高い英語力に何事もロジカルに考えられる柔軟性など、日本企業とは違った風土で意識の高い就活生に人気の外資系企業。ハードだけど高給でグローバルな関わりが出来ると評判ですが、外資系は本選考はもちろんインターンシップすら参加の難易度が高いです。今回は外資系のインターンシップの特徴や、志望動機の書き方について紹介していきます。

 

 

 

目次

・外資系インターンシップの特徴とは

・外資系で働くメリットとデメリット

・履歴書・ESで書く志望動機の練り方

 

 

 

 

就活相談はこちら!

 

 

 

 

外資系インターンシップの特徴とは

 

 

 

 

外資系企業のインターンシップは一般的な日本企業のインターンシップとは勝手が違い、参加する事で内定獲得に繋がる場合があります。ですが就活生からの人気が高くエントリー自体も狭き門。インターンシップの内容も並みの学力ややる気では全うしづらいハードル高めなレベルとなっています。では外資系と日本企業のインターンの違いとは具体的にどんなものなのでしょう?

まずはインターンの参加期間ですが、日本では短期インターンや長期インターンがあり、短いもので半日、長くても一週間や一か月というものがほとんど。その反面外資系のインターンは期間が長いものが多く、一か月以上参加するタイプが基本といえます。その理由として外資系インターンは社員と実際の現場で働くケースが内容のほとんどを占めるからです。これも日本企業との違いであり、日本だと業界・企業研究やグループワークなどで仕事を学ぶものですが、外資系は実力主義な上に“新人”という概念が無いので即戦力を欲しがっています。なのでインターンの内で学生に社員と共に働いてもらい、結果的にインターン期間が長期に設定されます。

そして外資系インターンは参加する学生のスキルを重視します。座学が目立つ日本のインターンよりもこちらでは学生に課題を課して「どう乗り越えるか、どんな力を持っているか」を気にしています。外資系のインターンはそのものが選考であり、より良いアピールが出来ればインターンの時点で内定を得る事も可能なのです(採用直結型インターンシップ)。なぜこれが可能なのかというと、外資系の企業は日本企業と違い経団連の敷いたルール(インターンで選考活動を行わない)に従う必要が無いという強みがあるからです。ですがインターンの参加自体かなりハードルが高く、エントリー審査から英語面接と、情報やスキルが不足していると参加そのものが適いません。ここから先は外資系インターンの選考について詳しく話していきましょう。

 

 

書類選考

 

先ほど軽く話しましたが、全てがとは言いませんが外資系企業は実力主義に根付いた社風がほとんどです。一般でESを書く場合、「どれだけ自社や業界そのものを理解しているか」や「どんな人柄でどれほどの熱意を持っているのか」といった点に注目します。けれど勝手の違う外資系企業では「本当に自社で活きる人材なのか」という点を最優先でチェックします。日本企業のESを書く感覚で作成していては興味を引かない可能性が大きいので注意しましょう。

 

筆記・Webテスト

 

ESが通過しても次に訪れるのが試験です。試験についてですが日本企業に比べて難易度が高いものが多いです。求められるマストのスキルが「英語力」です。外資系という性質ですので英語が使えなければお話になりません。上司が外国人だったり社内メールや会議が英語、社内の公用語が英語というケースは往々にしてあります。TOEICで最低800、理想は900以上のスコアがあると安心ですね。

 

グループディスカッション

 

こちらに関してはインターン選考に含める企業と含まない企業がありますが、グループディスカッションを課す場合、かなり重要度が高い選考と言われています。「個人能力を高める対策」や「グループ内で結果を出す対策」を練る必要があります。内容ですが大体がビジネスケースを議題とし、市場規模の拡大方法の模索や業界の問題改善点の提示などがあります。

 

インターン面接

 

ここでは自身の「英語力」「物事の見方」「コミュニケーション能力」が肝となります。外資系の面接では相手が日本人とは限りません。当然外国人が面接官の場合は英語で自己紹介などを進めていきますし、日本人が面接でも「英語で面接を進めます」というケースも往々にしてあります。そして外資系は積極性に重きを置くので謙虚な姿勢はNGです。面接ではケース問題のクリアも壁となってきます。これは実際に起こる可能性のあるビジネスシーンを基に、学生の問題解決能力を図るものです。例えば架空の店の売り上げを推定、そこから売り上げを2倍に増やすにはどうしたらいいのかなどの課題についてプレゼンします。

 

 

外資系で働くメリットとデメリット

 

 

 

 

ここまでで日本企業との違いがある程度理解出来たかと思いますが、ここからは外資系のメリット・デメリットについて触れていきます。外資系を視野に入れる就活生はここで自分の希望に合うか否かを再確認してみましょう。

 

まず給与についてですが傾向として月々の収入ベースでは日本の一般企業よりも外資系の方が高いとされています。実力主義ゆえに新卒でも目を見張るような結果を出していけば早い段階で役職に就く事も可能なので、この面に魅力を感じて外資系へ転職する人も多くいます。日本は男女の出世機会に対しまだまだ開きのある環境が多いですが、外資系は実力がきちんと評価され、返ってきやすい環境なので、キャリアアップを望む人には嬉しいですね。そして、これに関しては企業によりけりではありますが、服装が自由なのも魅力的。結果さえ出せば仕事のスタイルについて言及しないというのは海外ならでは。またオンとオフをきっちり分けているのも日本企業とは違ったポイント。一般的によく職場関係の不満で言われるのは「就業時間外での上司の付き合い」。休日返上でゴルフなどに付き合ったり、無理やり飲み会に誘われたりと、もはや日本ではお馴染みとなっていますが、外資系ではこういったプライベートを大事にしているので、休暇はしっかり取れるのもメリットですね。

逆にデメリットを解説していくと、成果が全てなだけに収入が安定しづらい点です。自分の成績がいまいちな時はそれに比例して給与もガクッと減ります。それがストレスで辞めていく人も多いです。また、会社員には嬉しい福利厚生ですが、外資系の場合は提供されるサービスが薄いあるいは福利厚生そのものが無かったりします。

 

 

履歴書・ESで書く志望動機の練り方

 

 

 

 

日本企業より選考が早く始まり、グローバル意識や意欲の高い学生がこぞって応募する外資系企業。海外ならではの自由でシビアな風土が色濃く影響する企業ばかりなので、業界・企業への深みある理解や自己分析をする必要があります。金融やコンサルにメーカーやITと業界は色々あり、「外資系だから」と安易に考えるのではなくて「なぜこの企業を選んだのか」という志望動機を明瞭にしましょう。ここからは外資系への志望動機の例文を載せていきますので、就活生の皆さんは参考にしてみてください。

 

『わたしは、人や会社の価値を高めるために働きたいと考えています。企業の抱える問題や課題について、その解決方法を提案したり、その結果、状況が改善していくのを見たりすることに、喜びを感じるからです。

学生時代のサークル活動では、解散寸前だったサークルを学内トップのサークルへ成長させた経験もあります。どのようにすればサークルの価値が高まるのか、どのようなサークルを学生は求めているのかといったことを常に分析していました。

将来は日本国内だけでなく、海外支店や海外企業についてのコンサルティングも行ってみたいと考えています。そのためには、新人のうちから実際のコンサルティングの場を経験させてくれたり、基本から学べる研修に参加したりできる御社が、実力を高めるのに最適だと考えました。

貴社の一員として持ち前の分析力をより一層高め、貢献していきたいと思っています。』

 

こちらは外資系コンサル企業へ向けた志望動機です。「なぜコンサルを選んだのか」という点が論理的に解説できています。また、自分が過去にどんな働きをしてその結果、どう事態が好転したのか、そしてその経験や考え方を将来でどう活かしていくつもりなのかというキャリアパスも固まっているのもポイントです。

 

『自分の仕事によって、世界に良い影響を与える仕事をしたいと思っています。

貴社の「生まれた瞬間から死ぬ瞬間まで」という理念で作られた製品の、全世界の人々が同じように使えるという点に魅力を感じました。特に、貧困地域の人たちに定期的に製品を無償で送っているというお話を聞いて、とても感動しています。

わたしは常に「周りに良い影響を与えたい」と考えています。学生時代には「〇〇がいると明るくなる」と言われたり、「〇〇のおかげで場がまとまった」と言われたりすることもありました。自分自身の行動によって、周りに良い影響を与えられることに喜びを感じています。

私自身も貴社の製品と同じように、全世界の人々に笑顔を与えられるように活躍していきたいと考えています。』

 

外資系メーカーに送る志望動機です。重要なポイントである「何でこの企業にしたのか」という箇所を、自分の性格と志望企業の特色と絡めて説明しています。