切にしたいものは異なるし、経験を重ねることで変化していきます。

これから就職をされ働かれる女性のみなさんは、長く働き続けられる環境が整っているか。

女性就活生にとっては大切な項目です。福利厚生などの条件は、自分なりの合格ラインを決めておくとよいでしょう。

それをクリアしていたら、あとはあなた自身が楽しめそうか、興味を持てそうか、といった視点を大切にしてほしいと思います。

結婚するか否か、子どもはどうするか、子供が生まれても仕事は続けるのか、

自分のキャリアがどう展開していくのかは、不確実なものです。できるだけ多くの可能性に対応できる条件を望みたくなってしまうでしょう。

条件はとても重要ですが、あまり先のことを考えすぎないことも大切でしょう。