誰しも一度は社長(経営者)の地位に憧れを抱いたのではないでしょうか? ですが経営者への道のりは想像していたよりも難しくなく、当人の資質と環境さえ整ってさえいれば、時間はかかりますが誰でも目指す事が可能です。今回は独立志向のある就活生向けに経営者になるための要素について紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

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将来独立したい…けど何をすればいいの?

 

 

 

 

 

所属している会社から独立するといっても、分類としては自ら会社を興して(起業)人員を集め事業を始めるタイプと、フリーランスとして働くタイプがあります。ですが独立という選択肢を考えている意識の高い就活生でも、今の段階で何を学ぶべきか分からないという人が大多数かと思います。まずここで将来的に起業するのに必要となる心構えに触れていきましょう。まずは“独立・起業という不安や不確定要素の多い道に臆する事なく挑戦出来る意欲”が肝心です。この気持ちを高める手段としては知り合いの経営者に相談したり、自ら率先して畑違いの分野で経験を重ねていくという点が考えられます。

 

次に紹介するのが“どんな事でも継続していく気持ち”です。これは仕事に限らないのですが、どんな事でも地道に継続していく姿勢は重要です。たとえ好きな事でも仕事として割り切り何年も続けていくと飽きが生じたり、嫌気が差す場合もよくあります。ですが、ここですぐに諦めたりせずに“継続しやすい仕組みを生み出せる人”は適性ありと考えられます

そして事業をしていく上で欠かせない“アイデアを柔軟に考えられる発想力”。他社との差別化を図ったり、新製品の開発や流通を考え効率良く動かすための発想力は欠かせません。最後は“時間の管理能力”です。事業を成功させるには限られた時間を如何に有効活用させるかがカギになります。自分の使っている時間を鑑みて、どこに無駄が存在するか、何を集中的に取り組むべきかという全体像の把握も経営者はしなくてはなりません。これら4つは独立後に欠かせないものとなるので、起業を視野に入れている就活生は忘れないようにしましょう。

 

 

 

 

 

といった具合に長々と説明した後で言うのはなんですが、まずは「自分がどんな分野で起業したいのか」を模索するところからスタートしましょう。自分が興味のある(得意とする)分野は一体なにか、どんな事業展開をしていきたいかを漠然としたイメージでいいので思い描いてみてください。それが出来るだけでも今後起業する際の指標になります。

 

 

独立したいならまずはどこで腕を磨くべき?

 

 

 

 

 

本格的に会社を興す上でそれなりの知識や技術は必要不可欠。まずどこで働いた方がより経験値を稼げるのでしょうか? 将来的に独立を考えているのならば中小企業で実力をつけていくのがオススメです。

 

というのも大手企業で働くとどうしても規模が大きい分、役職付きではない社員だと業務の責任もそこまで大きくなく、任せられる仕事そのものも限られます。ですが少人数で会社を動かす中小企業ですと、任される業務の幅が広いので負う責任も大きくなりますが生の経営について勉強しやすいです。資産額など企業の基盤が大手に比べて安定していない側面もあるので、中小で働くと企業財務についても学べやすいというメリットがあります。

 

それ以外にも既存の考え方に捉われず常に新しい価値を追求するベンチャー企業や生まれたてのスタートアップ企業で挑戦してみて経営のノウハウを学ぶのも手段として挙がります。自分のスキルや発想力に自信のある独立志向の就活生はあえてベンチャーに飛び込む傾向にありますよ。

ですが、こういった企業はIT系やメーカーなど業種問わず新卒の時点で“会社を育てるための戦力の一部”と期待され、それに見合った働き方を求められる事もしばしば。

 

「大手にいたから上手くいく」という先入観は危険

 

 

 

 

よしんば将来的に独立・起業を果たしたとしてもその後、数年単位で経営が破綻してしまった場合どうしますか? 多額の負債金を抱え次のステップに進む事に憶病になってしまうかもしれません。「どんな事をすれば成功するか」なんて明確な回答は存在しませんので、無責任なアドバイスはここでは出来ません。ですが少しでも失敗のリスクを減らすために、就活生の内から将来的な起業の参考になる企業選びをする必要があります

 

まず言いたい事は、大手企業に新卒として入り仕事をしたからといって上手くいくとは限りません。起業した大手出身者でも事業が傾いて看板を下ろすなんて話はザラです。高学歴な人ほど上昇志向にあり起業しても上手くいくと世間的に思われがちですが、成功例もあれば、無論ボロボロになったという大手出身の高学歴の人も多くいます

確かに大手で勤めたという実績やブランド力は自信に繋がるかもしれませんが、実際に起業するという事はゼロからのスタートです。信頼関係も実績も自分の手で一から作らなければなりません。ですので「大手に行ったから起業もスムーズだろ」という考えは危険です。

 

そして大手に所属していた場合、金銭感覚も見直さず取り組むと一気に予算が足りなくなって事業を畳む事になってしまいます。また、これは誰にでも言えますが、経営者になると自社の存続は勿論の事、働く社員を守る責任が生まれます。そして自分の業務も代わりになるものがいないので、ツライ状態でも仕事を果たさなければなりません。ですので土壇場で逃げてしまわず、どんな状況でも踏ん張れる根性が無いとやっていけません。このように「大手企業にいた自分なら大丈夫だろう」と思い込み起業すると、思わぬ落とし穴に嵌ってしまいますので参考程度に覚えておきましょう。

 

独立をする際に重要となる資金と人脈

 

 

 

 

自分の会社を持ち自分で手綱を引っ張っていくのなら、その分野で困る事がないように確かなスキルを得ている事が大前提。起業する人は最低でも3年長くても10年ほどは企業に勤め、知識の蓄えや業界のコネクション形成といった土壌作りをしっかりしています。ですが社内でいくら幅広い人脈を築いたとしても、独立で自分が会社を離れるとなったらそれ以降ビジネスシーンで関わらなくなるという事もよくあります。起業した後はやるべき事が多くて大変だと思いますが、以前の環境で関わった人というのは、何かあった場合に助けになる可能性があるので、人付き合いは欠かさないようにしましょう

 

そして起業の資金調達についてですが、目指している業種や起業する会社の規模によって必要な金額は変わります。しかし資金を集めるのはそう難しくありません。何年も企業で働き地道に貯蓄していくものや、起業資金を金融機関から借りるというパターン。あるいは親族や知り合い、起業支援者から資金を募る場合があります。金融機関から企業の融資を受ける場合は、新創業融資制度を利用して日本政策金融公庫で借り入れるものと、地方自治体の制度資金を利用し銀行から借りるものの二つがあります。起業したばかりですと民間の金融機関で借り入れるのは難しいのでこちらの制度を頼ってみましょう。

 

成功している経営者のタイプや共通点とは?

 

 

 

 

各経営者もタイプ別に分ける事ができ、それぞれ違った特性を持っています。最初に紹介するのは、持ち前のセンスを武器とする経営者「IQ型」です。こちらはビジネスの考え方や市場の変動にいち早く気付き対応出来る敏感な嗅覚を持っている人が該当します。次は、優れたコミュニケーション能力で信頼を築いていく「EQ型」。どの界隈でも関係なく交流を深めて人との繋がりを大切にする経営者はこのタイプですね。最後に紹介するのが「RQ型」。保有している資源をどのように使っていくか、利益をどう還元していくかを考えるタイプです。管理能力に秀でたタイプですので規模の大きい会社の経営者はこのRQ型が多いとされています。このようにカテゴライズさせていく事で、就活生の方も自分がどのタイプなのか発見しやすいですね。性格的な自分の強みを見つける事で経営への向き合い方も違ってきます

 

また成功する経営者には共通点があり、無駄な投資は絶対にしない事や決して揺るがないマインドなど、堅実で合理的な考え方に加えて、いつまでも失敗した過去や栄光に囚われない強さを持ち合わせています。

 

まとめ

 

 

 

 

このように会社のトップに立つにはそれなりの覚悟と社会人としての積み重ねが不可欠です。まずは新卒として企業に属し、将来経営者として動くために必要な専門的知識や支えになってくれる人脈を日々の業務で培いましょう。そして自分がどんな経営者に適しているかよく分からないという人は、是非上記のタイプと自身の性格を照らし合わせて考えてみてくださいね。