実家暮らしでアルバイトをしながら学業と就活の両方をこなしている人も多いかと思いますが、晴れて内定を得た後に苦労しがちなのが「一人暮らしはどこがベストか」を考える点です。言わずもがな一人暮らしには多額の費用が掛かるだけでなく、特に考えず適当な場所を選んでしまったら通勤の時間や交通費でも後悔が生まれやすいです。そうならないためにも今回は内定承諾後の学生(新卒)を対象に、都内で一人暮らしをするのにオススメなスポットを紹介していきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一人暮らしをスタートする際に重視すべき要素

 

 

 

 

契約内容によりけりですが最低2年から3年は住む事になりますので、より良い生活のために誰もが自身の望む条件に合う物件を探すかと思います。賃貸物件に関してもアパートやマンションなど色々あり、たとえ優れた物件でも周囲の環境が悪い場合「もっと良い場所に住めばよかった」と感じてしまいます。逆に築年数の古い場所でも、家賃が低いだけでなく商店街や娯楽施設が近くにあって治安もまずまずという場合もあって、“この物件ならべスト”と一概に言えないのが難しいところでもあり面白いところです。まぁ最初はあまり気に入らない感じでも、いざ住み続けてみたらその土地ならではの良さに気付くというのも往々にしてよくありますが。

このように物件選びは各人が抱える条件だけでなく好みも要素に含まれるので、後悔が無いようにするにはファーストインプレッションで選ぶのではなく、内見を重ねて慎重に吟味していく事が大事ですよ。

 

そして物件探しで重視される最大の要素が「家賃」です。当たり前の話ですが家賃は物件の価値(築年数や性能)は勿論、建っている土地の価値や交通面といった利便性によって大幅に変動していきます。小さな建物でも出来立てでオートロックや設備次第で、建物の規模とは比べものにならないくらいの値段に設定されたり、そこまで古くない建物でも駅やコンビニから離れていてバスの停留所も少ないとなると値段が安めとピンキリ。働き始めの状態でも無理なく支払える額かどうかは、社会人になりたての立場ではかなり神経質になるところですね。

また家賃繋がりで言えば入居の際に掛かる初期費用も大きな壁となってきます。自分の望む条件を備えた物件を見つけても、敷金礼金や管理費が多く上乗せされて他の物件で泣く泣く妥協したというパターンも見かけます。毎月数万単位の家賃とは違い、初期費用ですと一回で動く費用が大きいのがネックですね。多くの場合が初期費用は親や兄弟など身内に一部負担してもらう事が多いようです。また次に判断の材料に使われるのが「通勤時間」。「家から会社まで電車バス込みでどの程度時間が掛かるのか」など、実際に通勤している風景をイメージしながら物件を探すのが定石です。勤める企業の場所によって使う路線の種類や乗り換えの数、到着に掛かる時間や混雑度まで大きく差が生まれます。社会人になると長い間企業に勤める事になるので、毎日通勤で消費する時間をより少なくしようと考えるのは当然ですね。何十分何時間と電車に揺られているのは思った以上にストレスが溜まるものですし。

 

 

 

 

他にも「周辺施設・立地環境」も参考にされます。都内でも駅周辺は飲食店や娯楽施設が豊富でも、少し離れたら住宅街ばかりでコンビニなどお店もまばらというのは珍しくありません。一人暮らしとなると大抵が自炊の毎日となる事がほとんどですが、「安いスーパーが近場に無い!」というのはまだお金に余裕の無い新卒にとっては痛手です。こういう点を考慮して生活に直結するお店や施設の有無を重要視する事も肝心となってきますよ。

ここまでが新卒の一人暮らしで特に重要視される要素ですが、女性目線で言うと「セキュリティー面」がしっかりしているかも選ぶ上で大切。特に都会はまだ女性一人で過ごすには不安要素が多いですし、家で過ごすにしてもオートロックや防犯カメラがちゃんと機能していないと思わぬ事件事故に巻き込まれかねません。

 

ワンルームの家賃相場はどのくらい?

 

 

 

先ほども家賃について軽く触れましたが、一人暮らしだと初めは大多数の人がワンルームを希望します。ワンルームだと比較的家賃も抑えられるだけでなく、間取りに関しても無駄なスペースも少ないので清掃もしやすいですし、自分の生活スタイルに合わせやすいという特徴があります。ですがワンルームでも駅チカで出来たばかりのような場所だと、部屋がどうこうに関係なく10万円相当を必要にする場合もよくあります。「そんな高い金払えないよ!」と思うでしょうがこれはあくまで好立地で水準が高いワンルームの話。ここで都内で一般的なワンルームの家賃相場について解説していきましょう。大抵のワンルームは5万円から8万円が妥当な額であり、築年数や設備の有無で値段は少しずつ変化していきます。新卒入社して数年経って一年目に比べて給与が増えた人は8万円相当のワンルームに住むか、1Kの賃貸物件に引っ越す事が多いです。ですがまだ働き始めの立場だと最初は5万円(頑張って6万)の家賃の物件を選ぶ事がほとんど。家賃は部屋のクオリティーに大きく依存するものであり、高いと生活の質に満足をしやすいですが逆に金銭的な余裕が無く安い場所に行くとボロい設備や汚い内装で泣きを見る事も…。

無理なく払える丁度良い家賃の割り出し方は“収入の3分の1の額”と言われています。例えば手取りが月18万と仮定すると、オススメの物件が6万から7万と考える事が出来るのです。

具体的な数字が出たこのタイミングで先ほどの初期費用の話に振り返りますが、初期費用は大体が家賃の4~5か月分とされています。この費用には前家賃や火災保険などの他に敷金礼金が含まれるのですが、最近では礼金を無くした物件も増えてきているので、全て込みでいくらになるかは賃貸を借りる際に不動産会社と相談しましょう。

 

都内23区内でオススメの住みやすい土地とは

 

 

 

 

「オススメの土地」と銘打ってはいますが、個人の望む条件によってオススメの場所は大きく違ってきます。なのでここでは“家賃”と“利便性”に注目して新卒でも住みやすい場所を挙げていきます。ただあまりにも列挙し過ぎると情報を把握しづらくなってしまうので、人気の土地を5選という形でまとめます。

まず代表的なのが三鷹(中央線)です。三鷹では駅周辺も店が多く立地面もかなりポイントが高いだけでなく、多くのアクセスが集中する新宿駅までに掛かる時間もそこまでなのでオススメです。通勤面や買い物の容易さも売りですが物件自体も6万円から借りれるワンルームも多く点在しているので覚えておきましょう。次が成増駅(東武東上線)です。こちらは約10分で池袋に行けるだけでなく一人暮らしでも大助かりなスーパーや飲食店も豊富。なにより治安も悪くないので新社会人の女性にも推せる土地ですよ。

都会の雑踏が苦手な人には喜多見駅(小田急線)もオススメです。新宿・渋谷方面にも向かいやすいだけでなく、自然豊かな特徴があり街全体も落ち着いた雰囲気を持っているので、日々緊張しがちな新社会人が住むにはうってつけといえます。

そしてどうしても山手線沿線で住みたいと考える人は大塚駅(山手線)も視野に入れましょう。山手線沿線の物件はワンルームでも家賃が高めに設定されがちですが、大塚駅周辺だと約7万円でも住める物件が多いので、通勤もだいぶ楽になるだけでなく遊びも買い物も充実しやすいですよ。

そして職場が東京駅方面(大手町や新橋など)になる場合は市川駅(総武線)も良いでしょう。新宿に乗り換え無しで行けるだけでなく、スーパーやドラックストアなど生活に必要となる施設も再開発によって増加してきたので非常に住みやすいです。注目の家賃相場もワンルームで約5万円からの物件が多数あるので覚えておきましょう。

 

一人暮らしをする上で注意すべき要素

 

 

 

 

ここまで一人暮らしのノウハウについて解説を入れてきましたが、よく物件を調べないでいると住んで後悔する事も多々あります。特に良い物件にも関わらずあまりにも家賃が安い場合は注意しましょう。そう、所謂「曰くつき物件」の可能性があるのです。前の住人が“トラブル”によって部屋を変えざるをえなかった、あるいは命を落とした事で他の部屋(または類似物件)に比べて極端に家賃が下がっているもの。怪談やホラー作品ではお馴染みの存在ですが、案外身近に潜んでいるのがこの物件の怖いところ。もちろん不動産仲介会社はこういった事情を説明する義務がありますが、家賃が低くても長く住むには気持ち悪くて耐えられないと感じる場合は止めておきましょう。

 

 

 

 

騒音問題も気にするべき点です。駅から近い場所に住めたとしても夜中落ち着いてきた時に電車の通過音が煩くて眠れなかったというケースも珍しくありません。またコンビニなど人が溜まりやすい環境では深夜でも車の音や騒ぐ声で多大なストレスに繋がる場合も。防犯の面で言っても物件自体が管理人が常駐していたりカメラもちゃんと稼働していたりすると安心出来ますが、家賃が安いだけにそういったセキュリティー対策に抜かりがある場所も無きにしも非ず。そして治安があまり良くない立地ですと不審者の存在も気にしなくてはならないので、自衛の意味でも安過ぎずセキュリティーも万全の物件を探してください。

 

 

まとめ

 

 

 

いかがでしたか? 新社会人として晴れ晴れとしたデビューを飾るなら、自分の理想に合った物件を選ぶ事が大切となります。ただまだ収入に不安の多い立場ですしなかなか贅沢は言えない…けれどこのように都心でも無理なく払える家賃の物件は多数あるので、“通勤のしやすさ”“住みやすさ”など自分がどんな条件を望むかを熟考しましょう。たとえチョイ古な物件でも「住めば都」とも言いますし、自分の経済状況とよく照らし合わせてくださいね。