宅配や郵便に貿易など身近なものからワールドワイドなものまで幅広く対応する物流業界。安全に確実に物を届けるスペシャリストの運送ドライバーや、彼らの状況や荷物の管理をする事務職や倉庫作業員など様々な業務に分類化されています。目立った活躍や派手さは無いですが社会を動かす血脈として物流業界は欠かせません。今回は物流業界の概要や、物流会社(運送)に応募し見事内定を手に入れた専門学生のインタビュー内容についてご紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「必要な物を確実に届ける」物流のありがたさ

 

 

 

 

世の中には星の数ほど仕事があり、生活の水準を維持・向上させるサービスや娯楽の面で日常に彩りをもたせるものなど業種は挙げたら枚挙に暇がありません。しかし非常に長い歴史があり、国や状況問わず人々の生活に密接に関わってきた仕事の内の一つに「物流業界」が浮かびます。郵便や通販などの宅配ビジネスでもお馴染みで、何気なく過ごしていても1日に何台もトラックが走っているのを見かけるはずです。大型車両や貨物列車を用いて陸路で物資を運ぶ陸運や、船舶で自動車やカーゴを積み海外へ運ぶ海運に、電子製品など高付加価値商品をスピーディーに運ぶ空運など物流にも色々な手段が設けられています。物を運ぶ仕事と簡単に言われがちですが、仮に無くなってしまえば都市あるいは国単位で機能不全に陥るほどの重要性を秘めています。分かりやすい事例を出すと、2011年に起きた「東日本大震災」。地震や津波といった大災害の1次被害を捉えがちですが、2次的な被害として挙げられるのは「物流の麻痺」です。被災地周辺での物流機能が停止した事で、食料・飲料や生活必需品の供給が絶たれ、コンビニなどで物が手に入らなくなったという非常事態が続きました。2度と起きてほしくない大災害ですが、これは物流の重要さを改めて理解する教訓となりました。こういう災害にも即座に対応するために「無事に確実にどう運ぶか」という業界の意識も高まり、物流を円滑に行うための新システム導入やコスト削減など、物流業界は体力が自慢ではなく常にこういった最先端の技術を取り入れ、時代の変化や多様なニーズに対応出来るように進化をし続けているのです。

ですが物流業界は「深刻な労働力不足」が問題として挙げられます。IT技術の高度化でスマホやインターネット上のビジネスも確立している現代。しかしその爆発的な需要に追いつくためのドライバーなどの人材が不足しており、これを解決する事が今後の課題として考えられています。それに加えて少子高齢化の波もあり、若者の人口の低下により未来を担う働き手が確保しにくい点も物流業界に限らずですがシビアな問題として挙げられます。大型車両を駆り、重い荷物を長距離を走って届けるという重労働・責任感で若い人が入らない(続かない)という状況。しかしテクノロジーがいくら発達しても運輸ドライバーないし物流業界は絶対に無くならない仕事であり、今後も変わらず社会を支える基盤となるので、体力に自信があるという人だけでなく社会に貢献したいと考える人にもオススメの業界です。

 

 

物流に携わるために必要となる資格って?

 

 

 

 

物流業界で働くとなると業種によって変わりますが資格・免許は必須です。物流関係でよく耳にするのは「フォークリフト免許」でしょうか。工場・倉庫や運送で使う事になるので働く上で必須の免許となるでしょう。物流センターなどでは技能講習があるのがほとんどです。そして会社によって動かす車両の種類は変わるかと思いますが「中型・大型自動車運転免許」が無いと事業用車両を使えないので取得しておきましょう。大型に関していえば中型ドライバーに比べ約1.5倍くらい給与が変わり、金銭的に優遇されるメリットがあるので覚えておきましょう。また、何を運送するのかも会社次第ではありますが、「危険物取扱者」を取得すれば幅広い物流業界でも対応出来ます。そして輸出入のプロを目指すのなら「通関士」。取得は決して楽な道のりではありませんが、商社や貿易関係を目的に勉強する人も増えているので業務の幅を拡大したいなら手に入れる価値ありです。ドライバーとして働くのなら活かせる資格ではありませんが、物流の流れも学べるので試してみて損はありません。物流業界の事務職で働きたい人は「運行管理者」が役立ちます。各ドライバーの運航計画を作り、効率的に仕事を回すのに必要となります。年々この資格のニーズは高まってきているので、就活の場面で心強い武器になるでしょう。

 

 

物流会社の内定を獲得した19卒へインタビュー

 

 

 

 

ここからは今年の2月に物流業界(運輸会社)の内定を獲得した19卒の専門学生である前田君に、就活アドバイザー(以下:アドバイザー)がインタビューをした時の会話を載せていきます。一般的にイメージされる体育会系な長距離ドライバーと違い、インドアなタイプである彼が内定を得るに至った経緯とは?

アドバイザー『今年2月に無事内定を得た訳ですけど、前田君の当時の就活事情について聞かせてもらえますか?』

 

前田君『実は12月から本格的に就活をスタートしたんですが、普通は就活生って冬採用の時期って焦り気味になると思うんですが、私自身は全くそんな感じではなかったです(笑)。その後年が明けて「どうしよう」って不安感が出始めたんですけど、株式会社LEAP(smart就活)と1月下旬に出会ってスムーズに内定を取る事が出来ました。』

 

アドバイザー『ちなみに就活が遅れたのには何か理由があったりしますか? 例えばサークル活動が原因だったり家の事情が関係したりとか。』

 

前田君『言いづらいんですが…。私はかなり面倒くさがりな性格でして、就活も「何とかなるだろう」という漠然とした感覚で考えていて12月に入るまでフワフワしていました。サークルなどには属していなかったので自分のズボラな性格が遅れた原因ですね(笑)。』

 

 

 

アドバイザー『地元は兵庫県という事で、専門学校に入るために上京したんだよね? やはり当時は慣れない都心で過ごした事でホームシック気味になったりしました?』

 

前田君『ぶっちゃけ不安と寂しさしかなかったですね…。今ではすっかり慣れてしまいましたけど。兵庫に未練もありましたが両親が背中を押してくれたし、何より自分が色んな地域や文化に触れて知らない世界について知っていきたいと思っていたので頑張ってこれました。』

 

アドバイザー『なるほど。では今回の内定獲得にも関係している物流業界について聞きたいんですが、そもそも最初から物流に興味があったんですか?』

 

前田君『いいえ。正直、専門学校も照明関係とかに携われたらなぁって考えて色々学んでいたんですがその過程で物流業界について知りまして、こちらの方が貢献出来そうだと考えが変わったんです。もともと力仕事にも興味があったんで尚更自分に合ってるかなって。』

 

アドバイザー『力仕事に挑むのなら他にも色々あるのに、何で物流業界を希望したのか理由を聞かせていただけますか?』

 

前田君『日本って島国で資源が無いので、海外との輸出入が無かったりしたら本当に国として危機的状況に陥ってしまうんですよ。そう考えた時に物流業界のありがたみや奥深さに気付かされたんです。引っ越しにしても、あれも物流ですし何より人の新たな門出に自分が関われるって所にも魅力を感じました。なのでこっちで力仕事をして達成感を味わいたいって思い、物流業界へ志望しました。』

 

アドバイザー『よく分かりました。ちなみに就活開始から内定を得るまでのプロセスにも触れたいんですが。』

 

前田君『今までブラブラしてたし自分一人じゃ何が何だかって感じで困っていたんですが、LEAPさんに出会ってからはトントン拍子に事が運びました。履歴書の添削に選考のアドバイスも丁寧に教えてくれたし。結果的にLEAPさんと一緒に就活して約1週間で内定を取れたので本当安心しました。』

 

アドバイザー『遅いスタートにも関わらず、無事に内定を取れてよかったです。最後になりますが今後の前田君の将来のビジョンについて聞かせてもらえるかな?』

 

前田君『今のところ出世意欲とかはありません。正直なところ数年後にどんな人間になっているかより、今いる場所で頑張って花を咲かせる事が大事だと考えていますから。沢山仕事を頑張って、大好きな車を買ってプライベートを充実させたいというのが今後の目標です!』

 

アドバイザー『なるほど(笑)。大変だと思うけど早く一人前になって車を買える事を祈っています! 本日はありがとうございました。』