「書類選考が通り、いざ面接へ!」と意気込みは十分だけど服装の選び方はどうしようと悩む就活生もいるかと思います。スーツは勿論の事、面接官が意外と気にするポイントはネクタイやシャツについてです。今回はこれらのアイテムのもたらす効果や避けるべき色について解説をしていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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第一印象を左右するネクタイの種類とは

 

 

ビジネスシーンに身を置く人には欠かせないアイテムであるネクタイですが、全て同じものではなくそれぞれが変わった形に分かれています。まず形状についてですが、ネクタイの大きい方を「大剣」小さい方を「小剣」と呼称します。剣先のような形になっているので覚えやすいですね。結び方については後ほど紹介しますが、大体がこの伸ばした大剣を小剣の周りをグルっと一周させて引っ張って上に伸ばすやり方をします。種類についてですが、最も一般的なタイプが「ジャガードタイ(ダービータイ)」と呼ばれるネクタイです。日本のビジネスマンなら最低一本は必ず持っているネクタイですね。他にもジャガードタイに比べ細身な「ナロータイ」。編み込まれた生地が特徴的な「ニットタイ」に、軽めで薄めの生地が心地良い「フレスコタイ」。麻やウールを使用した季節感を意識したネクタイなど様々です。種類が多くてどのタイプを選ぶべきかとコーディネートに迷うという人は、着用するシャツやスーツに適していて、なおかつ雰囲気の崩しにくいものを選ぶのが無難です。

ネクタイの柄も種類は色々あり、オーソドックスな柄の「レジメンタル」やファッションで馴染み深い「チェック柄」、上品な印象を与えやすい「小紋柄」と多くあって選択肢はかなり豊富です。ですがあまりに主張の激しい柄だと真面目さよりカジュアルなイメージを植え付けてしまうので、「ポルカドット(中サイズ)」「ピンドット(小サイズ)」の柄を選んでおきましょう。レジメンタルは定番ですが、太い線と細い線が交互になっているものや細い線だけのデザインを着けましょう。

面接の場は今後一緒に働く事になる企業の人に自分を知ってもらう大切な機会です。好印象を与えるには所作や言葉遣いに面接で語る内容が肝心ですが、服装も極めて重要なファクターです。あまりにも雰囲気に合っていないものを着用してしまうと、「この子はビジネスマナーを理解していない」と非常識に思われてしまう可能性もあり、ネクタイ選びだけでもよく考えて行う必要があります。それだけネクタイの色や柄、結び方には相手に与える印象を左右する効果が含まれているので、就活生にはこの記事を面接準備の参考にしてもらえたらと思います。

 

 

自分の性格や業界の特色で色を選択するべき

 

 

 

 

就活生は青(紺)ばかりと無難な色を選び、面接選考でも統一して使い続ける傾向にあります。それが間違いとは言えませんが、地味めで他の就活生と変わらないデザインやカラーだと印象に残りづらいケースもあります。大事なのは“面接官に良い印象を与える”という点ですので、「これが正解」というチョイスはありません。ただ自分の個性(性格)を強く訴えかけたいと意欲的な人は、自分の性格を現すカラーで面接に臨むのも良いでしょう。ネクタイの色にも様々な意味が含まれており、「青(紺)」には真面目さや誠実、知的の意味があります。同様に「水色」も同じ意味がありますが、爽やかさやフレッシュさも加味されます。「赤・エンジ」には行動的で情熱があるという意味が含まれます。勝負の場面で着ける人も中にはいるので、験担ぎの意味でも必ず一本はストックしておきたいですね。「黄・橙」は親近感を感じさせ、話しかけやすい印象を与え、持ち前の明るい性格をネクタイで表現しやすくなります。こちらは他の就活生が青(紺)で挑む時に存在感をアピールする強みも秘めています。ただ赤や黄色は派手さで印象を悪くしかねないので、明るさを控えたものを用意しましょう。「緑」は安心感や協調性という印象を与える効果があります。普段見かける事の少ない色ですが、派手さがなければ面接で着用しても問題はありません。協調性を含んだカラー故に、チームで動く職種での面接だと受けが良いかもしれません。「ピンク」のネクタイは、あまり男性には馴染みのない色なので斬新です。柔らかさや温かみを意味し、女性の多い環境で働く場合は受けが良いかと思います。こちらも派手さの感じさせないものを選びましょう。「灰色」は調和や洗練という意味があります。青(紺)と同じく無難な色ですが、無個性と思われ印象に残りづらいという難点もあります。

ここまでは面接でも通用するカラーリングですが、逆にNGなネクタイについても触れていきます。「黒」や「白」ですが、一見何の問題もないように思えますが、使用する場が結婚式やお通夜などがほとんどなので、就活で使うには不適切です。そして「紫」も掴みどころがないと判断されかねないので面接で着ていくのはやめておきましょう。色にはこうした特徴があり、自分の個性を言葉以外で表現するのに最適ですが、志望する企業の特色やテーマカラーで選ぶのもコツです。ただ金色など派手なカラーは就活の雰囲気を壊しやすいので気を付けましょう。先ほども言いましたがネクタイの色は不適切なものを除いて、これといった正解はありません。ただこうして色の意味について考え自分や企業に適したものを選ぶと印象に残りやすく選考の通過率にも影響します。「企業に与えたい自分の印象とは」というところを考えてみると浮かびやすいです。

またダメな柄選びですが、個性的でおしゃれですが、派手な印象を与えやすい「ペイズリー」は面接は勿論、ビジネスシーンで着用するのは避けるべき。またネクタイ全体にブランドロゴが入ったものは、面接する企業に嫌味に思われる可能性があります。そして「キャラクターデザイン」が入ったものは、フォーマルなデザインではないので非常識と捉えられる可能性が大きいので避けましょう。

 

 

正しい結び方を身に付けて“出来る大人”を演出

 

 

 

ネクタイの結び方も多岐にわたりますが、ビジネスシーンで見かける結び方は大きく分けて4つ挙げられます。結び方はシャツの襟の大きさや自分の体格を検討して結ぶものなど変わってきますが、以下の4つを覚えておけば特に困る事はありません。

 

プレーンノット

 

ネクタイ結びの基礎であり、小さく堅めな結び方が特徴的です。長く伸ばした大剣で小剣の周りを一周させます。そこから生まれた輪に大剣を入れ、一周で出来た差し込み部分に通します。形を整えつつ、小剣を引っ張り上げて完成です。

 

ダブルノット

 

上記のプレーンノットと変わらぬやり方で大剣を“二周”させます。手前に出来た二周目の差し込み部分に大剣を通し、結び目の形を整えて小剣を引っ張り上げます。

 

ウインザーノット

 

こちらは体格が大きめの人にオススメです。大剣を小剣の前に交差させた状態で、後ろ側から首の輪に通します。そして大剣を小剣の後ろで回し、今度は逆側の手前側から輪に通します。 そこからはプレーンノットと同様に小剣を一周して、生まれた輪に大剣を通し形を整えて上にあげます。

 

セミ・ウインザーノット

 

大剣と小剣を交差して、大剣を後ろに持っていきます。交差した方の反対側の手前から大剣を輪に通してそのまま大剣を前から一周させます。プレーンノットと同様、差し込み部分に大剣を通し結び目の形を整えて上にあげて完成です。こちらの結び方はネクタイの存在感をアピールするのに有効的です。

 

ネクタイの結び方はシャツのタイプに合わせて考える

 

 

 

シャツも多くのカラーがありますが、面接というしっかり決めなければいけない場面では目立った色で臨むのはリスクが大きいです。シャツに関してはベーシックな白を着ていきましょう。白だと下着の色が透けて見える事がありますが、こういう場合は下着も黒や目立つ色でなく、白いシャツでも問題が無いように目立たないものを着ておきましょう。シャツの襟もタイプが分かれており、どんなスーツにも問題なく合う「レギュラーカラー」と体格ががっちりしている人向けの「ワイドカラー」の二つがあります。プレーンノットやダブルノットはどんな人でも違和感なく結べますが、ワイドカラーを着用する身体が大きい人だと窮屈に感じやすいです。こういう人はウインザーノットの結び方だと、バランスよく見えてカッコいいのでオススメです。