年末や年が明けても採用活動が継続される冬採用。春から就活をスタートして未だに内定ゼロの学生や部活や公務員試験で後発組となった人が臨む就活ラストシーズンです。ここでは冬採用の心構えや、影を潜めているブラック企業に当たらないためのポイントを挙げていきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

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冬採用でも遅くない! 企業側の狙いとは

 

 

 

3月の頭から本格始動する就活。前もってリサーチした企業の情報や自己分析の結果を基に、説明会で得た企業の更なる詳細情報を深堀して選考へと臨み、6月末には内定を獲得できる。順当に事が運べば3~4ヶ月で就活を終え、残りの学生生活を悠々自適に謳歌出来ます。しかしそう上手くいかないのが就活のツラいところ…。内定をゲット出来ない、あるいは公務員試験の勉強などの事情を抱える人は夏以降も採用活動をしている企業へ自分を売り込んでいきます。知り合いや周りの学生達が既に就活を終え最後の学生ライフを送っている、けれど自分は思うようにはいかず今でも時間や手間を掛けて就活に四苦八苦。時間が掛かれば掛かるほど「果たして本当に卒業までに間に合うのか?」という疑問が大きくなり焦りの気持ちが出てきます。ですが大丈夫です。冬採用(12月~3月)でも人材を欲している大手や優良企業はまだ残っていますし、諦めず挑戦すればチャンスを掴む事は可能です。一般に冬採用も積極的に行っている企業は2タイプに分けられます。一つは「内定辞退を見越し多くの学生へ内定を出したけれど、思った以上に辞退され焦っている企業」。そしてもう一つが「あえて“戦略的”に冬採用を行う企業」です。どういう事なのか簡単に説明していきましょう。「多くの内定辞退に焦る企業」は、言葉だけ見るとブラック企業のような危ないイメージが漂っていますがそうではありません。こういった例は、競合他社のある大手や特定分野で活躍する中堅企業が顕著な例です。これらは別に労働環境が悪いという訳ではなく、ライバル企業の方が就活生の目を引きやすかったり、特出した分野で活きる企業色なため知名度がやや劣るなどの点で、人が集まらなかったり内定を出しても他所に引き抜かれてしまうのです。こういった企業は冬採用を積極的に行っているので、目ぼしい企業を見つけ実績や社風など綿密な情報収集・分析をすればまだまだ可能性があります。そして「戦略的に冬採用を行う企業」についてですが実を言うとこちらは二つの解釈ができ、“他の就活生が見つけられなかっただけで本当は環境や待遇が優れている企業”なのか、それとも“人を簡単に使い捨てるブラック企業”なのかという見方が出来ます。

 

 

残っているブラック企業を回避するポイント

 

 

「ブラック企業」で進んで働きたいと思う人はまずいないかと思います。昔は労働環境といった企業の内情・問題箇所が数多の人に向けられる事はそんなにありませんでしたが、現在はインターネットの普及と働く人の意識改革によって今まで浮上しなかったブラック企業の問題が表面化しやすい土壌になりました。今は社員を大切にする企業も多く、右も左も分からない新卒でも安心して仕事を覚えられるような世の中となっていますが、その流れに逆行するかのように未だにブラック企業は所々に存在しています。特徴を挙げるとすると枚挙に暇はありませんが、ブラック企業の定義は意外と曖昧なもので、人によっては好条件と捉えるものもあるので一概に「ここは酷い!」とは言えません。例えば年功序列・実力主義が分かれる企業は多くありますが、人によっては「継続して働けば安定が待っている。実力主義は社内競争が激しいからブラック」と思う人がいたとしても、「入社数年目でも会社の利益に直結する働きをすれば、若い内から役職を持てる。逆に年功序列は自身の進歩に繋がらない」と逆に捉える人もいるはずです。“過労死”“長期にわたる残業”“離職者多数”と見て分かるようなブラック企業は避けるべきですが、あくまで調べた企業が自分に合うのかを見極める事が重要です。周りの意見は大切ですが果たして相手の企業が“自分にとってブラックか否か”は自分の物差しで判断しましょう。以下ではブラック企業を避けるためのポイントや心構えを紹介します。

 

 

 

就活口コミサイトを活用する

 

 

それでも自分のリサーチだけでは不安に感じるかと思います。そこで重要なのが就活口コミサイトの存在です。こちらでは様々な業種・あらゆる企業の社員年収や社内の雰囲気などが掲載されている上に、現役で働く社員や退社した元社員からのリアルな企業情報を手に入れる事が出来るので、迷った時の企業選びの参考になります。本当にブラック企業か優良企業かを最終的に判断するのは自分ですので利用してみて損はありません。

 

焦った挙句、企業選びに投げやりな姿勢を取らないように

 

「卒業までのリミットが迫ってるし早く内定を獲らないとまずい」と焦燥感に駆られるのは自然な事ではありますが、自分の条件を照らし合わせず所かまわずに応募してしまうのは悪手です。自分に合わないからと入社した後ですぐに辞めてしまっては、せっかくの努力や新卒キャリアを棒に振ってしまいます。ミスマッチ故にブラック企業(または希望に反した企業)とぶつからないように焦らず情報の整理をしましょう。

 

求人サイトなどで募集頻度を確認

 

大っぴらに年間の離職者数を公表している企業なら分かりやすいのですが、そういった情報が出てこないと実態は掴めづらいです。ハローワーク求人などで過去の求人募集頻度を調べてみれば、“人の入れ替わりが激しい”かどうかの判断がしやすくなります。

 

 

冬採用で企業に評価されるアピールの仕方

 

 

 

 

冬採用の段階まで進むと、ライバルの就活生の数が減ってくるのがこの時期の狙いどころ。まだ優良企業が採用活動をしていても、既に内定を獲り満足している学生は「もう冬だし卒業も間近に控えているから大丈夫」と考え、卒業旅行なり何なりでスケジュールを埋める可能性が大きいです。ですがこちらも気を引き締めて臨まないと意味がありません。冬採用で企業に評価されるには“志望度の高さを上手く伝えられるかどうか”が就活突破の要です。年末・年明けとなってくるとまだ人材確保に行き詰まっている企業は“内定を出しても辞退しない人”を求めます。焦っているのは企業側も同じです。志望動機や自己PRの徹底は大前提ですが、相手に“内定を頂いたら決して辞退をしない、御社が第一志望”という気持ちを強くアピールしましょう。そして心構えとしては、自信を失わない事です。3月の時点で就活をスタートした人は、企業にお祈りされ冬まで残ってしまうと自信が無くなり自己否定に陥りやすい傾向にあります。そうなると面接選考で受け答えにも難が生じて受かる可能性を自ら破棄する結果に…。逆に緊張して頑ななスタンスで挑むのも、相手に自分がどんな人物か伝わりづらいのでNGです。企業が見たいのは就活生の“人柄です”。最後まで自信を持ち本気度や説得力に満ちたアプローチをかけましょう。

 

 

公務員志望者は就活も並行して進めるべし

 

 

 

 

公務員試験に落ちて、民間企業への就活に切り替えるという人は大勢いますが、不合格の通知が来てから一から就活の準備をするのは時間的にきつくなってきます。公務員を諦めきれない人は、卒業後に浪人して再度試験に挑んだりも出来ますが、一度落ちて翌年また試験を受けても評価が覆りにくいので、学生の段階で就活への早い切り替えが大切になってきます。既卒になる場合は新卒募集の企業を受ける事が出来なくなるので選択肢も大幅に狭まります。なので試験に落ちた後を考慮して勉強と同時並行で企業・業界分析や自己PRなどの作成をしておいた方が後々のリスクを減らす事へ繋がります。また、なぜ公務員を諦め民間へ移るようになったのかという、志望動機の変遷については企業から聞かれる可能性が大いにあるので必ず練っておきましょう。

 

 

まとめ

 

 

 

12月から3月までの短い期間、卒業までのタイムリミットが迫っている中で就活に挑み続けるのは心身共に負担は大きいはず。どうしても内定獲得者と自分の今を比べてしまいがちですし、かといって焦って迂闊な選び方をすると社会人となった後に後悔が生まれるかもしれません。しかし人材を確保出来ず焦っているのは企業も同じことであり、諦めずに企業選びをしていけばきっと理想にマッチした企業と巡り合えるはずです。冬は採用枠も減り難易度は上がりますが最後まで諦める事のないようベストを尽くしましょう。