学校の履修登録や所属している部活の行事といったやむなき事情で、3月からの就活開始に間に合わず、5月上旬のゴールデンウィーク(以下:GW)後から就活を始める就活生もいらっしゃることでしょう。
ですが、5月からの就活でも諦めなければ内定は必ず獲得できます。もちろん他の就活先発組とは出遅れる形になり、大手の新卒採用がシビアになってきますが、大手一本で考えなければいくらでも内定ゲットの可能性はあるのです。

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2020年のGWはどんなスケジュール?

 

2019年は新天皇の即位で元号が変わるという、数十年に一度しかない記念行事が行われたために、限定的にGWは特例という形で10連休が実現しました。

 

通常は4月30日5月1日5月2日の3日間は平日扱いでしたが、祝日に挟まれることでまるでオセロのように祝日に切り替わり、新卒採用を行う一般企業でも業務や単独説明会を一旦、ストップをかけることになりましたね。

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3月に就活が解禁されて毎日のように説明会やESの作成、選考の対策を重ねていた20卒の就活生にとっては、企業の採用活動も休止に入ったことで忙しさから一時的に解放され、10連休を思いのまま楽しんだことと思います。

 

ただ、GWが10連休だというのは平成から令和に切り替わった昨年に限った話であり、本稿を読む21卒就活生が本格的に就活へ挑む2020年では、GWは例年通りのスケジュールに戻ります。
2019年だと4月30日が「退位の日」、5月1日が「即位の日」となり、5月2日が3日の「憲法記念日」と挟まれたことで、国民の休日が2日分増えました。

 

しかし、2020年に関しては4月末と5月の始まりは平日(木・金)で特例の休日も設けられていないので、4月25日~5月6日(振替休日)までのGWは通常休日を含めて計8日となっております。

 

21卒の就活事情にはどんな変化がある?

 

2019年は方々で「せっかく3月以降で説明会やセミナーを実施したのに、大型連休で中だるみする就活生が現れて関心が薄れてしまうのでは?」という声が噴出していました。
ここ数年で企業の求人数が多めとなって就活生の選択肢が増えた売り手市場が活発化。

 

就活生が優位に立ったことで、内定辞退・人材流出も多発気味なのが印象的です。
注目の集まりやすい大手人気企業ならまだしも、認知度が低いうえに採用に大きなコストをかけられない中小企業では、何としても就活生を囲い込もうと早期的に内々定を提示するケースも珍しくありませんでした。

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ただ、21卒のGWでは例年通りの祝日数となっているので、企業も平日や土日に説明会などの広報活動を行うことができ、就活生の就職意欲が損なわれる可能性を“予防”することができるのです。
さらに、経団連が就活ルールを廃止したことで21卒以降の採用は経団連加盟済みの大手企業を含め、ますます早期化するとされています。

 

経団連に加盟していないベンチャーや外資系企業から早々に複数内定を得ている学生からするとあまり大きな旨味に感じませんが、学校の履修登録や部活動で遅れて就活に参加することとなるGW以降の後発組からすると、まだまだ優良企業と巡り合えるチャンスに満ちていると言えるでしょう。

 

大手企業のエントリーは時間的に厳しい

 

しかし、GW後発組でも遅れる分のデメリットはあります。多くの大手企業ではESの提出締め切り日(一次)を、3月中旬から4月下旬に設けているのでまず間に合いません。たとえどうしても入りたかった企業でも、一次締め切りの時点で内定者がほぼ出揃っているうえに、二次締め切りは足切りの意味合いが強く、一次で出した人よりも志望度が低いと捉えられがちなので気持ちを切り替えましょう。

 

二次のES締め切り日に出したとしても、採用枠は狭くなっているのでGW後の就活となると、他の企業の選考に目を向けたほうが効率的に動けます。
夏以降でも一部大手企業が継続して採用活動をしていますが、採用の数が少ないうえに、公務員試験を落ちて民間入りを考える人や、海外留学帰りの人なども加わるので難易度は高めです。

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ですが、仮に人気度の高い大手に挑めなかったからといって絶望するのは早いですよ。GWの時間をどう使うかで内定を取れるか否かが変わってきます。

 

21卒のGWでは平日を除いて8日間もフリーで使えるため、開催される説明会には積極的に参加しつつ、就活の基礎である自己分析や提出書類の作成に時間を割くべきです。
万が一、時間がタイト過ぎて不安であれば、大手グループ企業の研究に励む道も残されています。

 

いくつ内定があると安心できる?

 

中小企業やベンチャーに外資系企業は、本格的に就活が開始される前から選考を始めたり、インターンの過程で内々定を与える場合があります。売り手市場の影響のおかげでもありますが、昨今の学生は4月から6月前の時点で中小含めて何社もの内定の選択肢を持っていることも珍しくありません。そこから経団連に加盟している大手企業の内定を得て手持ちのカードからより良い条件のものを選ぶのが現代就活の風景です。

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売り手市場は学生にとっては非常に都合が良いですが、今まで人を選ぶ立場だった企業が今度は学生に選ばれるようになったわけです。ちなみにこの市場の流れは人口構造にも関係しており、よほどの経済的なショックが起きない限りはこの先も続くとされています。就活生は最終的に1社に絞るわけですが、理想に近いより良い企業を選ぶなら複数の選択肢があったほうが良いに決まっています。

 

ですが、あまりに多いと選ぶことに時間がかかり、内定保留の期限も過ぎてしまう可能性も考えられるでしょう。なので、企業の規模にかかわらず保持している内定の数は3~5社ほどが理想的です。

 

連休中も選考があるのはブラック企業?

 

行政機関を除き大型連休に入ると、祝日ゆえに大抵の企業は業務を休めてしまいます。それはつまり前々から行っていた採用活動も、連休中では一旦停止するわけです。採用を検討する人事担当者もいなくなるので当然ですね。

 

しかし、土日祝と関係なく選考を続けている企業もなかには存在します。
一見、就活生にはありがたいようにも思えますが、「連休も稼働しているのはブラックなのではないか?」という見方も出来ます。

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要するに、連休も対応する人間がいるということは、働き始めたら休日出勤も十分にあり得るというわけです。離職者が多い業界で一人でも多くの人材を確保したい企業は即日でも内定をチラつかせるケースがあり、GW中でも選考を行って結果をすぐに出してくる場合はよく考えた方がいいでしょう。

 

ですがあくまでこれは可能性の話であり、平日の業務が忙しいから土日に選考を行うという企業もあります。平日が使えないからこそ大型連休を利用して少しでも選考を進めようとする優良な中堅・中小企業も多分に含まれるため、就活生の皆さんはよく企業研究をして、情報を精査してから応募しましょう。

まとめ

GWという名の大型連休は、日々忙しい時間を過ごしている人にとってはありがたい存在ですが、何日も祝日が重なってしまうことで焦りの気持ちが出てしまう就活生もいらっしゃることでしょう。

 

しかし、大手だけの企業選びにとらわれず、GWで残された時間を上手く使えば、必ず内定を掴めるはずです。
後々で「あのとき準備をしっかりしておけば良かった」と後悔しないために、スケジュール調整を今のうちに徹底しておきましょうね。